御守り
実家から随分前に送られてきた御守り。
勝ち守りと言うらしい。
だが、僕は何にも勝っていない。
効果はない。
こういうのは具体的にするとやばい。
交通安全とか。
効果がないことがバレやすくなる。
Posted by 北川 on 5月 1st, 2009 :: Filed under 未分類
実家から随分前に送られてきた御守り。
勝ち守りと言うらしい。
だが、僕は何にも勝っていない。
効果はない。
こういうのは具体的にするとやばい。
交通安全とか。
効果がないことがバレやすくなる。
フルーツの王様はドリアン。
お菓子のホームラン王はナボナ。
ハウスの王子はカレーの王子様。
じゃあ、アイスのキングは?
それはもちろんピノ!
そして写真は26個も入ったピノボックスだ!
おぉぉうおうおう!ワクワク、もといロマンティックが止まらない!
誰か止めて!
胸が苦しくなっちゃう!
と、そんなC‐C‐Bな気分で僕のGWは始まるのだ!
まぁだいぶ脚色ですが。
コラムにも書いたけど、何かと息抜きに軍艦島の写真を見ている。別に廃墟が好きなわけじゃないんだけど、ありえない密度で建てられたマンション群とか、当時、超近未来都市と言われていたその都市構造に惹かれている。
島自体がちっこいもんだから、マンションの屋上に幼稚園があったり途中階に居酒屋があったり無茶苦茶。
やっぱり、無茶苦茶な街にロマン感じてるんだなあ。今度いつかそういう芝居を作ろう。
溜池山王駅にて上司と待ち合わせ。
さすが東京の中心地、駅も大理石でデザインされてたりで高級感がある。
そんな7番出口で待っているとエスカレーターに「赤坂方面」の案内が。
赤坂…赤坂…むふふ。
いかんいかん。
ついつい嬉しくてむふむふしてしまう。
地方出身の僕にとって、東京という大都会で仕事したり、更には芝居ができるということに
大きな充実感を得てしまうのだ。
ラスベガスは何としても最高傑作にしたいのだ。
男子に使ってほしいのだ☆とは安田美沙子嬢の台詞だ。
ファイティング帰りの終電にて。
Numberを熟読していると、チラチラ視線を感じる。
顔を上げると、前に座っているオッサンと眼が合った。
「おいおいなんだよキモチワルイな。」
なんて思っていたら、なんとまぁ、
オッサンもNumberを読んでいたのだ。
ただ、オッサンは酔っていて起きたり寝たりを
繰り返しながらのプレイ。
こっちは圧倒的な集中力による斜め読みプレイ。
オッサンは覚醒するたびにコッチを睨み
読み進めるのだが、すぐに首ががくんがくん。
俺は相手にしないふりでガンガン進む。
お互い負けず嫌いなのだろう。
しかし、呑んだあんたが悪い。
俺は30分間でほぼ一通り読み終え
悠然と電車を降りた。
降り際に、
「あのオッサンがきゃわいい女の子だったら。」
などと妄想したが、すぐにかき消した。
だって、こんなことで恋なんて生まれないだろう?