卑下する商品
TOPへ


[日常] ただの炭酸水。



「ただの」と言ってしまうような商品って、自分を卑下しているようで「シンプルだけどすごいのよ」というようなプライドの高さがうかがえる。創業八十五年の近所のパン屋が「たいしたことないけど八十五年やってます」と言っているのと似ている。

「ただの」とか「シンプルな」とかいう売り方は、無印良品とかが切り開いたジャンルなんだろうか。昭和のコップとかはとりあえず花柄描いとけ、みたいな時代だったけど、今は「何もないなら何もやるな(言うな)」というのが基本になっている気がする。

こんな調子で、単なる家、とか、ただの車、とかが出てくるといいなと思います。


日常 日時: 2012年07月25日 23:15 | 

とくおNOW

  • tC[摜