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手書き

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手書きのススメ。

仕事をする上で提案資料やシステムの具体的なイメージを考える場面がよくあるのですが、そういうとき、いきなりPowerPointを開いたりせずに、まずは紙と鉛筆を出してきて、人に話しかけられない隠れスペースに行って、あれこれ書いたり消したりして資料を作ることが多いです。

これが結構効果的と言いますか、パワポとかだと色とか、箱の位置とか、なんかどうでもいいところをずっとカチカチやってて結果的に全然進んでないとかしょっちゅうあるので、手書きだとその辺は超越しているので中身のみしっかり考えられていい。特に最近は内部資料についてはそのままスキャンしてそれで説明したりしています。

あと社内やお客さんとの打ち合わせのときでも、論点が複雑になってくるとノートをびりびり破いて、そこに絵を描いて話をすると、話が空中戦にならずに済むのでとても便利です。それこそとくお組の会議とかでも、ホワイトボードにとりあえず描いて論点を整理するとかよくやっています。

この「とりあえずその場で図示してみる」という手法は、最初は勇気が要るといいますか、「議論を仕切り始めた割に、描くものが大したことなかったらどうしよう」という恐怖との戦いでもあるのですが、最初はうまく描けなくてもいいので、ぜひ練習してみてほしいです。なんとなくですが、エチュード(即興劇)で、とりあえず演技を始めながら、その先の展開を「走りながら考える」みたいな部分とよく似ています。

あと、かつて先輩から「世の中の全てのことは、箱と矢印だけで説明できる」と教わりまして、確かにそう考えると何でも理解できるし説明もできるし図示もしやすいので、そういうちょっとした法則と、「とりあえず走る」みたいなのを意識するだけで脳みそをたくさん使うので、後輩はどんどんやるといいと思っていますが、教えるような後輩がいないので、この場を借りてみなさんにオススメします。


Posted by 堀田 on 6月 10th, 2015 :: Filed under 仕事
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