生まれなさい
わかりにくいかも知れないが、写真にあるのは生卵を割った所だ。
普通に机にコンコンやって割ったのだが、なんとコレ、薄皮だけがキレイに残って黄身が出てこない状況に陥ってるのだ。
まさかこんなことが起こりうるのかと慌てて写真に撮ったわけだ。
それにしても、水ぶくれの様でちょっと気持ち悪い。
爪で破るべきか…さぁどうしよう。
ものの数分、写真を撮ったりどうするか考えたりして、最終的にぼーっと眺めていた。
そんな事をしていたら、母親がよく僕に聞かせる「あんたを生んだ時は〜話」を思い出した。
「あんたを生んだ時、力み始めてからものの数分であんたは転がり出てきたのよ。思えばあれがあんたの最初で最後の親孝行やね。」
僕は心の中で卵に語りかけた。
「さぁ、生まれ落ちなさい。」と。
Posted by 永塚 on 6月 13th, 2009 :: Filed under 未分類
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6月 14th, 2009
すごい状態ですね。
卵がよっぽど新鮮なのでしょうか。
この薄皮をパックとしてお母様に贈られたら、
産まれた時の親孝行が、「最初で最後から二番目」
になるでしょう。
渡す前に薄皮が干からびますが。
6月 14th, 2009
卵って新鮮だとあーなるのですか!?知らなかった…
その後、二つ三つと使うと似たような状況が立て続けに起こったので、半ば騙された!という気分でした。
干からびた薄皮を差し出されたら、かつて宝物の様にセミの抜け殻を差し出してきた姿を思い出して泣いてしまうかもしれません…