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貴女は

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肩が凝りそう。

最近うちの会社にも女性がどんどん増えていて、僕なんて上司も女性だし、部下も3人中2人が女性で、気がつけば打ち合わせで自分以外全て女性なんてこともよくあります。

たまに偉い方々が若手女子に対して、「俺たちじゃわからないから、女子会でも開いて後輩たちの話を聞くなどケアしてやってくれ」と言ったオーダーをするなんて話も聞きますが、いやいや、あなた方が普通に日常でケアすりゃいい話よと言いたくなります。

そもそも男女で縦に線引きしてるのが違くて、どっちかというと上下という横に線(溝)があるんであって、コミュニケーションがうまくいかない理由を男女の問題と捉えていること自体がズレてるなぁと思います。なんで上下の問題を男女の問題にすり替えて、しかも女子だけを集めさせてわざわざ徒党を組むよう仕向けるのか。それで男性は男性で固まって、扱いやすい若手男子を取り込んで昔話ばかりしてたら、ますます溝は深まるばかりなのに。先入観で問題点を正しく捉えられていない典型な気がします。

他にも「働く女性のための研修」的な研修案内メールに「貴女は、働く女性向け研修に指名されました」とあったという話を聞いたのですが、なんで女性たちが女性たちに、「貴女は」とか「女性社員」とかわざわざ男女差を鮮明にし、私たちは女性だから頑張らなければならない、といった意識を植え付けるのか意味がわかりません。今の女性たちは特に働く上で男女の違いなんてもう意識してなくて、むしろ人種とか思想とかもっと高度なレイヤで融和や協調を考えているのに、横でいちいち「私たちは女性だから…」「女性は女性らしく…」とか呪いのように囁かれたらめちゃくちゃウザいだろうなぁと思います。

若い女性を集めて妙に啓発するんじゃなくて、とっとと制度を整え、その制度の説明をドライに上位層向けにやってくれりゃそれでいいのに。世の中の優秀な若手女子たちの、面倒くせぇなぁ、という深いため息が聞こえてきそうですが、しばらく我慢してねと。ヨガやってデトックスしてねと。


Posted by 堀田 on 8月 12th, 2019 :: Filed under 仕事
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