日食
肉眼で見ました。
今朝は金環日食で、僕は朝早くから出勤しなきゃならなくて、駅を出たころがちょうど日食の真っ最中だった。
あのメガネを買ってなかったので、仕方がなく肉眼で見てみたけど、目を細めて見てみるとなぜかちゃんと輪っかになってるのが分かった。人間の目ってすごい。
でも金環日食にはさほど興味がなかったんだけど、実際になってみると、太陽と月が重なっている様子そのものよりも、あのなんとも言えない薄暗さに、なんというか結構感動してしまった。
あの薄暗さは、他の自然現象では表現されない、全く新しい感じがした。何となく不穏な雰囲気の中、みんなが同じ方向の空を見上げて何となく浮き足立っている。全く地球ってやつはまた新しい顔を見せやがって、地球人がまたソワソワさせられて、終わったらまた普通に生活するっていう、何となく浅野いにおさんとかが描きそうな瞬間を生で体験した感じがした。
こういうときにルイ・アームストロングの「What a wonderful world」を流せば、「本当に素晴らしい世界だなぁ」なんて、そのまんまのことを思ってしまうのさ。
Posted by 堀田 on 5月 22nd, 2012 :: Filed under 日常
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