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時間があれば、Huluで有名な映画を眺めていて、最近特に思うのは山田洋次監督のリアリズムとか笑いの部分というのは、30年40年経ってもまったく色あせてないなあということ。これは小手先のテクニックじゃなくて、登場人物の行動に必然性があるからなんだなあと思います。

よく若い人たちがいわゆる「計算された」と言われるようなシチュエーションコメディをやろうとすると、いつの間にかやってきた権力者に気づかず、聞かれてはならないことをデカい声でしゃべってしまう人たちがいて、ひとしきり引っ張った後に「おおい!」と怒られる、なんてものとかがありますけど、それらがちっとも笑えないのは表面に古典をなぞっているだけで、人物達の行動に必然性がないから。そこに必然性を持たせるのが本来のテクニックなのでありまして。人物を駒のように動かし、パズルゲームのようなことをやってもダメなのであります。

話はそれましたが、今の時代にも残っているような昔の映画というのは活き活きしていますね。架空の人物に生命を吹き込むというのは結構難しいことです。


Posted by 徳尾 on 12月 8th, 2014 :: Filed under 日常
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