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美学

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古今東西、色んな映画や芝居や小説とかがある。
これは僕の超個人的な趣味なので、もしそういう作品が好きな人がいたら無視してもらいたいのだけど、僕は、ありもしない法律が制定される作品が嫌いだ。
なんでそんなわけのわからん法律が成立すんだよ、とよく思う。
あと、法律って、設定の敷き方としては、構成における夢オチ並に安直だと思う。
それと、これは自主映画に多いのだけど、真っ白い部屋とかが出てくるものも基本的に好きじゃない。
スタイリッシュというか、安易なオシャレと結びついたシンプルさからは、知性というよりは、知的ぶってるだけの浅はかさしか感じられない。
当然、それらを乗り越えて、真実に到達している素晴らしい作品もいくつかはあるのだけども、基本的にはこういうのはどちらもなんかただかっこつけてやっているだけに思えてどうも好きになれない。
ちょっと考え事をしていて、法律が制定できたら楽にいけるのにな、と思ったんで、書いた。

それで思い出したけど、映画でよく、「人を死なせてはだめ」とか「音楽を使ってはだめ」とか言われるのだけど、それはよく意味がわからない。
死を簡単に扱うな、とか、音楽に頼るな、とかいうやつね。
その考え方って、基本的にはそういうことやってると、頼っちゃってうまくなれないよということなんだけども、そんな学生じゃあるまいし、いつまでも習作でやっていってるわけじゃないんだから、使えるものは使った方がいいでしょ。
実の伴わない無意味な規制と、美学というものは違うものだよね。


Posted by 北川 on 5月 17th, 2012 :: Filed under 映画
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