inaiinai
ガレキの太鼓「いないいない」を見てきた。別にネタバラシをするつもりはないけど、興味がなければ飛ばしてね(基本的にぼくはネタバラシというものをされても何とも思わないので、どこからがネタバレになるのかは分からないのです)。
今作は、システムが個人の存在価値を奪ったとき、我々はどう生きていけばいいのか、何が生きていく上でのよりどころになるのだろう、やっぱり我々は弱い生き物だよね。というようなことを考えるようなお芝居だったと思う。
そのシステムに当たるものは「通知」と表現していたけど、それは世界で起きている紛争だとか、東日本の災害だとか、古くはナチスの迫害だとか、そういうものにも喩えられるでしょう。
すごくポップに言えば、「社会の一員から外れてもらえますか。ばいばい」ということです。
まあね、僕の場合は何の仕打ちも受けてないけど、会社を辞めるだけでもちょっと「社会から見放された」気になるもんで、辞めたすぐのことを思い出しました。芝居にもあったけど、「自分が世の中から今、いなくなっても誰も気づかない。誰も困らない」ってことに気づくと、怒りに似た感情がわいてくるんですな。
まあ、そんな芝居じゃなかったらごめんなさいだけど、自分なりに勝手に楽しみました。
あと、啓さんや修子さん、永野さん、その他たくさんの作品が展示してある「茶色に白混ぜると肌色だっけ」をチラっと見させていただきました。とても楽しかったので、是非。明日までだそうです。原宿のギャラリーフェスタというところだったでしょうか。
Posted by 徳尾 on 6月 11th, 2011 :: Filed under 未分類
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6月 11th, 2011
あの後、「いないいない」見てきました。
私も「アンネの日記」みたいだなあと思いました。
やっぱり、この写真を見ても、永野さんが小さく感じます。
厚みがないと小さく見えるものなんでしょうかね。
6月 12th, 2011
すごい!!二回観劇にしたけど、難しくって理解が出来なかったんです。徳尾さんの解釈を読んだら納得できました。演劇に関わらず抽象的な作品って、答えがないぶん、すごく頭を使います。バカだから理解できないんだろうな。
6月 12th, 2011
そうそう!
うりサンと夜中2時まで
語った答えが、徳尾サンの
一言にまとまってる☆
そらみサンの頭の中も
のぞいてみたい。