
テレビを見ていたら秋元康が、AKBの新曲を決めるときにはデモを1000曲ぐらい聴くんだ、と言っていた。視聴者には1000曲も聴く秋元さんの方の立場を見せたかったみたいだけど、ぼくはどちらかというとそんなに敗北者を出すなよ、と思った。
採用されなかった999曲=999人ではないと思うけど(一人が何曲も書いてたりするだろうし)、負けていく人の数が多い。完全に使い捨てだし、きっと彼らは採用されなかったことすら知らされず、新曲の発売をもって「嗚呼、採用されなかったんだな」と気づくのだろうと思う。
すべての仕事に通じるけど、この、何も言ってもらえないのが一番つらいんだよな~。ダメ出しされたりするのはむしろ相手にされているからいい方で。
Posted by 徳尾 on 10月 26th, 2011 :: Filed under
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映画祭に入ると、たいていパスというものがもらえる。
そのパスがあると、映画祭で上映されている映画は、だいたいタダで見ることができる。
あと、関係者用のラウンジみたいなところでタダで飲食ができたりする。
で、昨日、映画を見に行って、ラウンジで間の時間を過ごしていたら、変な男がいきなり入ってきて、「僕は今学生で、映画について学んでいるんですよ、だからこの場所ちょっと見せてもらっていいですか?」とか言い出して、スタッフが止めるのを無視してズカズカと中に入り、大量の飲み物と菓子をさっと盗み、そのまま何事もなかったかのように去っていった。
おおかた、友達の間で、「あそこ大量の飲み物と菓子がタダであるらしいぜ。たいして何も言われねえから入っても大丈夫だよ」みたいな話になったのだろう。
ふざけた話だ。
このタダの飲み物を飲むために、僕の髪の毛が何本抜けたか知っているのだろうか。
まあ僕もよくは知らないけども、きっとあいつよりは抜けたはずだ。
パスなくてもいいから、せめてもっとハゲてから来てくれ。
Posted by 北川 on 10月 26th, 2011 :: Filed under
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最近はずっとコンビニ野郎な僕ですが、シフトに一緒に入るメンバーの殆どが大学生か高校生で困っています。テンションが圧倒的に違うのは当たり前としても、もう、本当に彼らの使う言語がわからない。もちろん、日本語ですから何となく言わんとしてることはわかるのですが、どうしてもモヤモヤとした曖昧な部分が残るのです。それを、「えー、それどういう意味?」などと聞いてみるものの、向こうからは「あー、ま、いいっす。」みたいにあしらわれ、僕は得意のへらへらで返すばかり。でも、へらへらを繰り返す度に、ピキッと心にヒビが入る音がするのです。それは、「俺、もうオッサンなんだ」ということを痛感するというのはモチロンなのですが、何よりも「こいつら、昔、俺がオッサンを見る時にしていた目つきを俺にしやがる。」ということをはっきりと認識する自分がいるのです。使い方あってるかわからないですが、因果応報というか。愛されたければ愛しなさいというか。
翻って。時々、老人たちとダンボールを作ったり潰したりしているわけです。老人たち、もう、本当に何言ってるかわからない瞬間が沢山あるのです。これは、音声的に聞き取れないといったレベルのものが殆どなのだけれど、そういう時に直面した瞬間、僕は「老人を見る目つき」というものを、してしまっている。気をつけてはいるものの一瞬イラッとしている自分がいるし、隠せているとは到底思えないし、伝わってしまっていると思うのです。自分が、やられて心にヒビが入ったとかうだうだ言っていることをやってしまっているわけです。未来の自分に対して。僕は「老いる」こと強く感じると共に、同じことをしてしまっている自分を恥じると共に、「越えられない何か」を感じるのです。
さらにさらに。先日、大学時代の同期のホームパーティに参加してきたのですが、もう、本当に会話が弾む弾む。もちろん、同じ経験を沢山してきた仲間ということもありますが、お互いがお互いを歳相応に認識して見てることがとても楽に感じたのです。アラサーたちがちょっと懐かしんだりふざけたり。同じ時間の流れの中で同じ雰囲気で歳をかさねていく。こういう仲間がいるということが、とんでもなく幸せなことなんだなというのを強く感じたわけですね。
ま、そんな感じですね。
Posted by 篠崎 on 10月 26th, 2011 :: Filed under
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最近、車の下が光ってるやつがいる。
青だったりネオンみたいにカラフルだったり、とにかく車の下というか床が光っている。
何が言いたいかというと、
超かっけー!!!
ってこと。
なんか一見車が浮いてるみたいで、SFちっく、いやSFなのよ!ブースター!ぼわーんみたいな、ブースター!
憧れちゃうなあ。
…え!?
これもしかして、足の裏につけたら……。
やばいやばい!!
超興奮!
早くそういう時代こねえかなあ。
Posted by 柴田 on 10月 25th, 2011 :: Filed under
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iPhone4Sが入荷された連絡がやっときた。
随分待たされたなー。
3GSを使っていたから、一気にかなりよくなりそうで楽しみだ。
ただ、個人的には4系の見た目より3G系の見た目の方が好きだったな。
僕は男だから、直線的なフォルムより、曲線的なフォルムの方が好きなのだろうな。
女の人って曲線的だからね。
Posted by 北川 on 10月 25th, 2011 :: Filed under
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夜景ハンバーグ弁当。
今夜も仕事が遅くなったので、いつもの通り一人で夜景ハンバーグ弁当を食べた。コンビニ弁当と言っても侮るなかれ。全然うまい。
コンビニ弁当は、家庭料理やレストランでの食事に比べて比較的地位の低い食事に位置付けられていると思う。こんなに旨いものが低ランクだなんて、本当に日本は豊かな国だ。
依然テレビで、とても貧しい国の人々があまりの空腹に耐えかねて、泥を焼いてクッキーとして食べているのを見たことがあるが、生まれた国が違うだけなのにエライ差である。それを思うと、夜景ハンバーグ弁当を食うのも申し訳なくなってくる。
そういう国の人々に対して実際に援助をしたり、ワクチンに寄付したりとアクションをしている人は偉い。僕は憂いながらブログでそれっぽいことを言って世に発信しているが、何もしていない僕にそんな権利はない。
世の中のダニだ。
Posted by 堀田 on 10月 25th, 2011 :: Filed under
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最近、風呂の中で20~30分ぐらい本を読んでいる。で、なんでか分からないが20分を過ぎるとメガネが曇るので、それで読むのをやめることにしている。
先日は、20分経ってもいっこうに曇らないので、そのまま「おかしいな・・・長いな・・・」と思って一時間ぐらい読んでいたら茹でダコみたいになって死にかけた。
コンタクトだった。
Posted by 徳尾 on 10月 24th, 2011 :: Filed under
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提案書を書いている。
もうすぐ仕事でコンペがあって、ここ数日はずっと提案書を書いたり見積額を下げたりの調整をしている。
なんとしても取るために、ある程度進んだら読み返してさらに校正し、内容を濃くしていくのだが、やればやるほど、他社も同じように頑張って濃くしてくるだろうなぁとか思ってしまっていつまで経っても勝てる気がしてこない。
みんな一生懸命働いてるからなぁ。
写真は昨日会社の帰りに寄った吉野家にあった忘れ物。
どんな仕事の人か知らないが、みんな一生懸命働いている。
Posted by 堀田 on 10月 24th, 2011 :: Filed under
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宣伝多くてごめんなさい。
今年の東京国際映画祭で僕の監督した映画が上映されます。
今週の水曜、26日の13時20分から六本木ヒルズのTOHOシネマズです。
シンポジウムの後、上映で、上映後、質疑応答があります。
僕は質疑応答時のみ登壇します。
六本木ヒルズの映画館は時々行っているので、そこで上映されるのはとてもうれしいです。
平日の昼間という悪条件ですが、奇跡的にあいていて、かつ、まだ見ていなくて気が向いた、という方は、ぜひいらしてみてください。
一般の映画館で上映されますが、完全に自主映画ですので、ぜひそういう目で見てやってください。
よろしくお願いします!
Posted by 北川 on 10月 24th, 2011 :: Filed under
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今日は啓さんや稽古場にこれ以上迷惑はかけれないので京都単独行動。
ヨーロッパハウスを出る直前に角田さんに観光スポットを教えてもらい短時間で京都を堪能した。
美術館ではモネに心を奪われ、平安神宮では中国人の多さに圧倒され、動物園では子供達の純粋な心に触れた。
そして、アートダイブ@みやこめっせでは念願の黒木さんにも会え、昨日お世話になった諏訪さんにも挨拶出来たので良い1日になった。
東京に戻るとホームパーティーに合流。
こいつら最高だよ。
多くは語らんが。
たまに集まるのはいいもんだな。
Posted by 鈴木 on 10月 23rd, 2011 :: Filed under
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昨日は法事で実家に帰ったりしてバタバタしていて書き忘れてしまった。
鈴木さんが啓さんのお芝居の日程を一週間間違えて京都に行ってしまったらしい。
この話を聞いた時、正直に言うと、全く笑えず、むしろかなり引いた。
かなりぶっちゃければ、若干腹立たしい気持ちすらあった。
鈴木さん側に感情移入すれば笑えるのだろうけども、たぶん僕は、こういったいいかげんな人(先輩に対して非常に失礼で申し訳ありませんが)に苦しめられることの方が多いから、なんというかやられた側の気持ちになってしまったのだろう。
そう考えると、こういった話を聞いた時に、自分がどう感じるのかということは、自分がどういう人間なのか、もしくは、自分が周りの人からどういう扱いを受けてきたのか、を示すということがわかる。
僕は、全くもっていいかげんではない人間で、かつ、周りのいいかげんな人の自分勝手な行動に振り回され続けてきた人間なのだろう。
かなりつらすぎる結論ではあるが、前を向いて生きていこうと思う。
Posted by 北川 on 10月 22nd, 2011 :: Filed under
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一週間まちがえて京都に来ちゃったよ。
見ようとしていた加藤啓アワーは来週だった…。
とんだウッカリさんだよ。
新宿とかだったら、あ、間違えた!とか言って10分くらいで帰れるんだけどなー。
そのまま帰るのも伝説すぎるので稽古場にお邪魔して、自分を慰めた。
本番はみんな見れるけど、稽古場を見れるのは俺だけ!そう、俺だけ!
完全に敗者の強がりだよ。
稽古後はヨーロッパ企画さんのヨーロッパハウスに伺った。
諏訪さんが気を使って相手してくれたけど、目の奥では笑っていた。
明日は京都を楽しんでやる!
Posted by 鈴木 on 10月 22nd, 2011 :: Filed under
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珍しい組み合わせだが、大学時代の友人であるアラブの王様とバッタと飲んだ。
アラブの王様は会社経営で年商一億を越しているし、バッタは昆虫なのにバリバリ作家として活躍している。尊敬する二人の上昇エネルギーをもらって非常に楽しかった。
バッタの方はもうすぐ結婚するらしいが、そうなると食われてしまうのか?と心配したが、それはカマキリだった。
たまには酒を飲むのもいいもんですな。
Posted by 徳尾 on 10月 22nd, 2011 :: Filed under
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洗濯が好きだ。
独り暮らしを始めて10年近く経つが、基本的に自炊をしないので、家事と言ったら掃除と洗濯くらいしかない。で、最近は両方とも比較的好きになってきた。
特に洗濯は、学生時代はコインランドリーだったり、入社後は寮の洗濯乾燥機だったり、寮を出たあとも浴室乾燥機だったりで、ベランダに干すという行為は今の家に越してきて初めての経験である。
この干すという行為が、まぁ面倒なんだけど、洗濯物してる感が出て、割りと好きである。
雨に降られないように天気を気にしたりするのがいい。
深夜に洗濯機回して寝る前に干して、とかやってると独り暮らししてる感がむくむくとしてきて楽しい。
ただ取り込むのがあまり好きじゃない。だから3日とか平気でずっと干している。
アイロンもきらい。
Posted by 堀田 on 10月 21st, 2011 :: Filed under
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モブログを再開してから二週間ちょいしか経っていないのに、もう随分と書いた気になっている。
しかも、毎日書こうと思っていたのに2日おきとか3日おきになってしまってる。だからといって、改善できるのかどうかはわからない。今のところ、現状でぱつんぱつんだとおもう。便秘とかそういうことじゃなくで単純に腸の機能的にぱつんぱつんだということでー。
毎日、何かしらひねくり出すのってとんでもなく立派だなあと実感してある次第。糸井重里さんとか、そりゃあ奥さん樋口さんだわって思います。
再開して、少し変わったことがある。
それは、このモブログの読み方だ。
再開する前は普通にへらへらさら〜っと読んでいただけだったが、今は書く側の目線になって読んでいる。まあ、当たり前かもしれませんね。
皆の書いている時の顔や心情を想像したり、記事の内容から疲れているのかな?元気かな?とか、更新するタイミングとか、何故この話題なのか?使われてる語尾のトーンとか諸々。いわゆる記事の奥を気にするようになった。
結果、皆のことを想う量が増えた。
気持ち悪い告白だが、これは事実だ。
全く別の話になりますが。
今日、終電で帰宅している時のこと。
電車の出口付近で、飲み会終わりの大学生らしき男女ふたりがからみあっていた。イヤラしい意味ではなくて文字通りからみあっていた。男子の方がベロンベロンで、電車の揺れといっしょに右へ左へ行くのを、女子が小さな身体で頑張って支えていた。
2、3駅過ぎて、男子の意識がしっかりしてきたようだ。「もう大丈夫大丈夫。気にせず降りて。いや、もうホント、大丈夫だから!」と言い始めた。女子の降りる駅が次なのだろう。男として格好悪い自分を恥じる思いもあるだろう。でも、彼の脚はグラングランであり、彼女は彼を支えつつ「ホントに大丈夫?ウチ来ていいよ?」などと囁いていた。彼はグラグラしながらも「大丈夫」を繰り返す。
電車が駅に滑りこみ、プシューという音とともにドアがあく。彼女はホームに降り、続けて彼をホームに降ろそうとしたが、彼は「大丈夫だから、ホント大丈夫だから。」と頑なに拒む。周りの乗客の視線も集まってきた。(僕はずっとガン見していたが。)
降ろそうとする女子、拒む男子。
発車のベルが鳴り、プシューとドアが閉まり始めた瞬間、
彼女はじっと彼の両眼を見つめ、
「いこう」
と言い、彼の両腕をひっぱった。
彼は射抜かれたように無口になり、
ストンとホームに降りていった。
僕はiPhoneを取り出し、モブログを書き始めた。今起きたことを忘れないためだ。そして、書き終わったので送信し、寝ることにする。
今頃、彼らはからみあってるに違いない。もちろん、イヤラしい意味で。
いや、初々しい雰囲気もあったからまだかもしれない。
どちらにせよ、彼らの恋が動き出したことは間違いない。
うわっちゃ〜。
むぃむぃするね。
あー、冬だ。
Posted by 篠崎 on 10月 21st, 2011 :: Filed under
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とくお組でやる公演のことばかりを考えている。次で第18回なのかな、まだまだやりたいことはあるのだが、再演で見て欲しいものもいくつかある。近未来パークとかあまり知られてないしなあ・・・。
パークで思い出したけど、ぼくは小説を読むなら、吉田修一のパークライフみたいな、特に何も起きないけど美しい文体に比重が置かれた物語が好きだ。というかエンターテイメント小説はほとんど読まないし、ピンとこない。
演歌歌手がカラオケでポップスを歌うようなものだと思う。鑑賞者としてはどちらかというと芸術を好み、吐き出すほうはポップなものを好むのです。
映画とかもとにかく暗くて救いようのないものが好きです。ダムライフとか。
Posted by 徳尾 on 10月 21st, 2011 :: Filed under
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ファイティング一本勝負!3rdシーズン。
Macにしてから初めての放送となったファイティング。いままで音割れや急なシステムダウンに悩ませれてきたが、Macにしたら全てが解決した。
堀さんもご満悦である。
あと来月12,13日に六本木でやる黒木さんのイベントにファイティングチームの二名が参加することになりました。詳細はまた追ってですが予定がある人は調整してください。
ファイティング!
Posted by 堀田 on 10月 21st, 2011 :: Filed under
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スピードラーニングを申し込んだ。
大学受験で英語を学んだはずなのに、全く英語ができない。
あの言語が言語として成立している意味すらわからない。
そんな状態からのスタートではあるけれども、半年後には、英語でこのブログを書くことができるようになるくらい、頑張ってみようと思う。
まあ、すぐに飽きるだろうけど。
Posted by 北川 on 10月 21st, 2011 :: Filed under
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ハイボールをがぶ飲みしている。
「がぶ飲みHighball」が出たら間違いなく買い溜めする。
発端は、夕飯の買い出し。
今晩は何にしようかしらと選んでたら、トリスが目に留まりまして。
ふーんと思ってたら、ソーダ付きって書いてあって…。
気づいたら家でHighball飲んでました(゜∇゜)
で、まあ、がぶがぶなっちゃいましたよと。
500円でグラス20杯いけるので、こりゃいいやと。
濃度も調節できるし、こりゃいいやと。
こりゃこりゃと。
やばいなこりゃ。
一人でこの楽しさをあじやっちゃ罪だな。
あー、誰かと飲みたいなあ。
まじで。
子供たちと飲めるのは15年後かあ。
大分先だな。
相武紗季だな。
うん、俺はこんなこと言わない。
ごめんなさい。
全てHighballのせい。
しっかし、止まらねえなHighball。
Posted by 柴田 on 10月 20th, 2011 :: Filed under
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昨日、鈴木さんに誘われてフォークシンガー小象さんのソロライブ(@南青山)に行ってきた。
満員御礼、お客さんの殆どが女性。
薄暗いムーディな空間というのもあるけど、ほんとにハッとするくらい綺麗な方もいて、小汚いフリーターな僕らの場違い感がハンパなかった。軽く見回すと、隣には明らかに初デート丸出しの友達以上な二人。女性の方が歳上で小象さんのファンらしく、熱心に素晴らしさを説明している。メガネ男子は遠慮がちに敬語で応えている。その他、母娘で来てるふたり、下北沢の服屋で働いていそうなオシャレガール、ドカドカと僕らに相席してきたアラフォーなおっさんふたり組などちょっとウッとなるくらい客層の幅が広い。
小象さんが登場し、大歓声のなか裸電球をパチリと点け、ついにスタート。
どんなパフォーマンスをするのか全く知らなかったのだが、彼が現れた瞬間に「ああ、もう全面的に同意します」となってしまった。
僕は、大口を開けて笑い転げ、拳を振りかざし小象コールに参加していた。
彼はなかなか歌わない。
1曲歌い終わると、皆とゴキゲンな空間を堪能し「最高っ!」を連呼。挙げ句の果てに「もう段取りわけわかんなくなっちゃった」と、のたまう始末。
それでも、全力で中身の無い歌を歌い僕らの腹筋をぶっこわし、全力で中身のある歌を歌い上げホロリとさせる。考えていないようでもあるし、彼の手のひらで転がされているようでもある。
なんやかんやで黄金パターンを突き進み、自らアンコールの段取りを指導し「お願いしますよ」と去って行った。
アンコールを待つ間、再び周りを見回してみる。メガネ男子が饒舌に小象さんを褒め称え、歳上女性が首振り人形の如く同意している。おっさんたちが「なんでかなー?憧れてきちゃったよ」などと騒いで傍で、母娘はウットリと手拍子している。(下北ガールズは鈴木さんが邪魔で見えなかった。)
最高の空間が完成していた。
ほんとに何億光年も離れている。
でも、温かい光が僕らを包む。
控えめだけど、とても優しい。
いやー、やばいねー。
初老のおじさまに癒されちゃった!!
私、己の文章に酔って溺れていることに気づいたのでここらへんで。難しいですね、生きるのも文章を書くのも。
アンコールも終わり、席を立とうとしたら隣で鈴木さんがポツリ。
「俺もあんなふうになりたいわ」
僕は「あー、鈴木さんもなれるなれるー」と軽く返したが、これは本心である。
何故って?
鈴木さんには「不愉快な歌」があるじゃないか。
Posted by 篠崎 on 10月 19th, 2011 :: Filed under
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