とくお組モブログ
いつも手元にとくお組

テトラポッド

テトラポッドの話をしてよいでしょうか。

先日、ふらりと立ち寄ったお店にテトラポッドのぬいぐるみが置いてまして、こんなの誰が買うんだろうと思って触ったら一個7,000円とかしてびっくりしました。でもこ無表情なこいつらが並んでたり、組み合っていたりすると案外かわいいもんで(すごい小さいとブツブツ感が気持ち悪い)、なによりこの「テトラポッド」という名前がかわいい。なんだお前らすごいかわいいじゃないか!と思って、詳しく調べてみることに。wikipediaによりますと、

・正式には「消波(しょうは)ブロック」といい、テトラポッドは登録商標。

・海岸線が侵食されるのを防ぐために波のエネルギーを減衰・消散させる。

・ブロックをクレーンで積み上げるという施工性の容易さがよい。

・製作は、工事業者が鋼製の型枠のリースを受け、現場周辺でコンクリートを流し込んで製作する。

・工場製作しないのは、大量生産によるコストダウンのメリット以上に輸送にコストがかかるため。

ちなみに、一番小さい0.5トンのテトラポッド(1個)を作るコストは、5,362円くらいだそうで、ぬいぐるみのほうが全然高くてびっくりです。たぶんみなさんも飲み会とかでよくテトラポッドの話をすると思うんで、ぜひ覚えておくといいですよ!


Posted by 堀田 on 10月 6th, 2014 :: Filed under 日常

クラブ

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写真はロシアの潜水艦みたいなところで撮ったものです。
おもしろい顔に撮れたなと思っています。

ロシアで、クラブというか、ミュージックバーみたいなところに飲みに行った時に、すさまじいガタイのロシア人の男性に突然話し掛けられて、何言ってるかよくわからなかったけど、僕も酔っていたから、「Yes! Yes! Ha ha!」みたいな感じで適当に盛り上がっていたら、携帯番号交換しようみたいな感じになって、まあいいか、と交換した。
そしたら、「いいか、俺とお前はフレンズなんだ。お前が日本に帰っても、俺とお前はずっとフレンズだ」みたいなことを言われて、まあ正直、こいつちょっとめんどくさいなみたいに思ったから、「Yes! Forever friends!」とか適当に言って、「タバコ吸いに行くわ」みたいな感じで外に出た。
そしたら、ちょっとしてからそいつが数人と外に出てきて、「おお、いたか、お前も行こう!」みたいな感じでいきなりまた話しかけられて、「いやいや、ちょっと友達が中にいるから」みたいなこと言おうとしたんだけども、あんまり聞く耳持ってもらえなかったみたいで、すごい力で体を引っ張られ始めてしまった。
さすがにちょっとやべえぞって思った瞬間、ちょうど通りに他の海外の監督がやってきて、「おお、北川じゃないか、どうした?」みたいに話しかけてくれたから、「中に帰りたいんだけど、帰らせてもらえないんだ」みたいなこと言ったら、その監督が、「やめろよ、彼はジャパニーズディレクターだぞ」みたいな感じで、そのロシア人を止め始めてくれた。
そうしたら、そのロシア人が、なんかすごい剣幕でその海外の監督にキレ始めて、途中はなんて言っているのかよくわからなかったけど、何回か確実に、「I reserved him!」みたいな言葉が聞こえてきた。
僕はそっちの趣味はないからかなりゾッとしたけども、最終的にはそのロシア人も「わかったよ」みたいな感じでなんとか諦めてくれた。
で、去り際、「いいか、俺たちはずっとフレンズだからな」みたいなことを言って、いきなり僕にキスをしてきた。
「嘘だろ?」と思ってそのロシア人の友達に目をやったら、さすがにロシア人の友達も、かなり引いた感じの顔をしていた。
ロシア人も、あんな引いた顔するんだなと思った。

という感じで、最悪の事態はなんとか防げたんだけど、他のインドネシアとかカナダとかの監督とけっこう仲良くなったから、「昨日こんなことがあったよ」みたいにこのことを話してみたら、「どんな味だった?」って聞かれたもんで、「Very bad taste」って答えたら、こんなにウケるのってくらい笑われて、それから毎日、そのことをネタにされるようになった。

まあそれはいいとして、そのロシア人から、いまだにちょくちょく連絡がきていて、まあ全部無視してるんだけども、さっきも寝てたら携帯が鳴って、起きたら、そのロシア人で、ふざけんなよほんと、と思って、書いた。

こういうことがあるから、LINEとかもやりたくねえんだよな。
僕ってほんと、面倒な奴にからまれやすいところがあるし。
人と繋がったり、連絡とったりして、いいことなんて、基本的にはないよね。


Posted by 北川 on 10月 3rd, 2014 :: Filed under 日常

バナナワニ

バナナワニ園に行ってきました。

温泉に行くついでに熱川のバナナワニ園に行ってワニを見てきました。ワニ以外にもマナティやレッサーパンダなどいろんな動物やバナナを始めとする熱帯の植物が大量にあって、1.5時間が標準のところを3時間も見て回るほど。

意外に植物園の方が見どころたっぷりで、とにかくいろんなモノがグロテスクでしかもデカい。木というよりはデカい草という感じで、うーわ嘘でしょ・・・みたいなのばっかりでマジで気色悪かった。蓮の葉っぱのデカさに引きました。

ただワニたちは基本的に寝ていて、起きてるのがいても置き物みたいに全く動かないし、レッサーパンダも木の上で寝てるし、マナティも小さい水槽でゆっくり泳いでるだけだし、概して「暇そう」という感じ。てか、そりゃやることないわなという感じで、何だかちょっと可哀想になりました。

しかしあそこまで微動だにしないのもすごいな、と思うほどワニは静止していて、目とか開いてるのに動かないとか、仲間がめっちゃ上に重なってきてるのに動かないとか、いくら暇だからといってそこまでしなくてもと思うほどの徹底した動かないっぷりでした。

まあ肉食動物から狩りを取り上げちゃったら、もう止まるしかないのかもしれませんね。僕も暇なときはだいたい止まってます。


Posted by 堀田 on 9月 29th, 2014 :: Filed under 日常

捕鯨

捕鯨を続けるのは無理だと思います。

僕は別に捕鯨問題について何も詳しくないのであれですが、日本が調査捕鯨という名目でクジラやイルカを穫っていて、それが国際的な反対にあって苦戦している、みたいなニュースが出ていたけど、特にイルカみたいな、こんなに可愛い動物を殺して喰うみたいな話が何をどう言っても通る訳がないと思う。

こう言う話をしていると「じゃあ牛や豚はいいのか」という議論が出てくると思うけど、僕からすると「牛や豚はいいんだよ」である。だってイルカはかわいいもの。普通動物は人間から逃げるのに、イルカは人懐っこく向こうからやってきて、船と一緒に泳いだり、顔を出してあいさつしたりするのに、それにモリを打ち込むというのは心理的にだめだもの。牛や豚もかわいいが、もう完全に食べ物として認識されているものがそれなりに可愛い、というのと、めちゃくちゃ可愛いものを殺して喰うというのは全然話が違うのである。逆に「犬や猫も喰うのか」である。

日本はクジラやイルカを喰う文化を残したいから調査捕鯨とか苦し紛れに言ってるけど、そんなのイルカの可愛さに比べたら説得力ゼロだから、無駄な抵抗はやめればいいのにと思います。絶対勝てないから。


Posted by 堀田 on 9月 26th, 2014 :: Filed under 考察

足つぼ

勇気を出してやってます。

ザキさんの健康オタクの影響で、少しずつカラダを気遣うようになっていまして、つい先日、写真のような足つぼ健康グッズを買いました。完全に間違えて女性用サイズを買ってしまっています。

ところがいざ乗っかってみると、サイズとか関係なく、尋常じゃないほど痛くて、もう1秒と立っていられません。33歳になるとこうもガタが来ているものでしょうか。足つぼは医学的根拠が無いらしく、そういうのは比較的信じないタイプだったんですが、やはり歳をとったりカラダが悪くなったりすると、易々と信じられるものなのだなと思いました。

ただ乗っかっているときに足の裏は見えないので、降りて足を裏返して見ても具体的にどこが痛かったのか結局よくわからないのが難点ですが、一点だけ、明確に一番痛いところがあって、それが生殖器です。


Posted by 堀田 on 9月 24th, 2014 :: Filed under 日常

放火魔と戦う

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ご無沙汰しております。柴田です。最近表舞台に全然出ていないが、お前なにやってんだと。酒ばっか飲んでくだまいてんじゃないかと。家でゴロゴロダラダラしてんじゃないかと。まあ、大体はそうなんですが、今は消防団として多摩市の連続放火と戦っております。夜中三時に木造の建設現場ばかり狙う凶悪なやつです。灯油撒いて本気で火をつけにきてます。昨日は警戒にたまたま取材がきていて、今朝ちらっと映りました。有力情報もかなり集まっているようなので捕まるのも時間の問題、と思いたいです。ほんと、早く捕まってくれ!皆さんも怪しい輩を見かけたら何と無く警戒してください。あとは乾燥してきたので火の始末はちゃんとしてね。


Posted by 柴田 on 9月 23rd, 2014 :: Filed under 日常

ファウルボール

東京ドームに行ってきました。

今シーズン二回目のドームはバックネット裏の良席での観戦でした。ここ数回、観に行くたびに杉内がボコボコに打たれて連敗だったのですが、この日は打線が繋がり、阿部ちゃんのホームランも飛び出して快勝してくれたので、とても楽しかった。やはり勝つのと負けるのとでは全然楽しみが違いますね。

ところがこの日は、僕の知らなかった選手で片岡というのが出ていて、しかも背番号は原監督の現役時代の8番を付けていて、これは応援してやらねばと思っていたら、片岡が打ったファウルボールがバックネットを超え、あれよあれよと僕の方に近づいてきて、お?お?お?お?とか思ってると僕の真横の空席にドガーーーーーーン!!!!と落ちてきた。片岡ァ!!!!!

今まで何度も野球観戦をしていて、ファウルになるたびに「こっち来たら怖いねー」なんて言ってましたが、本当に飛んで来る日が来るとは思いませんでした。正直、隣が空いていたからよかったものの、これ、か弱い女性とか、おばあちゃんが座っていたりとかしたらちゃんと手を伸ばして捕球するとかできただろうか。ぶっちゃけ「おおおおおおおお!!!!」って横で叫んでるだけな気がする。


Posted by 堀田 on 9月 23rd, 2014 :: Filed under 日常

帰国

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無事、帰ってきました。
写真は弟に撮ってもらって、ちょっとうまく伝わるように撮れていませんが、クロージングのカーペットの写真です。
受賞はなりませんでしたが、思っていたより大きくてしっかりした映画祭だったので、とにかくホスピタリティがよくて、クルーザー乗って海の上でパーティーをしたりなんだりと、毎晩豪華な何かがある感じで、とてもいい映画祭でした。
今のところ、また行きたい映画祭ナンバー1です。

毎日、指定の店から好きなところ選んで、昼もタダで食べられるのですが、そこの中のシンガポール料理屋(違いはよくわかりませんが、ほぼ中華料理屋です)で食べたチャーハンがものすごくうまくて、ほぼ毎日、昼はそこのチャーハンと小籠包と麻婆茄子を食べました。
映画祭では熊切和嘉監督とご一緒だったので、毎晩のように一緒に飲み歩かせていただきましたが、監督も、「あそこのチャーハンめちゃくちゃうまいよね!」とおっしゃっておりました。
もしウラジオストクに行く機会ある方いましたら、ぜひ行ってみてもらえればと思います。
映画館の地下にあるUZALAとかいう店です。
どういう調理をしてるのかわかりませんが、米が異常なほどにパラパラです。

しかし、ロシアの方は本当にかっこいい方やきれいな方が多いですね。
僕は白人の方は全く好みではない人間ですが、そんな僕でさえ、街で見かける女性の90%はストライクという状況でした。
ほんと、なんか自分が日本人であることに、なんか卑屈さすら覚えるくらい、向こうの方はモノが違いますね。

まあそれはいいとして、ほんと、見た目や日本でのイメージと違って、かなり気さくというか陽気でユニークな方が多いので、ぜひ機会ありましたら、皆さんも行ってみてもらえればと思います。
僕も今回で、ロシア人が大好きになりました。

では、そんな感じで。
また余裕できたら何か書きます。


Posted by 北川 on 9月 20th, 2014 :: Filed under 日常

論理的整合性

図はあまり関係ありません。

先日、僕が尖ったことを上司にしたことで事業部内で若干話題になったそうなのですが、そのさらに上長の方に飲み会に呼ばれて、その件について「あれは7割はお前が悪い」とご指摘いただきました。まあそれは分からなくもないのですが。

ただ僕としてはその理由が何とも合点が行かなくて、僕はAという話とBという話が矛盾しているのでそこを指摘したのに、「もっとBをどう大きくするか考えろ」という話を延々とされて、その途中途中で「はい、それは合意なんですが、僕が言っているのはBを大きくする/しないではなくて、AとBが矛盾している、という点について話をしているんです」と何度も言っているんだけど、「Aは小さいことだ、Bをもっと大きくすることを考えろ」と繰り返され、「いや、それは考えますけど、今はAとBとの関係性の話ですよね?Aをどうこうしたところで、Bが大きくなる訳でもないじゃないですか、全然関係ないじゃないですか」「もっと大局的に考えろ、Bはな・・・」「いや、AとBの大小や優先順位ではなくて、AとBは矛盾してるって話です」という感じで完全に堂々巡りとなりました。

その人の言いたいことは「Aという小さいことにこだわって上司を辱めるな」という完全にAに閉じた話だったんだと思いますが、それならそうと言ってくれればいいのに、Bという普段から溜まっていることを引き合いに出されて説教されても全然繋がらない訳で、本当にその関連性の無さを何度指摘しても理解してもらえなくて残念だ。

結局、飲みの席だからあれやこれやと話が拡散して、よくわからないまま別の話になるのですが、とにかく「みなさんいい人なんですが、話の組み立てがいつもすごく雑です!」と何度も主張して終わりました。みんなブログとか書けばいいんだ。


Posted by 堀田 on 9月 17th, 2014 :: Filed under 仕事

決勝戦

決勝戦を経験したことがありません。

この間、高校生クイズをやっていて思い出したのですが、僕も高校生のときに中部地区大会の○×問題をクリアして頭一つ抜けたことがありました。ただそのあとの「近似値クイズ」で近くの塔の高さを大外しして全然テレビに映りませんでした。部活もハンドボール部でしたが、弱小チームだったので普通に二回戦ぐらいで負けてしまいました。他にこういう勝ち残りトーナメント制の勝負事にあまり参加したことがないのもあって、いわゆる決勝戦的なものに出たことがない。

ウルトラクイズの決勝戦とか、錦織くんの決勝戦とか、それはもうすごい緊張感と気合いが満ちあふれていて盛り上がるんだけど、人生で一回ぐらい、あの決勝戦というものを感じてみたいなあという気がしています。でも何回も勝ち上がった上で、これで勝てば一番!みたいなの、今後の人生であるだろうか。なんか、全然無さそうだ。

なんていうかすごい小さいお祭りとかの決勝戦でも全然いいんだけどな。つまるところ、勝負というものに飢えております。やっぱり高校生ぐらいまでにたくさん勝負しておかないとなあ。全然そういうキャラじゃなかったですけど。


Posted by 堀田 on 9月 16th, 2014 :: Filed under 日常

ストリーキング

よく全裸で出歩く夢を見ます。

これは実はかなり高い頻度なのですが、何かしらの理由で服を脱いだ状態で外に出るハメになり、こそこそ隠れたりドキドキしながら歩き回るという夢を見ます。だいたいパンツ一丁か全裸で、最初はいまいちその状態で歩いていることに違和感ないのですが、途中でとても恥ずかしい格好であることに気づいて、それはもうコソコソしながら家を目指します。

本当にそのときのドキドキといったら大変なもので、本当にやったら多分こういう感じなんだろうなあと分かる。非常階段を裸足でヒタヒタ駆け上る感じとか、とてもリアルだし。こんな話をすると安易にそういう願望があるとか言われそうですが、実際夢の中でやってみると、快感どころかマジで恐怖で、この誰からも何も言われないけど引いた目で見られる感じとか(それで途中で気づく)、現実世界でやるとか絶対に無理って思う。

多分、あの感覚がたまらないと感じてしまうとやってしまうのだと思いますが、僕はその入門編で既に落第したのだと思います。その割にいまだに何度もエントリーするのは謎ですが。


Posted by 堀田 on 9月 14th, 2014 :: Filed under 日常

刺激

ここ3週間ほど、ぐうたらしています。

よくないことなんですが、最近、会社の仕事が落ち着いてしまっていて、全然忙しくない日々を送っています。それこそ今まで何であんなに毎日遅くまで働いていたんだろうと思ってしまうほどで、いや働けよって感じなんですが、どうにもダメで、しかも公演もないもんだから、もう本当にやることがなくて困ってしまいました。

基本、何もすることがなくてぼーっとするのがあまり得意ではないので、これはこれでストレスで、しかたないから衝動買いをしまくったり、うなぎやら寿司やら高級なものを食べまくったりしていました。これはこれで楽しい。

しかしこういうときはブログに書くようなどうでもいいことすらあまり浮かばないもので、なんとなく、全体的に感覚が鈍化してくるというか、やはり人間というものは何かやってないとダメになってしまうものなのだなあと思いました。たまに久々に会ったら急にムキムキになっている人とかいますが、だいたいこういうタイミングで肉体を鍛える方向に走ったんだと思います。


Posted by 堀田 on 9月 14th, 2014 :: Filed under 日常

逮捕

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お久しぶりです。
すいません、ちょっとバタバタしていたもので。

明後日からロシアのウラジオストクに一週間行ってきます。
ウラジオストク国際映画祭というのに行ってまいりますが、短編の、コンペ部門なもので、待遇が非常によく、現地の最高級ホテルに一週間、渡航費も含めてタダで泊まってきます。
なんだったら朝昼晩の飯も、用意された会場に毎回行けば、ジャズを聴きながらのランチやクルーザーでのディナーとかが全部用意されているので、財布を一回も開く必要がありません。
とはいえ、ちょっと行ってみたい店が何軒かあるもので、けっこう財布開くつもりではありますが。
で、そんな待遇なので、ビザの発行も、通常の観光等の場合の二週間よりも早い一週間での発行、しかも手続きも非常に簡素なもの、となっており、ビザを自分で取りに行くのは初めてではありましたが、まあなんとかなるだろう、くらいに僕は考えておりました。

しかし、です。
一週間くらい前、突然、領事館から電話がありました。
「北川さんのお電話でしょうか」
「はい」
「領事館の者です」
「あ、どうも」
「はい。……大変申し上げにくいのですが、申し訳ありません、先日、発行したビザなのですが、渡航目的を、誤って記載してしまっていたことが、発覚いたしました」
「あ、そうですか。大丈夫ですよ。わざわざありがとうございます」
「いや、可能でしたら、また平日の午前中に、ビザを再発行しに来ていただけないでしょうか?(ロシアの領事館は平日の午前中しか受付をしていません)」
「あー、ちょっと、そうですね、厳しいというか、あれなんですが、え、それはなんか、再発行しないとまずいものなんですか?」
「はい。このままだと、入国の際にトラブルになることはまず確実でありますし、最悪の場合、逮捕抑留される可能性もあります」

ということだったので、結局、合計で三回も、領事館にビザを取りに行きました。
たしかにロシアは出入国が厳しいと聞いていましたが、逮捕抑留というのには、衝撃を受けました。
ほんと、人生、一寸先は闇ですね。
人間は、自分でも気付かないうちに、逮捕抑留される人間になってしまっていることがあるというのですから。

まあ、無事、ちゃんとしたビザを発行してもらったので大丈夫だとは思いますが、なんでしょう、正直に言って、僕は今、賞がとれるかどうかとかよりも、無事に出入国ができるのか、このことの方が、圧倒的に不安です。
ぜひ、僕が無事帰ってくることを、日本から祈っておいてください。

では!


Posted by 北川 on 9月 11th, 2014 :: Filed under 日常

ハンサム

MAT隊員のバランスの良さが最高。

今日は暇をしていまして、一日中「帰ってきたウルトラマン」のDVDを観るという贅沢な時間の過ごし方をしました。僕はシリーズの中でも「帰りマン」(←ファンはこう言う)が一番好きなのですが、理由の一つに主人公の所属するMATという防衛チームの面々が、みんなシュッとしていてカッコよく、安易なデブキャラがいない点が挙げられます。

子供向け番組なので、こういう防衛チームには必ず一人くらいおもしろ担当がいて、それが食いしん坊のデブキャラだったりしがちなのだけど、地球を守る少数精鋭の防衛チームにデブがいるというのはそれだけで緊張感がなくなってしまい、また少数精鋭の説得力が落ちる。その点MATは全員イケメンでかっこいい。

いや、イケメンというか、最近のキラッキラしたイケメンというよりは、「ハンサム」という表現がしっくりくるような品のある面々が揃っていてとても親しみが湧くし、各キャラの棲み分けも、威厳ある隊長、優秀な紅一点、優しいサブリーダー、クールな二枚目、元気なムードメーカー、若くてかっこいい主人公・・・と、しっかり別れていて、かつ一体感のあるすばらしいチームである。別にデブキャラなんていらないのである。

まあデブでなくとも、外見的にわかりやすいおもしろ担当は作らないでほしい。でもやっぱり自己管理能力に欠けると言われるデブさんが、地球を守るチームにいておもしろいことをする、というのが好きではありません。


Posted by 堀田 on 8月 23rd, 2014 :: Filed under 英雄

だいたい口を見ています。

昔からそうですが、人と会話をするとき、目を見ずに、口を見て話しています。全体的に顔をぼやっと見ているのだけど、ピントとしては口に当たっていて、これは何故かというと、単純に一番よく動いている場所なので、それを自然に追ってしまっているだけで、読唇術とかそういうのでは全然ないです。

あと必ずしも毎日、全員に対してそんな意識しているわけでもないのですが、目が合うというのはすごい光線がびびびっとぶつかり合っている感じがして、なんというかお互いに見ている感じが、大げさに言うと、エロい感じがしてしまうので、いずれにしても長時間見つめあいながらしゃべるのは緊張してしまい、かといって顔を向けていないとさすがにダメなので、口を見ています。

そんな局所的に見ている感じだから、人の顔とか、髪型とか、化粧とか、服とか、そういう全体感とか雰囲気についてはほぼ記憶していなくて、女性が髪を切ったとか、色を変えたとかいう変化には一切気がつかないタイプです。よくそれは他人に興味がないからだと言われますが、そうではなくて、口しか見ていないからです。


Posted by 堀田 on 8月 19th, 2014 :: Filed under 日常

具志堅

タクシーに乗るとかなりの確率で具志堅。

仕事でちょくちょくタクシーを使い、特に門前仲町駅から会社まで820円から910円くらいの距離でよく使うのですが、そのルートを使うときにかなりの確率で同じタクシーに乗ります。運転手さんが具志堅用高にそっくりなのですぐに分かる。

かれこれ6回くらい具志堅タクシーに当たっていて、向こうもこっちのことを覚えたようで、最近は結構話しかけられるようになって来た。だいたい天気の話と、景気が悪いという話で、僕も適当に合わせて応えているのだけど、お互い「またお会いしましたね」的な話は一切していない。絶対にお互い覚えているのだけど、一応、そうでなかった場合に備えて初対面でもいいような感じになっている。両思いなのに言い出せない男女のような、絶妙な距離感。

最近では原発についてお互いの考えを言い合うくらいの仲になり始めています。


Posted by 堀田 on 8月 15th, 2014 :: Filed under 仕事

ミスチル

久々にミスチルを聴きました。

お風呂に入って鼻歌を歌っていたら、ふとミスチルの「LOVE」という曲を思い出してしまい、そのあとYouTubeで聴いてみたら、びっくりするぐらい歌詞を覚えていて、メロディに乗せればほとんどそらで歌えました。やはり青春時代に何度も聴いた曲ってのは脳裏に染み付いているのか、あのときの情景とともにしっかり覚えているものです。

最近の曲を聴いていないのでアレですが、やっぱりミスチルは若い頃には若い頃なりの内容で、つまり普通に恋愛をテーマにして、そこに「普遍性」というか、「あるある」というか、絶妙なラインの歌詞を連ねてくるところがすごい。ろくに恋を経験していない高校生でも「ああ、わかるわ〜」みたいな共感を得られる「日常性」を持っている感じがすごいいい。

ミスチルも「深海」あたりから思想に訴えてくる感じになるけど、ちゃんと恋愛をしっかり歌ってる時期があるから、生意気に見えないというか、「いろんなものが見えてきたんだな」「そうだよな」みたいな、なんか納得性が高い。いきなりここのフェーズに入られるとムカッと来たりしそう。でまたおっさんになってから胸がキュンとなるような恋愛を歌ったりするからもう説得力がすごい。そんなに大した恋愛もしてないし思想も持ち合わせていないのに、なんか無理なく共感できるんだよな。やっぱり歌詞に普遍性が込められているからなんでしょうなあ。

生意気に共感した例で言うと、「終わりなき旅」がミュージックステーションで初めてフルコーラスで披露されたとき、僕はちょうど高校二年生で、しかも修学旅行でクラスのみんなでテレビを付けてみていたのですが、曲が流れた瞬間に全員が静まり返り、最後の最後まで誰一人しゃべらず、食い入るようにテレビを見ていました。当時17歳で、今から考えたら大したことじゃないことでも悩んでたものだし、そんな時にあんな曲歌われたら脳裏に焼き付くに決まっている。結局今聴いても勇気づけられるもの。

小沢健二もマジで天才だった。ああ、これからも彼らみたいな曲を輩出する人がたくさん出てくればいいのに。


Posted by 堀田 on 8月 12th, 2014 :: Filed under 考察

キミ

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ネットで適当に拾ってきた画像だけども、いやー、しかしよく似てるわ。
生き写しレベルだな。

前にも書いたことなのだけども、ほんと最近の女の子はみんな、自分のことを「うち」って言うよね。
最近、若い人に会う機会がけっこうあるけど、十中八九言ってるよ。
あれほんと、どうにかならないのか。
方言じゃなくて、関東の人が言う「うち」ね。
あれほんとムカつくわ。
無自覚に使ってる感じがムカつくわ。
無自覚に自意識をこじらせてるところが、すげえたち悪いっていうか。

ほんと、自分のことくらい、普通に呼べよな。
いちいちそんなどうでもいいところで浅はかな個性表現してくんなよ、めんどくせえ。
僕なんか、小学校の時、周りの友達が自分のことを「オレ(↑↓)」って言ってても絶対言わなかったもんな。
「なんでひい君(当時、そう呼ばれていました)はオレ(↑↓)って言わないの?」とか聞かれたことあったけど、「イチゴオレみたいでバカみたいだから俺は絶対言わないんだ」って答えたし。

まあ、あんだけみんな平気で使ってるんだったら、つまりは僕が異常者なんだろうけどね。
男子校出身で、頭イカれてて、チビで、デブで、ハゲで、卑屈なくそ野郎だから、こんなこと思うのかもしれないけどね。
しかし、あれだけはほんと許しがたいのよ。

それでいうと、自分を「うち」とか呼んじゃう自意識をさらにこじらせちゃって、女の子なのに自分を「ボク」とか言い出す人もまじでめんどくさいけどね。
男でも自分のことを「小生」とか「拙者」とか言い出す変な輩もいたりするけど、女の子で自分のことを「うち」とか「ボク」とか言う人って、自分のことを普通に呼んでる人からして見たら、ほんとあの変な輩と何一つ変わらないからさ。
かわいいと思ってやってるんだったら、ほんとやめた方がいいよ。
かわいいなんて全く思わないし、すごくぶっちゃけると、僕なんかはむしろ「こいつただのバカだ」とか、「うわ、こいつすっげえめんどくせえわ」って思って聞いているから。
全ての男がそうとは言わないけど、何人かの僕みたいなクズ野郎たちは、本音ではきっとそう思ってるよ。
だって、端的に、気持ち悪いよ、あれは。
女の子だってさ、自分のことを「小生」とか「拙者」とか言い出す男、気持ち悪いと思うでしょう。
「拙者ってwお前、侍かよwww」みたいに陰で女の子が笑ってるの、時々見かけるもんな。
それと同じで、僕からしたらほんと、「うちってwお前、人間じゃなくて家かよwww」みたいな感じなのよ。

あと、ついでだから言うけど、僕は男のことを「キミ」って呼んでくる女の人にもムカついてしまうよね。
「キミ」ってさ、ほんと上司じゃあるまいしさ、なめてんのかって感じだよね。
あとね、はっきり言って、「キミ」とか言ってる時って、酔ってるでしょう、自分に。
それがバンッバンに透けて見えるから腹たつのよ。
ほんとあれさ、花とアリスとか、ハチミツとクローバーとか見過ぎなんだよ。
なにちょっといい女気取ってんだよ。
ああいうのはフィクションなんだからさ、現実にそういうのを持ち込まないで欲しいんだよ。
「よーい、スタート!」とかどっかで言われてるわけでもないし、カメラまわってるわけでもないし、みんなうんこして、現実的に生きてるんだからさ。
そこは、嘘つかないで、ほんと普通に生きてもらいたいんだよね。
無理して「キミ」とか呼んでキャラつくられても薄気味悪いってのがあるし、あとそもそもほんと、「キミ」とか言われたら、俺、普通にキレちゃうよ。

まあ、僕みたいな気持ちの悪い人間に言われたくないだろうけどね。
画像の奴みたいな顔してるしさ。
まあでも、こっちも顔見られただけで「キモい」だの「生理的に無理」だの「吐き気がする」だのと色んな女の人に平気で言われてきたわけだからね、これぐらいは言わせてちょうだいよ。
僕は今も毎日、女性からゴミを見るような目で見られて生きているけどさ、ゴミにもこれくらいの権利、あったっていいでしょう。

あーでもほんと、向井理みたいな顔に生まれたかったわ。
全然好きじゃないし、かっこいいとも全く思わないし、むしろけっこう嫌いな気すらするけど、あんな見た目で生まれてれば、「うち?かわいい言葉遣いだね」とか言えたんだろうなあ。

「肌男です」
なんだよ、ありゃあ。
俺がやらされたらあの場でビックンビックン、顔が痙攣し続けるだろうな。


Posted by 北川 on 8月 7th, 2014 :: Filed under 日常

胸元にサングラス

ありがとうございます。

夏になると女性の露出が多くなってきて男の子である僕も例に漏れずうれしい季節なのですが、ホットパンツで脚が丸見えってのもいいんですが、もうひとつパンチが効いているのが、胸元にサングラスを引っ掛けて格納するスタイル。これはいかん。

こんなの胸元に指を引っかけてズッと下に降ろしているようなもんで、サングラスが軽いからいいものの、急に重力場がおかしくなってサングラスが重くなったら・・・なんてことを誰しもが考えるだろう。この指をひっかけて「どれどれ」と覗き込む感覚を連想させるこのスタイルは、単純に胸元を覗き込むのに比べて非常にエロさが増してしまっている。いやらしい感じがする。

あとこれは胸の大きさというよりは、Tシャツ側の伸縮性の高さが重要で、多少柔らかい素材で「引っ張られている感」を出せることが重要です。サングラスにどんどん分銅を乗せていくゲームとかやったらいいんじゃないかと思います。ちゃんとお店で。


Posted by 堀田 on 8月 5th, 2014 :: Filed under 考察

大いなる存在

ウルフェスに行ってきました。

実は毎年ウルフェスに行っています。池袋でやる子供向けのウルトラマンに関するフェスなんですが、親子の楽しい思い出作りにもなる大変よいイベントと思います。毎年ウルトラマンと写真を一緒に撮れるコーナーがあって、どのウルトラマンが来るかは運なのですが、今年は大好きな「帰ってきたウルトラマン」と写真を撮れたので満足です。

さらに毎年ライブステージがあって要はヒーローショーを見ます。ライブステージではお姉さんのかけ声と共に子供たちが一生懸命「がんばれーーー!!!!」と叫んで応援するのだけど、もうこれが可愛くて可愛くて、なんて子供は純粋なのだろうといつも心を打たれます。またふれあいコーナーではウルトラマンタロウによる子供との相撲教室が開かれていて、子供たちに力を合わせることや諦めないことの大事さを教えていました。

写真を一緒に撮るときも思うのだけど、目の前にウルトラマンがいると大人の僕でも感動するというか、やっぱりちょっとガッチリしていて、強くて大きい何か、畏怖の念を抱くもので、そんな「大いなる存在」が力強く、優しい目で子供たちに「正義」という概念を教えてくれる。しかも何世代にも渡って。ウルトラマンとは、なんて素晴らしいコンテンツなのだろうと毎年来るたびに思います。この子たちが将来、悪い大人になることはまずないだろう。

仮面ライダーとか戦隊ものと比べて、僕がウルトラマンでいいなと思うのは、やはり巨大であることと、他の星の宇宙人なのに地球のために命をかけて戦うことで、「守るために戦う」ということを教えてくれるところです。男の子はそうでなくちゃなと。最後に、ウルトラマンAが最終回に子供たちに託した言葉をここに記したいと思います。

「優しさを失わないでくれ。弱い者をいたわり、互いに助け合い、どこの国の人達とも友達になろうとする気持ちを失わないでくれ。例えその気持ちが何百回裏切られようと。」


Posted by 堀田 on 8月 3rd, 2014 :: Filed under 英雄