トイレ
トイレの神様がどうも好きになれない。
感動しろと押し付けがましい感じや、関西弁にしときゃ情緒出るだろという浅はかさなんかも嫌だが、それ以上に、痛みを痛みと捉えておらず、むしろ美談にしている感じが嫌だ。
婆ちゃんの死という痛み、婆ちゃんにきつくあたってしまったという痛み、彼氏といちゃついていて婆ちゃんをほっぽっておいたという痛み、様々な心の痛みを、「まるで私を待っていてくれていたかのように」(歌詞と違うかも)と、自分勝手な解釈で美談に仕立てあげている感じが不愉快だ。
そんな安っぽく、ヒロイックな考え方のものに、男子校出身者の僕が感動できるわけがない。
涙を流せるわけがない。
痛みというのは、痛いからこそ意味がある。
婆ちゃんに恩返しできないまま婆ちゃん死んじまった、という痛みを背負いながら生きていくことでしか、婆ちゃんを弔うことはできない。
だから携帯小説とかもそうだけど、あの手のもの嫌いなんだよな。
もっと罪や痛みと向き合って生きていかないとだめだな。
ほんと善人面した悪魔の多い世の中だぜ。
Posted by 北川 on 1月 8th, 2011 :: Filed under 未分類
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1月 8th, 2011
いいぞ北川!!
1月 8th, 2011
なんじゃそりゃ。
1月 8th, 2011
ビックリマーク付けないとなんか冷たい印象ですね。なんじゃそりゃ!
1月 9th, 2011
ビックリマーク意外と重要!
1月 9th, 2011
あたしも好きじゃないぞ!
1月 9th, 2011
いやーこんな盛り上がるとは思っていませんでした。これからも、盛り上がるようどんどん悪口書いていきます!(これは冗談です。たいして笑えませんが、笑いどころです。実際にはどんどん悪口は書いていきません。よろしくお願いします。)