スーパー
会社帰りにスーパーへ行くと、大体混み時にぶち当たる。
その混み具合たるやもう、レジの列が商品棚のエリアまで伸びるくらいだ。
ここでいつも悩むのが「どの列に並ぶか」という事だ。
早く進む列がいいのは誰しも同じだ。
僕がいつもチェックしているのは、
?今できている列の長さ
?レジ係の熟練度
?前に並ぶ人達の買い物量
この三つをチェックしている。
ある時二つの列があった。
仮にA列とB列としよう。
A列はB列よりも短くて、レジ係も熟練風のおばちゃんだが、一方のB列は若めのお兄ちゃんだ。
そして、並ぶ人達の買い物量はほぼ変わらないぐらいだったので、僕は迷わず心の中でA列を選んだ。
ところが、僕の前を歩いてたおばちゃんは列の長いB列を選んだのだ。
僕は「ありゃりゃ、時間かかるんじゃないの〜?そっちは〜」と思いながら、横を通り過ぎてA列の最後尾についた。
するとどうだろう。B列はサクサクサクサク進むではないか!
片やA列はというと一向に進まない。
ちょっと前を窺うと、何やらトラブルか何かでレジが完全に止まってしまっていた。
結局、B列を選んだおばちゃんに遅れること約15分後、僕はレジを通過した。
なんてこった…
僕には見えていなかった何かの要素をおばちゃんは見極めていたのか…?
一体なんだ?
僕のチェックポイントは完璧なはずだ。
それとも老獪な主婦にしか備わらないシックスセンスか。
そうか、それを人は主婦力と呼ぶのか。
Posted by 永塚 on 7月 4th, 2009 :: Filed under 未分類
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