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古畑任三郎

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古畑任三郎を観ています。

最近、CSで古畑任三郎の再放送をやっていて、昔から大好きな作品なので、懐かしい思いでよく観ています。妻は「リアルタイムで観ていた世代は、人前でやっていないにしても、一度は必ず古畑のモノマネをしたことがある説」を唱えていますが、当時中学生から高校生だった僕も、人前でさほど出していませんが、おでこに指を当てて、「えーーー、先生」など、例に漏れずにやっていました。

7payの問題でここ数日騒がれていますが、僕も情報システムの会社に勤めているので、システム障害などのトラブル対応にあたることはよくあります。営業なので、SEの報告を聞いて障害報告書として纏めるのですが、こんがらがった情報の中から、因果関係の矛盾を見つけたり、点と点の情報をつないだりして真実を明らかにしていくときは、まさに古畑任三郎のつもりで取り組んでいます。怒られるのでやりませんが、長くかかった障害のときは、報告書の最後に「古畑任三郎でした」と書きたくなるほど。

以前、10歳ほど歳下の後輩がトラブル対応で困っていたときに、「そういうときは古畑任三郎になれ」とアドバイスをしたことがあります。もちろんそれだけではピンと来ていないので、「つまりひとつひとつ調べて真実を明らかにするしかないということだよ」と伝え、そのときは「なるほどですね。」と言われたのですが、数ヶ月後、同じ後輩がまたトラブっていたので「ほら、そういうときは古畑任三郎になるんだよ」と言ったら「それ何でしたっけ?」と全然伝わっていませんでした。

彼女は古畑任三郎自体は知っていましたが、やはりリアルタイムで観ていないらしく、ゴリゴリと真実を探すことを古畑任三郎に例えても、あまり印象に残らなかった様子。こちらとしては脳内に残るように敢えて古畑になれと伝えたのですが、世代ギャップによってうまく行かず、じゃあ何ならわかるのかと聞いたら「コナンですかねぇ」と言われて「コナンかぁ」となりました。「真実はいつもひとつ!」っていうニュアンスじゃないんだよ、みたいな。

もちろん彼女は古畑のモノマネをしたこともなく、そんな人に僕の似てない古畑のマネを仕事の最中に入れていっても多分全然伝わらないので、やはり自分の中だけで今後もやっていきたいと思います。

古畑任三郎でした。


Posted by 堀田 on 7月 6th, 2019 :: Filed under 日常
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