とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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無口の賢者
七夕というのは長い間、七(たなば)タ(た)だと思っていたよ。片仮名のタ。
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[日常] 今でも、ぼくは十分「余計なことを言う」タイプの人間なのだけど。
でも歳を重ねてきて思うのは、昔ほど「いや、そうじゃなくてさ、」と相手の意見に割り込んだり、訂正したり、自分のほうが優れた意見でしょ(どや!)というような押しつけが、ずいぶん減ったことだ。「えー、そうかなあ、いまでもじゅうぶんウザいよー?」という人がいたとしても、これでも減っているのです。
ようやく、思ったことを全部話さないほうが得だということに気づいたというか、昔ほど「今、これを言わなければ、たちまち自分の立場は追われて、崖から突き落とされ、はい上がれなくなってしまう」というような危機を感じなくなったというかね。
自分が話すことで理解されることもあるけど、黙っていることで、相手のほうが良い方向に推測してくれることもある。ようやくその技術に気づいたんですな。たとえば、TVタックルでどんなに周りの議論が白熱しても、北野武はそれらをスルーしてギャグしか言わず、それが逆に賢く見える、みたいなことです。
無口な賢者からしたら「それ、今頃気づいたのかよ!」ってな感じかもしれませんが、まあ、そんな今日この頃です。暑いね!
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日常 日時: 2012年07月06日 23:27 |
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