2012年07月31日

金は銀より良い
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[日常] オリンピックにまつわるCMで。

「金は銀よりも良いって書くよ」というキャッチコピーと共に、内村選手の健闘を称える映像が流れてきた。日本生命のCMだ。うっへー、なんじゃそりゃ、とずっこけた。

これは内村選手が銀メダルを獲ったすぐから放送されたので、成績によって3つ、4つのバージョンを作っていたのだと思う。金なら文句なしのおめでとう。銀ならば金より良い、銅ならば金と同じ、それ以外ならもう、その努力の汗がお母さんにとっては金メダル、みたいな。

見ている方としては、「なんだ、銀のバージョンも作ってたのか・・・・・・」という気持ちになるし、それならば銀は銀、銅は銅の評価をするのが、勝負の世界に生きるものに対してのリスペクトの形だろうと思う。

まあ第一、金より良いではないよね。艮(ごん)だし。


日常 日時: 23:01

2012年07月30日

トイレで忍者
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[日常] 飲み屋によっては、信じられないほど狭いトイレがある。

よくあるのがドアを押し開けたら洋式トイレがひとつで、便座の前をスレスレでドアが通過していくようなやつ。開いたはいいけど、そのあとどうやって入ったらいいの、という。

便器と足とドアのはざまで、腰をくねらせながらギリギリの攻防をしなければ、ドアを閉めることすらままならない。用を足した後、出て行くときも同じだ。ゆっくりと隙間に身体を滑らせていくとき、なんでこんな忍者みたいなことをしなきゃいけないんだという気持ちになる。

それでも「ピト・・・・・・」と膝が便器の先端に触ってしまった時は、「あ゛ーー!!」となる。イライラ棒が鉄に触ってしまったときのような絶望感だ。

普通の人ならまだいいが、もう少しがたいのいい人だったら、ドアを開けた瞬間に「入れねえじゃん」となると思う。どうするんだろう。

まあ、便座の上に乗っていくしか方法はないと思うんですけど。


日常 日時: 23:33

2012年07月29日

文化祭とオリンピック
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[日常] オリンピックの観戦システムはよく知らないのですが。

なんとなく、テーマパークとか文化祭みたいな雰囲気だったらいいなあと思っていて、「あ、14:00時からフェンシングあるよ!」とか、「陸上は混んでるよ~、馬術を先に見ない?」みたいな感じで、パンフレット片手にうろうろ気軽に回れたら楽しいと思う。

でも実際は会場もバラバラだし、それぞれにチケットは分かれているだろうし、そこまで機敏に動けないんだと思うけど。

昨日、夜中になんとなく卓球の試合を観ていたけど、そこそこ広い会場に小さい卓球台が置かれていて、観客はパラパラとしていた。やっぱり文化祭でも「展示」は人がまばらだったりするように、それに近いものがあるのかもしれない。

それにしても卓球とかバスケとか、当初(発祥)の頃よりも選手の身体能力が上がってうまくなってしまっているものに関しては、土台のスケールを見直したほうがいいんじゃないかと思う。

卓球台は、出せるスピードに対して、ちょっと小さいと思うなあ。


日常 日時: 23:34

2012年07月28日

ワイドショーが怖かった
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[日常] こどもは夏休みまっただ中。

自分が子供の頃「2時のワイドショー」とか「3時のあなた」とか、そういった今では何気ないワイドショーが怖かった記憶がある。

臨場感たっぷりに殺人事件や誘拐事件がレポートされるのも怖かったし、中のコーナーで「あなたの知らない世界」とかいう怪談ドラマも怖くて、何かとナイーブだった僕はその時間、いつも縮み上がっていた。

じゃあ、テレビなんか観ないで昼寝をしろと言われるんだけど、寝室に行けば時計とか人形がまた意味もなく怖くて、昼寝もできないという悪循環に。

別に今はオカルトとか幽霊的なものに恐怖を感じることはないけど、いまだに夏になると「にーじーのワイドショ~」というオープニングテーマが頭をぐるぐる回って、ぞくっとします。ある種のトラウマになっているのかも。


日常 日時: 23:37

2012年07月27日

ダサフレーズ
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[日常] グラスゴーの奇跡と呼ばないで。-日本男子サッカー

今回の男子サッカーが強豪のスペインを倒せたのは、当事者からすれば奇跡でも歓喜でもなくて、実力が発揮できた、準備通りのことができた、ということだから、安易に「奇跡」などとていよくまとめないでほしい、ということなのだろう。

それ以前に、ジョホールバルの歓喜とか、マイアミの奇跡とか、マスコミの付けたいわゆる「カッコイイフレーズ」がダサいと思っている人は、ぼくだけではないはず。何、おしゃれに言おうとしてんだよ、みたいな。

まあ、しっくりくるのは最初のドーハの悲劇ぐらいじゃないですかね。それはもう、ドーハという名前にちょっと暗鬱な雰囲気が漂っているし。

僕は2006年、オーストラリアに負けただけなのに「カイザースラウテルンの悪夢」と大仰に名付けられた試合を支持していこうと思います。ファンタジー小説みたいだし。


日常 日時: 23:13

2012年07月26日

亜種を黒く塗る
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[日常] 今年はまだ鰻を食べていません。



オリジン弁当では、うな重(中国産)790円、うな重(鹿児島県産)1790円、というのが売り出されている。千円も違うのにびっくりだ。見た目的には、うなぎを縦に置くか横に置くかの違いだ。

一昔前は、中国産と言ってもそんなにイメージは悪くなかったというか、むしろ長い中華の歴史から有り難い存在みたいな感じだったと思うけど、今となっては安いけどそれなりです、みたいなことになっている。もはやかの国に美味を追求するというようなイメージはなく、うなぎに見せるために亜種を黒く塗ったりするような印象さえある。

そう思わせるのは本当に中国が悪いのか、日本の印象操作がそうさせているのか。

まあ、利益とは別に、「お客様の笑顔がみたい」「美味しいものを食べてもらいたい」というような、仏様みたいな精神を持っているのは、日本人ぐらいなものかもしれないけれど。多少の犠牲を払うことが、さらなる利益を生む(競争に勝つ)という学習が、あるかどうかの違いでもある。

ここまで書いて偶然ですが、今日は土用の丑の日だそうで。


日常 日時: 23:41

2012年07月25日

卑下する商品
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[日常] ただの炭酸水。



「ただの」と言ってしまうような商品って、自分を卑下しているようで「シンプルだけどすごいのよ」というようなプライドの高さがうかがえる。創業八十五年の近所のパン屋が「たいしたことないけど八十五年やってます」と言っているのと似ている。

「ただの」とか「シンプルな」とかいう売り方は、無印良品とかが切り開いたジャンルなんだろうか。昭和のコップとかはとりあえず花柄描いとけ、みたいな時代だったけど、今は「何もないなら何もやるな(言うな)」というのが基本になっている気がする。

こんな調子で、単なる家、とか、ただの車、とかが出てくるといいなと思います。


日常 日時: 23:15

2012年07月24日

天王山、物理、嘉納治五郎
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[日常] 夏は受験の天王山。

の、天王山ってよく分かってなかったのだけど、秀吉が明智を破った山なんですね。そこから勝負を分ける意味合いがついたと。恥ずかしながら歴史という歴史がほとんど頭に入っていません。ちなみに天王山って山の規模からすると270メートルしかないみたいなので越えやすい山みたいです。まあ、高さの問題じゃないんでしょうけど。

国際物理オリンピックで、日本人の高校生が金2(灘、開成)銀3(灘、灘、膳所)というニュースを見た。膳所高校は今話題の大津にある公立高校ですけど、進学で有名なところですね。ついつい「ぜんしょ」と読みたくなる。

ちなみに灘高校の理事長プロフィールは、写真はなんだか濁っているけど、文章が堂々としていてかっこいい。薄目で見ると、名前が殺人に見える。

嘉納治五郎という字を目にして、またYAWARA!が読みたくなりました。


日常 日時: 23:31

2012年07月23日

崩壊するシンシン
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[日常] シンシンのニュース。



シンシンという字は、我々にとっては慣れた片仮名だけれど、他言語圏の方にとっては、とても難解な構造をしていると思う。そういった方々にパッと一瞬だけ見せて、「さあ、今の字を書いてください!」と問題を出してみたい。


まずは普通の「シンシン、」です。


拡大された「シンシン、」です。


メソポタミア文明の方の回答


アラブの方の回答


韓国の方の回答


ロシアの方の回答


お金持ちの子供の回答


日常 日時: 21:21

2012年07月22日

金魚
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[日常] 我が家に金魚がやってきました。



金魚を初めて飼ったのは小学校の低学年頃で、最初は何匹か居て、何匹か死にながらも最終的には残った三匹が十年ぐらいは生きたと思う。途中で死んだ金魚で記憶に残ってるのは、ジェットだかダッシュだか名付けた素早いやつで、あまりにも動きが早すぎて水槽から飛び出して死んだ。今思えば、間違えてフリスクでも食べてしまったのかもしれない。

それから十数年の時を越え、我が家にやってきた金魚。

今は水を循環してくれる機械がエアポンプ的な役割も果たしてくれているようで、常に循環した水が上からジョボジョボと降り注いでいる。そのジョボジョボという音が絶え間なく部屋に鳴り響いているため、僕は常にトイレに行きたい気持ちと戦っている。

金魚の方も「なんだこの音・・・・・・」とノイローゼ気味になっていることでしょう。


日常 日時: 23:45

2012年07月21日

17年前の戯曲
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[日常] 風邪でダウンしていました。

facebookで高校時代の担任と17年振りに「友達」となり、自分の近況を話したところ「ならば是非見て欲しいものがある」と言って住所を聞かれた。なんだろうと思っていたら、数日経って、懐かしいものが送られてきた。


高校時代に書いた文化祭劇の台本。


全部、汚い手書き。

折り目もほとんどなく完璧な保存状態で、びっくりした。そういえば、これは一日、二日でぐんぐん書いたなあとか、本番では台本にないキスシーンをやられたなあとか、当時の懐かしい記憶が蘇ったのでした。

その13年後に本当に許可を取って漂流教室をやるわけですが、良くも悪くも人生の分岐点だったなあとしみじみ思うのです。


日常 日時: 23:29

2012年07月20日

大人は風邪をひかない
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[日常] 大人になっても風邪ひくんだ、というのを常々思う。

自分が小さい頃、父親や母親が風邪で寝込んでいるところをほとんど見たことがなかった。父親が風邪で会社を休んでるのを見たのは一回ぐらい。だからてっきり、大人は風邪をひかないもの、だと思っていた。大人は鼻血を出さない、みたいなやつと一緒だ。

だけど、ぼくは大人になろうが毎年夏になると寝込んでいる。ひどいときは一週間ぐらい寝込んでいる。で、ようやく気づいたのだけど、大人は普通、風邪をひいても我慢して寝込んだりしないものなんじゃないか、ということだ。「しんどい」「頭いたい」「もうダメ」と声をあげて寝てるのが自分だけなんじゃないかと。

そう思うとまた熱が上がってきました。


日常 日時: 23:53

2012年07月19日

退会させてくれないサイト
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[日常] 何かとネット関係の会員は、退会しづらいシステムが組まれている。

とある用事があって、数ヶ月前に某サイトの会員になったのだが、メールも迷惑だし退会しようとしたところ、「退会する」という項目が見当たらない。あちこち探し回って、ようやくヘルプの奥の方で見つけた。

まァ、そういうサイトもあるよな、と思って退会手続きをしていると「退会理由のアンケートに答えろ」とある。そこで「メールが不要だ」とクリックすると「どんなメールか?」など次々と質問が出てきて、最後には、「メールは配信停止の手続きができますので、退会しなくても大丈夫です」と、驚くべきメッセージが出て、元のページに戻った。

え、退会させてもらえなかった!? そんなことあんの!?

呆然としながらもう一度やり直して、今度は違う理由を作ってようやく退会できたのだが、これはちょっとした新興宗教みたいな感じの囲み方で、かなり悪質だと思った。そこまでして退会させたくないなんて・・・・・・。

中には「退会手続きはお電話でのみ、受け付けております」というサイトもあって、あわてて個人情報を「ほにゃ田ほにゃ男」とかデタラメなものに変えたこともある。

まあ、会員数でそのサイトの広告費とかが決まってるんですかね。ひどい話ですよ。


日常 日時: 23:35

2012年07月18日

将棋と台本の「よみ」
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[日常] 最近、また自分の中で激しい将棋ブームが到来していて。

Wiiの将棋ゲームを、夜な夜なコンピューター相手にやっている。初級~中級~上級~有段~名人みたいなランクがあるのだが、一番上のランクにしなければ、「手を抜く」ということが苦手なコンピューターは、途中で飛車と桂馬を交換したりするような、どう考えてもおかしな「弱い」手を打ってくる。

昔、父親がファミコンの将棋でコンピューター相手に「お前、なんでそんな手打つんや」と自爆気味な手について文句を言っていたけど、その気持ちが20年越しに分かった。羽生さんも自分が勝ったとしてもしょうもない試合だと相手に不満を抱くらしい。「もう勝ち負けにこだわる将棋には意味がないんですよ」とは彼の名言だ。

で、結局、ぼくは常に最善の手を返してくる「名人」を選ばざるを得ないのだが、名人はやっぱり強いので全然勝てない。羽生さんは直線で何十手、それぞれの枝で何百手と読めるらしいけど、コンピューターもそこそこ読んでいるのだろう。11手詰めとかが出来ないと、途中で逃げられて勝てそうにない。

台本を書いたりするときにも、ストーリーの直線と枝葉を何手も考えなきゃいけないので、これって将棋に似ているなあと思います。


日常 日時: 23:25

2012年07月17日

脳は知っている
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[日常] ラスト・ヘルペス(にきびのようなもの)が出てきた。

ラスト・ヘルペスと書くとラスト・サムライみたいな映画のタイトルのようになるけど、一回ぐらいはヘルペスという小さなテーマのハリウッド映画を観てみたい。

宇宙戦争とかテロだとかそういう大きなものに大金を注ぎ込むのにもはや驚きはない。ヘルペスが出るのか、出ないのか、なんで出てきたのか、みたいなことにFBIが出てきたりして、時には街を爆破しながら製作費何億ドルとかいう予算を使う方が新しいのではないだろうか。

さておき。この顔に出てくる出来物って、「体の内部の状態を、外の自分に知らせる」という意味があるような気がするんですね。じんましんとかもそう。ただ、腹とか腕とかに出来たものは目で見えるけど、顔に出来るものって、本来自分は見ることができない。

脳はなぜ、顔に出来物を出すのか?

脳は、「鏡がある」ことを知っているのではないだろうか? もしくは「あ、顔に何かできてるよ」と教えてくれるような他者の存在を想定しているのではないか? なぜ一人じゃないと知っている? と、考えていたら頭がだんだん茹だってきました。

今日も暑いですね。ほぼ日に来てくれてありがとう。


日常 日時: 23:31

2012年07月16日

日刊ゲンダイのダメさ
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[日常] どうしようもない新聞、日刊ゲンダイ。

いろんなところで「しょうもない」「ひどい」とこき下ろされている媒体だけど、記事の選び方が悪いとか、調べ方が雑だとかにくわえて、記事の文末にダメさが表れていると思う。

以下の記事はイチローが来季の契約はマリナーズと結ぶのか、放出されるのか、ということだけども、普通に書いて終わればいいのに、



生涯マリナーズか・・・・・・。って、いったい誰の感想なんだよってな感じだ。日刊ゲンダイ特有の文化だとも言えるし、それがダメだとも言える。

ぼくがその最後の一文を考えるバイトをしたいですよ。


日常 日時: 23:48

2012年07月15日

店名のインパクト
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[日常] 近所に新しくできた中華食堂・ゾーミン



いったいどんな言語感覚で店名をつけたのだろう、と仲間内でも話題のゾーミン。既に会話の端々に登場するあたり、ゾーミンとしては成功かもしれない。ネットで調べるとミャンマーにある人名みたいですけどね。

店名といえば、五反田にスープカレー専門の「うどん」という店があるけど、たしか店主の子供が名付けたとかいうのが店内に貼ってあったと思う。きっと「どんな名前がいいと思う?」と聞いて「うどん!」と答えたのが店主的にウケた、ということなのだろう。

その家庭内ギャグが押しつけられている感じがちょっと苦手だったのだが、まあ、味は悪くないなと思って五年ぐらい通っていた。まあ、違う店名だったらもうちょっといけてたと思うけど。

ゾーミンが大繁盛することを密かに祈っています。


日常 日時: 23:36

2012年07月14日

大きな声を出せばいいんですね
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[日常] スポーツ用語の日本語訳って、僕には違和感がある。

たとえば五輪とかW杯とか。記事ではよく見るけど、言葉に出すときは「オリンピック」とか「ワール ドカップ」とか言いますね。五輪はたまに頭の中でごっちゃになって「ゴリンピック」となります。

野球でも記事では「ON砲」「サヨナラ弾」とか、ホームランのことを砲や弾といいますが、ああいうのは全部戦争の名残ですね。ホームラン=大砲。弾丸。アウトのことは死とか併殺打なんて言うけど、よくよく考えたらあれは互いに二十七人死んだら終わるというゲームですからね。

それは不謹慎じゃないかとか、教育上よくないんじゃないかとか、よく言われずに残ってるなあと感心します。「ランナーを刺す」とかもすごい。


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連日ワイドショーではいじめのニュース。

司会者が「こういう時はやっぱり、学校に行かなくていいよ、逃げなさい」って言ってあげるのがいいんですかねえ、と言うと、夜回り先生の水谷修が「逃げてはいけません。戦ってください」と言っていた。

「戦うって・・・・・・」とスタジオ内。

その「戦う」というのは何も一人で立ち向かえというわけではなくて、できるだけ多くの大人を巻き込んで、相談して、一人で抱え込まずに問題を大きくすること、そうして解決しなければ自分はずっと傷を負ったまま生きることになる、という主旨だった。

「なるほど・・・・・・」とスタジオ内。

いや、それを聞いてもやはり難しいなあと感じるのは、いじめられる子というのはたいてい「声を出せない大人しい子」であり、「プライドを持った子」であるからだ。

テレビに出ているような、もともと主張の強い人たちが「じゃあ、できるだけ大きな声をあげるってことですね!」と納得していることに、「いや、それ、あんたらはできるやろうけど!」と思ったのでした。


日常 日時: 23:12

2012年07月12日

空港に置く本
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[日常] 机(椅子)のまわりの配線が煩わしい。

電話線、パソコンの電源、ヘッドフォンの線、プリンタの線、WEBカメラの線、プリンタの電源、ビデオカメラの電源、無線LANの電源、ひかり回線の電源。

これらがすべて床を這っているので、椅子をちょっと動かすと線をゴロゴロ踏んでしまい、絡みつき、ヘッドフォンが引っ張られて床に落ちたりして、イーーーッとなる。

いっそのこと、床をフリーアクセスにしたい今日この頃です。


フリーアクセス


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本日の読書です。



小池真理子と言えば、十数年前にラジオドラマで「恐怖配達人」を聴いて以来、ホラーの人というイメージだったけど、怖くないものもいいですね。この本は、自分と無関係な人をふと尾行していくうちに、人の秘密を知っていくというような話です。

音楽CDの「ジャケ買い」って、ジャケットのデザインセンスがいいならきっと中の音楽もいいに違いない、という期待の表れだと思うのだけど、本の場合も同じで装丁やタイトルで決めちゃうということはよくありますね。小池真理子も「怪しい隣人」とか「墓地を見おろす家」とか、タイトルがいい。

そういう意味でいえば、空港とか駅とか、「無計画にパッと買う」お客さんを対象にしている本屋は、いいジャケットを揃えるのがいいんじゃないでしょうかね。空港ではよく飛行機関連の本とか置いてあるけど(123便の真実!みたいな本)、あれは売れるんでしょうか。

まあ、「ジャケットだけ良かった」っていうのも、ままありますけど。


日常 日時: 23:44

2012年07月11日

種としての勝敗
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[日常] パンダの赤ちゃんが死んだ。

パンダは無条件に種として愛されていて「いいなあ・・・・・・」と思う。もう顔とか性格とかを抜きにして万人に「好き!」と言われるわけである。種として勝利しているのだ。

他にも「犬」とか「イルカ」とか「ペンギン」とかもそのタイプだが、国民が悲しみに包まれる程好かれているのはパンダぐらいなものだろう。

パンダという名前もすごくかわいらしいと思う。「パン」というポップさ+「ダ」というずっしり感=大きくてかわいい、というイメージが完成している。これがメグログマとかいう名前だったらそこまで好かれてないだろうなとか、そういうのはあると思う。

まあ、不遇な生き物の代表例としてはスッポンモドキのような、「~モドキ」系でしょうか。それだけでもう好かれる要素が奪われてしまっている。あと、じゃあ自分は何なんだっていう疑問が放置されたままになっているし。


日常 日時: 23:38

2012年07月10日

発泡酒は飲まない主義
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[日常] 発泡酒はあまり飲まないことにしている。

ビールよりも安価だし、家で飲むなら発泡酒で・・・・・・という方も多いと思う。確かに発泡酒なんて500mlでも180円前後とかだし、第三のビールとかだともっと安いだろう。

でもよくよく考えてみると、ビールだってスーパーで買えば500mlで300円前後なもんである。発泡酒と並べるから高く見えるけど、店で飲むことを考えたら「半額以下じゃん!」てな感じだ。ぼくは比べるならそっちと比べて、ビールを買うことにしている。

だって、ビールが飲みたいんだから、ビールで比べなきゃ。

これは個人的な思いこみだけれど、発泡酒とかはビールにすごく近づけるために、きっといろんな工夫をしていると思うんです。泡を出す工夫とか、色を近づける工夫とか。そういった工夫で美味しさはキープできても、体にいいかどうか、というのは別問題だと思うんですね。まあ、そういう言い訳をしながらビールに手を伸ばしているわけです。

逆に、店で飲むときに「これ・・・・・・スーパーで買うときの倍」とは間違っても思わないようにしています。中身が300円、グラスが300円くらいするんです。


日常 日時: 23:32

2012年07月09日

トリプルヘルペス
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昨日とある公演の初日で、その後別の仕事で朝までパソコンに向かい、その後ちょっと寝て打ち合わせして、マクドナルドにいる。

疲労感はそんなにないのだけど、ここ数週間口の周りにヘルペスができていて、左が治りかけたら今度は右にできるというような、開かずの踏切のような感じでずっと点灯している。右の後はあごのあたりで「次は・・・」と控えているやつがいる。

踏切というのはどういうシステムになっているのか分からないけど、たぶん電車があるラインを越すかどうかだけで判断してますよね。駅の近くに設置してある踏切は、もうちょっと出発直前に降ろすようなシステムにして欲しい。

結構、電車がホームで待ってる間もずっと踏切が降りていたりするでしょ、急行の待ち合わせとかで。その間にまた逆方向から電車が来るから延々開かない。

あれ、運転士もちょっと気まずいんじゃないかと思いますけどね。自分、まだ動かないのに踏切降りちゃっててごめん、みたいな。ラインを越えるときのスピードも判定材料に加えるとよいかと思うんですが。

日常 日時: 23:43

2012年07月08日

だからなんで停滞したのかというところ
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脱原発っていうのは、オシャレアイテム。


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[日常] 気付けばニュースが一、二週間遅れています。

九州の方でも集中豪雨があったようだけど、ニュースでは「どうして、このように記録的な豪雨となったんでしょうか?」と聞くキャスターに対して、気象予報士はいつも「梅雨前線が九州上空で長い間、停滞した為なんです」と答える。

いや、だからなんで九州上空で停滞したのかってことを知りたいわけ。

そんなの「雲があるから降りました」って言ってるのと同じでしょ。昨年はそこに長い間停滞しなかったわけだから、そこの違いを分析してもらいたいわけです。

ちょっと突っ込んだ予報士になると「春先にインドネシア沖に発生した・・・・・・」みたいな、海外の現象と絡めたりすることもあるんだけど、そこも「じゃあ、そのインドネシア沖に発生したすごい現象」は、なんで発生したのかってことも知りたいわけ。

まあ、突き詰めていくと「我々が地球を汚しているからなんです!」というメタな話にしかならないのかもしれませんが。


日常 日時: 23:48

2012年07月07日

コンセント探しが大変
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[日常] どこに行ってもコンセントを探すのが大変。

携帯もそうだし、パソコンもそう。外で電気を使うことは増えていく一方なのに、電源がいまだに有線で数が足りない。そこを変えるには革新的な技術がいるからなのか、「まあ、いいでしょ」ってな感じで昭和の時代から放置されている。

巷ではマイクロ波送電とかいろんなものが研究されているけど、早く実現化して欲しい。それが21世紀というものだ!

まあ、それがまだちょっと技術的に難しいなら、とりあえずカフェなどでは壁一面に電気を流してもらって、どこを機械が触っても電気を取れるとか、そういう風にしてもらいたい。穴が足りないんだ。穴が。

そんなこと言って、自分がまっさきに壁を触って「あああああああ!!!(感電してドクロになる)」となるに決まってるんですが。


日常 日時: 23:07

2012年07月06日

無口の賢者
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七夕というのは長い間、七(たなば)タ(た)だと思っていたよ。片仮名のタ。


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[日常] 今でも、ぼくは十分「余計なことを言う」タイプの人間なのだけど。

でも歳を重ねてきて思うのは、昔ほど「いや、そうじゃなくてさ、」と相手の意見に割り込んだり、訂正したり、自分のほうが優れた意見でしょ(どや!)というような押しつけが、ずいぶん減ったことだ。「えー、そうかなあ、いまでもじゅうぶんウザいよー?」という人がいたとしても、これでも減っているのです。

ようやく、思ったことを全部話さないほうが得だということに気づいたというか、昔ほど「今、これを言わなければ、たちまち自分の立場は追われて、崖から突き落とされ、はい上がれなくなってしまう」というような危機を感じなくなったというかね。

自分が話すことで理解されることもあるけど、黙っていることで、相手のほうが良い方向に推測してくれることもある。ようやくその技術に気づいたんですな。たとえば、TVタックルでどんなに周りの議論が白熱しても、北野武はそれらをスルーしてギャグしか言わず、それが逆に賢く見える、みたいなことです。

無口な賢者からしたら「それ、今頃気づいたのかよ!」ってな感じかもしれませんが、まあ、そんな今日この頃です。暑いね!


日常 日時: 23:27

2012年07月05日

すごいアクションプラン
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[日常] 滋賀の中学生によるいじめ自殺事件。

この中学校は十年前にも有名なリンチ事件があったようで、これは偶然なのか体質なのか、学校のホームページに行ってみると、結構派手派手しくて愛生会病院を思い出した。


中学校のホームページ。まあ、それはいいでしょう。

そのホームページの中には、やはりいじめも日常課題の中に入っているようで、教員が作った「ストップいじめアクションプラン」なるペーパーが公表されていたのだが・・・・・・。


※クリックで原寸

ちょっと笑ってしまったのだが、これは一般企業とかで「アクションプランです」と言って上司に提出したら、一目で跳ね返されるレベルだと思う。

「現状(課題)」なのに目標が入ってくっちゃくちゃになっている上、計画に具体性が無い。アクションの最終段階が「生徒会活動によるイジメをなくす取り組みを進める」というのも心細い。

いやいや作った感満載というか。これでは何も解決しないだろうなという感じです。


日常 日時: 23:20

2012年07月04日

分刻みのストイックさ
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[日常] ファミレスで、隣のビジネスマンたちの会話が終わらない。

決めたい内容はもうすっかり話し終えているのに、互いに席を立つタイミングが分からずに延々と関係のない、か細いエピローグが語られている。隣にいるぼくが「もう、終わりましょう」と口を挟みたくなるほどだ。

そう考えるとやはり学校のチャイムというのは偉大だ。当事者が早々に話を切り上げるとカドが立つ場合もあるだろうが、他者に終わりですと言われたらルールとして納得する。

分刻みで動くビジネスマンなんて表現があるけど、よほど小学生のほうが分刻みで行動していますね。 すべての授業はキッチリ区切られ、10分しかないのにサッカーボール持ってグラウンドに出たりする。そして予鈴で5分前には切り上げたりする。

そのストイックさ加減、我々も見習おうではないですか。


日常 日時: 23:41

2012年07月03日

弱者の機微
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[日常] 本日の読書。


「濡れた太陽」前田司郎

高校演劇の話。ぼくも主人公のように高校時代は暗い三年間だったけど、「ちょっと欲を出して頑張った演劇で味をしめた」というような弱者の機微がよく出ていると思います。高校時代というのは、弱者は思考することでしか勝てないということを思い知る年代でもあると思います。

あのなんというか、クラスの中で勢いがある(声が大きい)=政治力がある=面白い とされるタイプはどの社会にもいますからね。三十代を越えると逆にちょっとそういう人を傍目で見るのが面白くなってくるものなんですが。


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次回公演「常夏の星」という舞台の、Trailerができました。



八月の終わりの公演ですが、どうぞよろしくお願いします。


日常 日時: 23:43

2012年07月02日

高校教師の誤解
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[日常] あれは、高校二年生の時だったと思う。

ホームルームの時間に、担任がクラスの授業態度や全体の平均点が低いことなどを問題に取り上げる中、「ちなみに徳尾は毎日7時間、勉強している」と言い出した。

クラスじゅうが「え!?」という空気になり、僕も「え!?」と固まった。どうしてこの人はそんな適当なことを言い出したのだろう、と僕が一番びっくりした。思えばちょうどその頃、三者面談を行っている時期で、僕はその前日に面談を受けていたのだった。

その面談のとき、先生が「最近どうだ、勉強してるか? ちゃんと寝てるか?」と聞いてきて、確かに「そうですね、7時間ほど」と答えていた。でもそれは睡眠時間であって、勉強時間ではなかったのに、先生が勝手に誤解したのだ。

ただ、先生が気持ちよく説いているところに「それは睡眠時間です」とは言い出せず、その後はいろんな人から「7時間って、ほんまに?」「マジで!?」と聞かれ、トイレでも「おまえ、7時間も・・・」「いや、違うから」と、その度に訂正してまわった。(まあ、進学校なら7時間とか10時間とか勉強する人もいるんでしょうけど)。

今でも油断すると、「あの時は、7時間も勉強してたんだよなぁ・・・・・・」と妙に間違った記憶にすり替わっていることがあって、定期的に事実を思い返さないと記憶とは恐ろしいもんだと思いました。


日常 日時: 23:36

2012年07月01日

足つぼでもだえる
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[日常] テレビでよく足つぼを刺激されてもだえるタレントがいる。

「あいたたたたったた、ちょ、ちょま、ちょっ!!!」というやつだ。見る度に「大袈裟なリアクションだなあ」と思うのだけど、実際本当にもだえるように痛いものなのだろうか。そんなに痛くないけど、そういうリアクションが求められてるよねってことで、ああいう反応になっているのだろうか。

ふつうに街の整体とかマッサージとかではあまり見たことがないので、あれはもはやタレントにならないとできない体験なのだろう。


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どのスポーツでも、「先取点を取ったチームが勝つ可能性が高い」と言う解説がいる。

これはまあ、聞きようによっては当たり前な話で、先取点勝利の試合の中には「相手が1点も取らない試合」もある。つまり「得点をしたほうが勝つ可能性が高い」という当たり前な話も含まれてしまっているのである。

本当に「先取点が勝利に有利かどうか」を検証するためには、「自チームは先取点を取るけど、途中で相手も点を取った試合」を抽出して、その結果がどうかを数字に出すべきである。

イニングの表と裏がある野球でもよく言われるけど、あれは特に謎ですね。じゃあ、裏が不利じゃん!

日常 日時: 23:17


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