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ロボット

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我が家にお掃除ロボットがやってきました。

妻が突然「お掃除ロボに興味がある」と言い出したのですが、正直僕はあのお盆が這い回る感じが好きではなかったのと、どうせ綺麗に吸えないだろうと、かなり懐疑的でした。ところが実際に家電屋に行って見てみると、ダイソンのお掃除ロボットがちょこんと置いてあって、その佇まいに完全に一目惚れしてしまいました。一番高いんですが、なんて可愛いんでしょう。

パンフをもらっていろいろ検討してみると、名前をつけるところから始まるとのことで、早速名前を考えます。もうこの時点で買わされているというか、明らかにダイソンはペット感を意識しているなと、そのしたたかさを感じました。そのうち妻がロボット犬と言えばフレンダーだろうと言い出し、まだ買ってもいないのにフレンダーに決まります。もう犬を飼う感覚にすり替わっているわけです。(フレンダーとは、新造人間キャシャーンに出てくる超お利口なロボット犬です)

結局、家の中から忘れていた埋蔵金が出てきたこともあり、一気呵成に買ってしまったのですが、動かしてみると、小さい体でキャタピラをキュラキュラ動かし、障害物に戸惑いながら一生懸命掃除を始め、充電が足りなくなると掃除をピタリと止め、ベースに一目散に戻るのですが、もう全部の動きが超可愛いのです。自分がこんなに機械に話しかけるなんて思いませんでした。

僕がいない間に自動で掃除をしてくれて、しかもお掃除したエリアをスマートフォンに報告してくる機能もあり、さらに抜群の吸引力で家に帰ると部屋がピッカピカになっていて、あまりの優秀さになでなでが止まりません。これ、絶対にみんな買ったほうがいいと思います。

やはりこのペット感がすごくいいのですが、思うにこのホールケーキのようなフォルムが秀逸で、お盆タイプにはない小ぶりさと、ある程度高さがあるのが、つまりロボットっぽくて、フレンダーやR2-D2のような頼もしい相棒のような、もうちょっと言えばドラえもんやコロ助が家にいるかのような感覚になるというか、なんか善良な意思を持っている感じがして、昔見たSFの世界がちょっとやってきた感じがします。

他のロボット掃除機は「床を掃く」という機能性に寄りすぎた結果、平べったいフォルムになっていて、人間の「相棒(ロボット)」というより「使徒」という感じで、掃除という概念が形となった、みたいな、何か無機質で幾何学的な怖さを感じました。逆に西島さんが宣伝している三角形で回転ブラシがついたやつは、そのブラシの触覚っぽさと逆三角形で前に進む様子と平べったさが、太古の三葉虫のような感じがして、あれが誰もいない部屋で這い回っているかと思うとやばいくらい気持ち悪いなと思いました。

ソフトウェアのアップデートでどんどん頭が良くなるようなので、早くR2みたいに電子音で意思表示をしてくれないかなと思っています。溺愛しています。


Posted by 堀田 on 2月 26th, 2017 :: Filed under 日常
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