雨にキッスの花束を
超いまさらだが、YAWARA!で使われていた、「雨にキッスの花束を」にはまっている。
ばっと周囲がスローモーションに見えるような、恋につきもののあの瞬間が見事に切り取られた秀逸な描写の数々、まっすぐというか、若干情感や意味が抜けてんじゃねえかとすら疑ってしまう歌い方が醸し出す初々しさと甘酸っぱさ、そして何より、そんな恋の瞬間を描いた表現らを包み込む、最高にキュートなメロディに胸がキュンキュンしておかしくなりそうだ。
ありゃ当事者にはつくれない曲だな。
かつて青春を過ごしたことのある人間が、その頃を懐かしんで、傍観というほどではないけども、優しく見つめながらでないとつくれない曲だよな。
なんというか、熟成されているからな。
いやー超いいな。
書きながら胸が熱くなってきた。
切なさってのはバラードじゃなくてポップスにこそあるよな。
バラードは切ないんじゃなくて、かなしいんだと思うな。
まあ、わけわからなくなってきましたが、言いたかったこととしては、聞いたことない人はぜひ聞いてみてくださいということです。
僕なんかもう、イントロの安いシンセサイザーのところから、感情がっと持ってかれますよ。
Posted by 北川 on 2月 8th, 2010 :: Filed under 未分類
You can leave a response, or trackback from your own site.