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魅力

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面接をしてきました。

今日、新卒採用の面接官をしてきました。現場目線でも判断してほしいとのことで、人事の人とペアで一人ずつ面談しました。初めてのことで戸惑いましたが、やってみるとなかなか面白く、とにかく「いろんな子がいるもんだな」ということを改めて認識しました。

よく言われていることと思いますが、本当に学生が用意してきた自己アピールなんて薄っぺらくて、それよりもそのあとの受け答えの内容が本当に重要。ダメな子は「その自己PRを象徴する他のエピソードはありますか」なんて聞くともう出て来なかったりするし、志望動機も会社説明会で言われたことをそのまんま言ってたりするので、「つまらないなあ」という印象です。すごい爽やかな感じで居るんだけど、中身スカスカだなあ、みたいな。

ただ、そうでない子もちゃんと居て、研究テーマを深く聞いてみると、だめな奴は「ちょっと細かくなっちゃんで…笑」みたいに回避するんだけど、いい感じの子は素人にも分かるようにちゃんと説明できるし、その”面白み”の部分をちょっと楽しそうに話したりするので、そういうときにすごくその人の能力や人となりがわかります。

他にも、全然自己アピールもうまくできてないし、内容もまとめられなくて一見ダメな感じの子でも、詳しく聞いているとすごく「やり遂げる」能力に長けているようで、できないものでもやるからには泣きながらでも必ずやる、こだわりすぎてすぐにパンクするけど忙しいのはウエルカムなんです、みたいな子がいて(すごくぽわーっとしてて、その説明も下手なんだけど)、こういう子こそ、そつなくこなす平均点くんよりもよっぽど戦力になるし、いいな!と思うのですが、人事の評価は真逆で「ストレスに弱い」だったりして、えー!って思いました。いや、めっちゃストレス耐性あるじゃん!

実際の仕事を考えれば、「コミュニケーション能力に長けている」みたいなのは逆にゴロゴロ居るし、それよりも「突破力」「完遂力」みたいな骨のある子のほうがよっぽど欲しいし、そういう奴は突破していく過程で、どうやっても周りの人と円滑にやっていく必要に迫られるので、勝手にコミュニケーション能力なんて上がるわけで、なんか、「全体的に優秀」とかじゃなくて個々の尖ったところをちゃんと見てほしい!って僕が思いました。お前はお前で薄っぺらいよ!と。

本当に、一人一人おもしろい部分が必ずあるはずで、それをちゃんと出せてる人、引き出されたら出せる人っていうのは魅力的に映るので、本当にこういうのは印象に残ったもの勝ち、深い意味でのインパクト勝負だなあと思いました。インパクトと言えば、例えば「山本 男斗流(マントル)です」みたいな、分かんないけど、いわゆるドキュンネームな子がたくさん来るのかと思いましたが、全然普通で、そこは期待していただけにちょっと残念でした。


Posted by 堀田 on 7月 23rd, 2015 :: Filed under 仕事
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