三匹の猫
今日、図書館の前を歩いている時に、子猫が三匹、列をなして歩いているのを見かけた。
真っ白いものと、白地に黒ぶちのもの、ほぼ黒、の三匹だった。
オスなのかメスなのかわからないが、物心がついた頃には、あたしも全身真っ白になりたかったとか、黒ぶちがよかったとか、互いにうらやみ合い、憎しみ合うことになるのだろう。
同じ形の生命はこの世には存在せず、個性という名の格差は常に我々を苦しめる。
図書館の窓に映る、薄汚れた自分の姿を見て、僕はこの世界の残酷さを思った。
Posted by 北川 on 10月 5th, 2011 :: Filed under 未分類
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10月 6th, 2011
前に、可愛い顔の猫と目つきの悪い猫がいたので、迷わず可愛い猫を撫でようとしたら、引っかかれ噛みつかれました。仕方なく目つきの悪い猫を撫でたら、ゴロゴロ甘えてきました。見た目か性格か、猫にとっても世知辛い世の中なんですねぇ。でもあの猫には、物心ついても可愛い猫を羨ましがらずに、愛嬌をふりまき続けてほしいもんです。
10月 6th, 2011
あっこれはメス猫ですね。