とくお組モブログ
いつも手元にとくお組

日本的

乙武さんの問題。

日本では障害者に守られるべき人権みたいなものがすごく日本的に処理されることが多くて、今回もその良い例なんではないかと思う。つまり、海外では店側が圧倒的に叩かれて終わるようなところも、日本では「乙武さんのほうにも、配慮が必要だったよね。傲慢な気持ちなかった?」という話になる。

日本では助けるほうは「思いやり」が必要で、助けてもらうほうは「感謝」が必要、ということが前提になっているけど、本来は人権と国民性(儀礼)みたいなものは切り離して記号的に考えるべきだろうと思う。

料理人に差別意識があったかどうかなんて分からないけど、少なくとも「うちで料理を食べたい人にはそれなりの儀礼をクリアしてもらう」という思想が根底にあって、結局のところ障害者に対する扱いと、ドレスコードのようなことが頭の中で一緒になってしまっているのだと思う。両者の違いは簡単で、障害は本人の努力でどうすることもできないけど、ドレスコードは本人次第でどうにかなるという点。

まあ、障害者かどうかは関係なく、乙武さんのしたたかさみたいなものは苦手ですけど。ブログのタイトルもOTO ZONEだし。ZONEて。


Posted by 徳尾 on 5月 22nd, 2013 :: Filed under 日常

手作りクッキー

手作りクッキーがめちゃくちゃ好きだ。

市販のどんなクッキーよりも、断然素人が作った手作りクッキーの方がうまいと思っている。昔からずっと思っているのだけど、素人クッキーの何がいいのかをうまく表現する言葉が見つからなくて非常にやきもきしている。

しっとり、でもないし、さっくりでもない。なんか、市販のものよりは密度が高いというか、硬いというか、ぱらぱらこぼれないけど粉っぽいというか、あの食感がすごく好きなのである。手作りクッキーで失敗している人を見たことがない(失敗してたら持って来ないのだろうけど)。

ただ残念なことに、こればっかりは買えるものではないので、滅多に食べることはできない。ぜひメーカー各社はあの食感にトライしてほしい。素人ができるんだから絶対できるはずだ。その際は分かりやすいように「素人が作ったクッキー」とかいう名前にしてほしい。


Posted by 堀田 on 5月 17th, 2013 :: Filed under 日常

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今日は久々にいい感じのアイデアが出た。
昨日、あまりに足の靭帯が治らないから生まれてはじめて鍼に行ってみたのだけど、そうしたら「足の靭帯なんかいい。それより全身がむくんでいる。これはかなりやばい」とか、「脳圧が常軌を逸している」とか脅されまくって、「夜中にトイレに行きたくならないか?なっていたらもはやアウト」とか「偏頭痛が頻繁にあるんじゃないか?あったら限界」とか言われて、正直どっちも心当たりあったから完全にビビって、「いやー、心当たりないですねえ」なんて言ってとりあえず誤魔化したんだけども、そうしたら全身にすごい量の鍼刺されて、ほんと頭なんて20本くらい刺されて、まあとりあえずかなり不安にさせられて帰った。
が、それからというもの、かなり身体の調子がいい。
一日で一回も首や頭が全く痛くならなかったなんて、ほんと数年ぶりのことだ。
いやー、鍼すごいわ。
頭に鍼ぶっさされていいアイデア出たんじゃねえかな。


Posted by 北川 on 5月 17th, 2013 :: Filed under 日常

覆面座談会

昨日は、劇作家協会の座談会に行ってきました。

次回公演は徳尾が所属する「日本劇作家協会」の提携を受けて行う演目なので、特に宣伝まわりに関しては劇作家協会がいろいろとサポートをしてくれています。その一環としての座談会でした。

僕は普段、脚本家や劇作家と交流することがないので、「本が書けない悩み」とか「プロデューサーが(人間として)無茶苦茶」とか「脚本だけ提供した場合は、稽古場にどれぐらい行くのか」とか、座談会には収録できない話題で盛り上がりました。

座談会に出席されていた僕以外の劇作家は基本的に「脚本は書くけど演出はしない」という方針の方達ばかりで、それは僕にとって興味深いものでした。僕は自分で演出することを想定した本しか書けないので、脚本だけで成立させるにはどういう工夫が必要なのか、というヒントを、少しもらったような気がしました。

ふつう、一般的な物語というのは、「テーマ」という太い骨があって、その周りに肉を付けていきます。僕はそういうやり方があまり得意ではないし、面白いと思わないので、いつも目指しているのは「おいしい骨なし肉」なのです。これはこれで、へたにやるとまとまらなくてグズグズの肉になってしまうので、難しいといえば難しいのですが。

よく分からないことを書きましたけど、まあ、笑いにしろ物語の方法論にしろ、「分かりやすいのに、マネされにくい」ということが大事だと思っています。

 


Posted by 徳尾 on 5月 16th, 2013 :: Filed under 日常

肉を切らせて骨を断つ

「肉を切らせて骨を断つ」と言いたい。

僕の好きな格言のうちの一つに「肉を切らせて骨を断つ」というのがある。ご存知の通り、自らの一部を犠牲にすることで相手の隙を作り、逆に致命傷を与える様を言うわけだけれど、これが日常生活でなかなか使う機会がない。

演劇祭とか仕事のコンペとか、そういう競い合うもので勝ったあとに、「肉を切らせて骨を断つ、だよ」とか言いたいのだけど、そういう勝ち方なんて全然ないからかなり難しい。

同じような話で「敵を欺くには味方から」というのも言ってみたいけどなかなか言えない。言ってみたいなあ。


Posted by 堀田 on 5月 14th, 2013 :: Filed under 日常

32

32歳になりました。

Twitterやfacebookが普及したおかげで、いままで以上にたくさんの方々にお祝いのお言葉をいただきました。中には写真のようにわざわざケーキを買ってくださった方もいるみたいで。誕生日は嬉しくないのですが、ありがたさは歳を重ねるごとに強く感じるようになりました。ありがとうございます。

実は31歳の最後の日に、ずっと追いかけていたちょっと大きめのお仕事が獲れて、祝勝会だということで上司や後輩たちとお寿司を食べに行きました。そこで「今日は堀田に蟹を食わせてやろう」となり、太いカニカマみたいなサイズの蟹を食べ、「うわっ!何スかこれ!うっめえ!」と入社10年目とは思えない若いリアクションをしてしまいました。

今年は27歳くらいのつもりで元気にやろうと思います。27歳って若けー!


Posted by 堀田 on 5月 10th, 2013 :: Filed under 日常

予定

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今月末までけっこう忙しい。

そういう時によく思うのは、忙しい時に限って、色んな予定が入るということだ。
あー、この時期にあの話きたら絶対やばいよなーとか考えてると、だいたいその時期にその話はくる。
ちょうどみんな暇な時期なのかはわからないけれども、だいたいの予定ってかぶりがちだよね。
まあ、一年を通してみんなほとんど同じ感覚で動いているわけだから、すごく当たり前なことを言っているような気がしてきたけれども、そう思った。


Posted by 北川 on 5月 9th, 2013 :: Filed under 日常

高尾山

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高尾山は何度も登ったことのある山だが、本日はじめて往復歩きだけで挑んだ。
行は途中から地面がビチャビチャになってきた。かなりの難関。帰りは楽してリフトに乗ろうとしたら50分まちとかのだき混雑だったので、仕方なく1号路を下山。これがめちゃくちゃ急な坂で足パンパーン!高尾山侮れねーなー。最近休みになるたびにアウトドアしてるなー。健康的だ!


Posted by 柴田 on 5月 4th, 2013 :: Filed under 日常

大外刈り

大外刈りがしたい。

実は、4日に一度くらいの頻度で、無性に大外刈りをしたいと思ってしまうことがある。我ながら何故だかわからないけど、歩いてるとき、電車に乗っているときなど、比較的ぼーっとしているときにふと大外刈りを仕掛けたくなって、脳内で実際にぶん投げている。

もちろん柔道の心得はないので、どうやってやるのかは知らないのだけど、とにかく無性にやりたくなる。何がいったいそんなに駆り立てるのか。おそらくだが、写真にあるように人が宙に浮く状態を作りたいのだと思う。すごくダイナミックで面白いじゃないか。大外刈りという技の名前もダイナミックで面白い。こういうビジュアル的に乱暴な表現ってすごく面白いと思ってしまうんだよなあ。

実際に腕力のある奴がこういう考えの持ち主だと周りはたまったものではないと思うが、幸いにして僕は非力なので誰にも迷惑をかけないで済んでいる。ただ脳内ではバンバン投げているので、僕と会話している人はたまに投げられていると思ってください。


Posted by 堀田 on 5月 3rd, 2013 :: Filed under 日常

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最近、大学で映像の授業の助手をしている。
まあそこで生徒からすっげーナメられていてキレそうというのがあるけれども、それは置いておいて、よく思うのは、みんなすぐ、技法的というか、実験的なものに走るなあ、ということだ。
そこにすら達していない人も多いけれども、まあよく思う。
確かに僕もそんな時期はあったのだけれども、そんなどうでもいいような実験的な手法が作家性を示すってことはないからなー。
なんか、クラスで一番詳しい奴、みたいな玄人ぶった人(玄人ではない)にはウケるかもしれないけど。
おっさんになったのか、もっと単純にやればいいのにと思ってしまうんだよな。
まあ、単純にやって評価されるのはけっこう困難だから、ついつい技法的なところとかに逃げてしまうわけだけどね。
でもやっぱり、技法ってのは逃げだからね、少なくとも、こんな新しいことやってんだみたいに、大々的に言うものでもないよな。
ほんと、とんでもないくらいめっちゃくちゃ技法突き詰めてる人っているし、だいたいのことはもうやられちゃってるよ。


Posted by 北川 on 5月 2nd, 2013 :: Filed under 日常

予定

ゴールデンウィークの予定がゼロ。

もうすぐゴールデンウィークだけれど、とくお組の会議が一回あるだけで、あとは本当に用事がない。去年はザキさんのお芝居の稽古にずっと行ってたけど、それがなかったら仕事をするつもりでいた。今年は稽古がないので、マジで仕事したりしそうだ。せつねー。

僕は趣味らしい趣味もないので、昔っから休日の過ごし方に困っている。お芝居をやる前、つまり大学一年生のときは、本当に何もやることがなくて廃人の一歩手前まで行った。今となっては公演がない期間は、家族もいないもんだから、本当にダラダラしてしまうか、それが嫌で仕事するか、みたいになっている。何かすごい勿体ない気がしている。

社会人になってよく学生時代を振り返り、あんなに時間を持て余していたのが信じられない、という話になると思うけど、もし将来家族とか持った日には、こういう何もないゴールデンウィークが大変懐かしいものになるのかもしれない。そして、あのときもっとあんなことやこんなことをしておけばよかった、とかなるのかもしれないですね。

せめて、ゴールデンウィーク中は早起きをしたいと思います。


Posted by 堀田 on 5月 1st, 2013 :: Filed under 日常

呪われた左

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遅れましたが、ご来場くださった方々、ありがとうございました。

最近、自分の左側が呪われている気がする。
左手の指にイボができたのを皮切りに、左足に生まれて初めて水虫をうつされ、それが治ったと思ったら左足の指にでかいタコができ、さらに先日は、左足の靭帯を損傷した。
こわいなー。
左側だけお祓いしようかな。


Posted by 北川 on 4月 29th, 2013 :: Filed under 日常

シリーズ

刑事コロンボを観ている。

huluという月額980円でいろんな映画やドラマが観放題とかいうサービスに入ってみたら、いろいろ観てみたいものが多くて、このまま廃人になるのではないかと危惧している。huluの意味を調べたらフランス語で「廃人」という意味だった、みたいなことだったら怖い。

さて、その中で刑事コロンボのテレビシリーズをちょっと観ている。古畑任三郎も好きだったけど、元祖はやっぱりコロンボだ(古畑はちょっと劇中の音楽がうるさいのよね)。コロンボみたいに、毎回大物俳優とかをゲストに迎えての対決ものという構図で、かつ一話完結なのがとても好きだ。というか、僕はシリーズという概念が大好きなので、第○話「(サブタイトル)」みたいな形式がすごく好きである。

そういう意味では今とくお組で作ってる「DETECTIVE JOE」とかもそういう感じがしてすごく楽しい。早く10巻くらいまで出してほしい。


Posted by 堀田 on 4月 29th, 2013 :: Filed under 日常

旅行が苦手です。

公演も終わって、ちょうどゴールデンウィークにもなってきたので、温泉にでも行って、ゆっくり休みたい!ってすっごい思っているのに、全くその予定がない。旅が苦手だ。

特に細かい計画もなしに、とりあえず行ってしまおうという人は本当に尊敬に値するし、綿密な計画を立てて実行に移す人も本当に尊敬する。旅は計画を立てる段階が一番楽しいというけれど、僕はそう言うのを面倒くさがってしまうたちだし、じゃあ行き当たりばったりがいいかというと、それはそれで不安になってしまう。

飲み会とかもそうで、飲み会自体は好きなのに、自分から誘ったり、会を主催したりすることはほぼ皆無で、だいたい誘われ待ちである。それで旅行にも、飲み会にも行かず、結局休みの日は家でゴロゴロしているだけだったり、なんかよくわからなくなって仕事をしたりする。要は出不精だということだ。

地球はこんなにもすばらしい星なのに、もったいないことだなあ。

 


Posted by 堀田 on 4月 28th, 2013 :: Filed under 日常

ピー

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つまみは最近ピーが多い。
ピーばかり食べている。

今日ふと思ったのだが、飲み会に飯はいらないなと。
つまみだけで十分だなと。
空腹時のビールほどうまいものはないなと。

明日は近未来パーク初日。
うまい酒を芝居後のすきっ腹に流し込みたい。

もちろん、ピーも添えて。


Posted by 柴田 on 4月 17th, 2013 :: Filed under 日常

ネーミング

ロマンスカーに乗って出かけたい。

たまに仕事で小田急を使うのだけど、たまにロマンスカーが来て無性に乗りたくなる。ロマンスカーは本当にネーミングが成功していると思う。

アベノミクスもそうだけど、名前を付けるというのはとても重要なポイントだと思う。わざわざアベノミクスって名前をつけるだけで、連日連夜アベノミクスだろう。コレに名前がなかったらここまでグッと盛り上がっていないのではないか。

ロマンスカーも同じで、この名前が旅情に溢れていて乗りたくなってしまうのだが、言ってしまえばこんなのただの特急列車だ。

あー、本番終わったらロマンスカーに乗って旅行に行きたい。本番終わったらめっちゃ働かなきゃいけないから、ある意味公演そのものがロマンスカー。


Posted by 堀田 on 4月 16th, 2013 :: Filed under 日常

監視

北くんを監視している。

何となくだけど、稽古の途中で遠くから北くんをじーーーーーっと眺めて、目が合うまで続ける、という遊びをしている。今日も林くんの小道具のカメラを何気なしにいじくっている様子を、卓球台の裏からじっーっとみている。本当に面白い。

写真は卓球台裏からの盗撮。


Posted by 堀田 on 4月 14th, 2013 :: Filed under 日常

感性

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絵を見た。
タイトルはおよいでいるかも。

カモが何気なく、池を泳いでる絵だ。

子供なら、まあこのくらいは描いたりするだろう。(かなり可愛いかもですけど!)

しかし、この絵をじっくり見て、あ、俺にはかけないなと感じたわけです。

それは右端の黄色いくちばし。

口しかかかないのかよ!

なんて微塵も考えません。

あ、全体像を描かないで、画用紙の外側を想像させる絵なんだと。

この視点、僕にはない感覚です。

意外性って、楽しいですね。

自分の意外性を客観的に探してみようかな。
自分の意外な行動に、自分自身で驚いたりしたりして。

それもそれで安上がりで楽しいなあ。

楽しいことだらけだな。


Posted by 柴田 on 4月 13th, 2013 :: Filed under 日常

暗黒

僕のポケットの中です。

最近iPhoneに変えたのだけど、誤操作防止ボタンがどこにあるかずっと分からない。なので、気がつくとポケットの中で何枚も写真を撮っていたりする。カメラロールに暗黒の写真が20枚くらいある。カメラロールって何だ。

まあ写真くらいならいいんだけど、Twitterで@付きで誰かさんに「ままままま」とか「みみみ」とか呟いてるときもあるし、下手すると、電話していたりする。本当にすみません。

と、いつもならば結局調べないところだけど、さすがにこれは迷惑がかかるので、検索してみたら一発で分かった。

電源ボタンがロックボタンって分かんねえよ。


Posted by 堀田 on 4月 10th, 2013 :: Filed under 日常

基準

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映像の書き出し待ちをしている。

この間、柴田さんに「どういうのがいい映画なんだろう?」みたいな感じで聞かれて考えたのだけども、これとても難しいね。
僕は写真の永遠の僕たち見てボロボロ泣いたけども、あれがいわゆるいい映画かって言われたら、正直いい映画ではないと思うし。
いや、かなり好きなんだけどもね。
ただまあそれは、男子校出身というのが多いに関係しているわけでね、なんかこういうのって、すごく微妙なところだよね。
ちょっとわかりにくいけども、要は好みとかそういうの越えたところにある判断基準の話しようとしてるのね。
で、撮ってみるとわかるのだけれども、結局、この基準っていうのは、映画になってるかどうか、ということのような気がするよね。
初めて撮った時とかモロなんだけども、なんか映画にならないんだよね、あらゆる点で。
で、いい映画っていうのは、当たり前なのだけど、映画になっているんだよね、ちゃんと。
映画になる方法はたくさんあるからね、これとこれ、とか具体的には言えないけども、なんかそこに集約されるように思うね。

書き出し終わりました。
それでは、また。


Posted by 北川 on 4月 7th, 2013 :: Filed under 日常