2012年02月29日

タクシーの割り勘について
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[日常] 普段、あまり複数人でタクシーに乗る機会は無いのだけど。

ふと、飲んだ帰りとかに、方向が同じ三人とかが相乗りするときって、みんな料金はどんな感じで割り振ってるのだろうと思った。一番遠い人が「後日精算するね」なんてパターンが多いのではないかと思うのだが、一体その一番遠い人はどんな計算をしているのだろうか。

例えばA地点3000円(料金メーター)、B地点6000円、C地点9000円のところでそれぞれ一人ずつ降りていったとしたら、乗った距離の割合が1:2:3だからと言って1500円:3000円:4500円と割り振る人もいるかもしれない。しかし、これはアンフェアである。

たぶん、丁度いいのはこんな感じなのではないだろうか。



もちろん、ぼくがタクシーに乗るときはこんな細かい計算をしたりはしない。AさんやBさんには(お金は)いいからいいから、おやすみなさいと言って別れ、ぼくが降りるときには運転手に二万円ほど渡して終わりだ。


日常 日時: 23:55

2012年02月28日

モラルール
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[日常] 「全席優先席」でも効果無し。新たに「最優先席」のニュース。

この手の「いろいろ考えているうちにグチャグチャになって本来の目的を見失う」というパターンが好きだ。

「全席優先席」っていうのを作ったけど効果がない、ならば「最優先席」を作ろう。という発想は、渋谷をうろつく女子高生とかの「超ヤバイ」という表現が、レベルが上がるごとに「超超ヤバイ」、「超超超ヤバイ」となっていくのと同じだ。

是非、このまま突き進んで「ステージⅣ シート」とかを作って欲しい。

あとは「優先席付近では携帯の電源をOFFにしなさい」というルール、あれを守っている人はどれぐらいいるんだろうか。おそらくほとんど居ないと思うのだが、それは「目の前にペースメーカーを使ってる人はいないだろう」「携帯がどれほど影響があるのか(緊急度)わからない」「ならば電源を入れたままにする」というのが大半の心理だからだ。

むしろペースメーカーを使っている人はX号車のこのエリアを使ってください、というハートのマークでも大きく描いた専用の場所(一席とか二席)を用意した方が効果は発揮するだろうし、双方に親切だ。

多くの人々にとって窮屈で曖昧なルールは浸透しない。鉄道会社は乗客のモラルに期待する一方だが、元来、モラルとルールは一緒に出来ないものだ。


日常 日時: 21:15

2012年02月27日

現実と空想の区別
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[日常] ネットで見かけた広告。



疲れているのだろうか、焦点が合わずにドラえもんに見えた。


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一昔前は(今はどうか分からないけど)、少年犯罪が起こると残虐なテレビゲームやアニメなどとの関連性が指摘されたりして、いろんなものが規制されていった。

成熟していない少年たちがそういうものを見ると「現実と空想の区別が付かず」犯行に走るのだ、みたいな論調だったような気がするのだが、あれは今思ってもやはり無理があるような気がする。

考えてみれば、二、三歳の子供だって砂場で作ったプリンは「プリンができた!」と言っても実際に口に入れることはない。目の前のプリンは砂だと分かっているし、自分のやっていることが芝居だと分かっているからだ。二、三歳ができる現実と空想の区別が、中高生の少年は出来ないと言うのだろうか。

そもそも、ホラー映画を見たから残虐性が育ったのではなく、残虐性のあった犯罪者が(そういう嗜好性があったから)ホラー映画を見ていた、という順序が自然な考え方だと思うんだけども、規制を叫ぶ一部の大人の方こそ、その必要十分の区別がよく分かっていないのではないだろうか。


日常 日時: 23:43

2012年02月26日

職業別の恐ろしい夢
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[日常] 演劇あるあるですが。

僕が本番前に必ずと言っていいほど見る夢は「本が書けていないのに本番の幕を開けなければならない夢」である。自分は客席にお客さんと混じって座っていて時間通りに本番の幕が上がるのだけど、自分の中では45分以降の物語が作られていないことを知っていて、この上なく心臓がバクバクしているというもの(絶望的な気持ちで)。

そして上演開始45分を過ぎた辺りから案の定役者の動きは曖昧になり、台詞は支離滅裂になって、客席がざわつき始める。ストーリーも進まなくなり、いたたまれなくなったぼくがステージに上がって、客席に向かって「申し訳ありませんでした」と深々と土下座すると、緞帳が下りてきて舞台は終了する。そして、出口ではチケットの払い戻しが始まっている・・・というもの。

それを出演者に話したところ、俳優は「台本を覚えていないのに舞台に立たなければならない」とか「台詞が突然真っ白になる」という夢を見ると言っていた。立場は違うが「一番恐ろしいこと」という意味では共通するものがあった。舞台に関わるものにとっては「ストップ」することが一番恐ろしいのだ。

きっとF1レーサーなら、全くガソリンが入っていないのにスタートラインについてる夢だとか、医者なら手術している最中に出血が止まらなくなるとかいう夢を見るのだと思う。

職業別に「よく見る恐ろしい夢」をまとめた本とかがあったらいいなあと思います。


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イベントが終わったばかりなのですが――。
3月3日(土)の夜に「クッキング!Vol.03」という舞台をします。



これは事前に用意した台本というものは無くて、当日にお客さんが携帯からお題を投稿してもらい、リアルタイムにスクリーンに映し出されたお題を基に、即興で物語を作り上げるというものです。

たまに「なんで即興劇なのに稽古をしてるの?」と言われることがあるんですが、これはサッカー選手が、内容の不確定(即興)な試合のために日々チームメイトと練習をするのと同じように、私たちも呼吸を確かめ合い、信頼し合うために稽古をしているのです。

ためしに稽古をしないで即興劇をすると、実力テストなんだから実力で受ける!と勉強しなかった人みたいに、散々な結果になるのです。

と、いろいろ書いたところで同じサイトのBlog内で書かれた「クッキング!Vol.03」の記事が良く表現されておりましたので>>>そちらをご覧下さい

どうぞよろしくお願いします。


演劇 日時: 23:39

歴史的事件の日付
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[日常] 昨日はイベントをやっておりました。ありがとうございました。

9.11とか3.11とか、大きな事件があったところは「なんてん、なんなん」という日付の呼び方をする。これに気づいたのは9.11の頃だろうか。それ以後も1.25エジプト革命運動とか、あんまり流行ってないやつも出てきた。

個人的には「キューテンイチイチ以降、価値観が変わったよ」とかいうのを真顔で言われるとちょっと嫌な印象を受けるのだが、何なのだろう、格好付けてる感じというか、オシャレに略してる感じに抵抗があるからだろうか。「アメリカのテロ」の方が言いやすいと思うのに。

これらは、「なんてん、なんなん」というゴロの良さも定着した要因の一つだろう。「ぼくの誕生日はヨンテンニです」とか言っても足りない感じがして間抜けだ。

そんな今日は2.26事件が起こった日ですね。ゴロがいい。


日常 日時: 13:38

2012年02月24日

映像編集あるある
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[日常] 映像のレンダリングをしていたら「容量が少ないので中止します」と出て止まった。

確かにデスクトップにがんがん重い素材を置いていたので、もともと容量の少ないCドライブが圧迫されていたのだった。

そこで、もういらない素材を消してしまおうとゴミ箱に捨て、容量を開けるためにゴミ箱も空っぽにしたのだが、その瞬間それはレンダリングに「必要な」素材であることに気づいた。映像編集あるあるだと思うが、しばらく呆然とした後に、なくなく復旧ツールを探すことに。

ゴミ袋を集積所に出してしまった後に「あっ!」と気づき戻ったら、既に収集トラックが走っていった、みたいな感じだろう。ぼくは今走っています。全力で走っています。きっと清掃工場でゴミ山の中、コンタクトを探すようなことになるのでしょう。


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本日2月25日の夜、「オールナイとくおニッポン」という催しをします。


こんな会場です。

普段ほとんどやらない映像編集を一晩掛けてやりました。たぶん映画監督の北川やイラストレーターの高良に掛かれば5分ぐらいで出来る合成なんですが(合成とも言わないレベル)、是非素人の苦労を観に来てください。

当日券も若干ありますので是非お越しください。よろしくお願いします。


日常 日時: 23:57

2012年02月23日

完全手動FAX
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[日常] FAXの調子があまり良くない。


自宅FAX。

これは二年前にやってきたFAX電話だが、最近は送信するときにローラーが紙を均等に送ることができず、いつも右片方だけが先に行ってしまうために、もう片方が遅れてクチャッとなったり、斜めに出てきたりするようになった。

少しぐらいの斜めならそのままにしてしまうが、「これはたぶん・・・ログインの画像認証みたいになってるよな・・・」と思うときは、今のはビヨーンとなってると思いますので、と一筆添えてやり直すことにしている。

なのでいつもFAXを送る際には電話の前に跪き、息を整える。送信が始まるといよいよ緊張の瞬間、徐々に送出される紙を両手で慎重に出迎え、力の弱い左片方には力を入れてじっくりと引き出してやるのだ。

この引っ張るアシストが強すぎてもデータ送信が追いつかないし、力を緩めれば斜めに出てくる。このさじ加減はもう職人技の領域に達していると言ってもいい。世界一需要の無い職人だ。

いっそのことローラーを外してしまおうかと思っている。そうなれば、完全手動FAXだ。


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明日2月25日の夜、「オールナイとくおニッポン」という催しをします。


こんな会場です。19:30~22:30までやってます。

私は当日司会などをやっておりますが、とくお組のメンバーを実在したテレビ番組に放り込んだら、どのようなタレント性を発揮するのか、その方向とポテンシャルを実測していこうというのがこのイベントです。「SHOW BYショーバイ」や「世界ふしぎ発見!」などが次々と出てくる様子を、居酒屋のようにお酒を飲んだりしながら、ゆるりと見られます。

ご予約はこちらから。→【阿佐ヶ谷ロフトA】。当日券も若干ありますので是非お越しください。よろしくお願いします。


日常 日時: 23:37

2012年02月22日

将棋人口爆発
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[日常] 囲碁人口610万人、将棋人口1200万人(2011年レジャー白書)



・・・らしいのだが、1200万人って10人に1人だ。将棋ってルールも簡単じゃないし、感覚的にはそんなにいないような気がする。実際は3700人にネット調査をして「年に一回以上プレイした人」をカウントしているらしいけど・・・。ちなみに1200万というのは、レディガガのファーストアルバムが売れた枚数と同じ。

この出典もとになっているレジャー白書(余暇活動)。



これはあくまでも体験者の数であって、頻度ではないんでしょうね。そうでないと9位の宝くじが「よし、休みだ、宝くじを楽しもう!」みたいに見えるし。

インドアの「テレビゲーム(家庭での)」がいいのなら、「天井を見つめる」も入れてほしい。人口8000万人ぐらいになるんじゃないかなあ。


日常 日時: 23:18

2012年02月21日

確信犯的な広告
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[日常] 渋谷駅で見かけた巨大な広告。



汚い話を承知で言うと、「ぶっ太いウンコ!?」と空目して二度見した。これは「ウコンの力」などにも活用されている、「たいていの人はウンコの文字に反応する」という人間の性質を巧みに利用した宣伝手法だと言える。

文字の色、配置などが変わればまた印象も違ったかもしれない。モデルだって新垣結衣とかだったらそこまで想起させなかったかもしれない。寄りによって、ぐっさんである。


我ながら最低な日記で申し訳ないが、毎日書くことが重要なのです。


日常 日時: 20:53

2012年02月20日

劇場下見をそのまま変換すると激情した身
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[日常] 先日、夕日が綺麗だったので――。



劇団のメンバーで「これは綺麗だな」と言いながらパシャパシャと写真を撮っていたら、突然「線路に立ち入らないでください!!!鉄道会社に言いますよ!!!」と男性がすごい剣幕で走ってきた。

確かに踏切の中で「線路と夕日」を撮っている人間もいたのだが、もちろんバーは上がっているし、線路に立ち入っているわけでもなく、通行人もいなかった。後から考えれば、踏切を通行する行為とほとんど滞在時間は変わらなかったが、その時はあまりの剣幕に「あ、はい、すいません」という感じで無理矢理押し出された格好となった。

が、今考えてもあれは何だったんだろうなと思う。しかも「鉄道会社に言いますよ!!」ということは彼は鉄道会社の人では無いのだろうし。霊か何かだったのかもしれない。


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来月に公演するシアタートラムへ劇場下見に行ってきました。


客席から舞台面。


舞台面から客席へ。

実際に足を運んで下見をすると、頭で描いていた距離感が合ってるのか間違っているのかが分かります。舞台の脚本は、小説などと違って会話の距離感や動きも細かく盛り込まねばなりませんので。そんな脚本付きチケットの先行発売は21日まで、翌日の22日から一般発売となります。

どうぞよろしくお願いします。


日常 日時: 23:24

2012年02月19日

君の好きな曲など聴きたくない
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[日常] 電話を掛けると、向こうの呼び出し音がJ-POPのときがある。

たいてい爆音で音質も悪いし、別にこっちは君の好きな曲など聴きたくないのだが、と思ってしまう。あれは誰のためのサービスなのだろう。

不快な要因はいくつかあるが、そもそも呼び出し音(プルルル)というのは感覚的に「こちらが向こうに発信している音」である。それをバカみたいなJ-POPにすり替えられると、オレは今物を聴く状況じゃねえんだよ、という気になるわけである。

ファミレスや居酒屋で店員を呼び出すボタンを押したときに、ピンポーンじゃなくて、手元で「ボック・ラ・ノー・ウマレテクールー!」とか流れてきたらやっぱりイラッとするだろう。いいから早く来いよ、と思うでしょ。

このサービスは「メロディコール」などという名前でドコモが月々100円でやっているらしい。200円でもうちょっと曲が増えるサービスもあるとか。(※←200円のは終了してました)

担当者によれば「呼び出し中はイライラしがちだが、待ち時間を楽しむ、長く感じさせない効果がある。つながったときの話のきっかけにもなればうれしい」と効果に期待しているらしいが、

個人的には長く感じるし、繋がった瞬間に文句を言いそうになってしまう。


日常 日時: 23:35

2012年02月18日

新しい曜日
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[日常] 電流はプラスからマイナスに流れると定義されている。

でも、後世になって電子はマイナスからプラスに移動することが分かったので、「電流はプラスからマイナスに流れるが、電子はマイナスからプラスに移動する」とややこしいことになっている。たとえ実態が逆でも、一回決めてしまったものはもう、「違いました」と簡単に直せないのだ(と、習った)。

同じような感じで、曜日というのも「月・火・水・木・金・土・日」という並びは「違ってました」というパターンだ。昔は地球からの距離が「月→水星→金星→太陽→火星→木星→土星」の順番に並んでいると考えられていて、この順番で0時を「月」、1時を「水」、と24時間並べていくと、毎日0時が「月」「火」「水」「木」・・・となるという定義だ。

ところが地球からの距離は実際のところ「月→金星→火星→水星→太陽→木星→土星」であるので、上の定義に基づけば曜日は「月・日・金・木・火・土・水」の順番となる。

もう一つ地球のパラレルワールドがあったら、曜日はこうなってるかもしれませんね。今みたいに土曜と日曜が休みになるなら、この並びはなかなかいいかもしれません。


日常 日時: 23:46

2012年02月17日

21世紀の下着
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[日常] 下着の前後が分からない。



タグなどが付いているシャツはそれをたよりに前後を判別できるが、タグがついていないものは勘で着てみるしかなく、着てみると結構な 確率で首が絞まっていて「あ~あ」となるのだ。

下着のシャツなんてそもそも他人に見られるものではないから、思い切り「前」や「後」と書いたシャツを売ったら売れるんではないだろうか。



まあただ、僕みたいな枯れた人間はいいとしても、やはり年頃の男性には抵抗があるかもしれない。好きな人の前でガバッと脱いだ下着に「前」と書かれていたら千年の恋も冷めかねないだろう。そこで、そういった御仁には次のようなカムフラージュ下着は如何だろうか。



これなら瞬時に格好悪いと思われる事はないだろうが、「前田じゃないよね」と思われることは必至だし、後ろを向いたら後藤だし、まあ課題が残っていることは認めざるを得ない。

ならばどう出る、ユニクロ。


日常 日時: 23:41

2012年02月16日

チャイナのエコノミーがホット
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[日常] 仕事をするときに、ボストンのWBURチャンネルを聴いている。



アメリカ国内外のニュースやトーク番組が中心なのだが、英語なので内容はあまり分からない。「英語を聴いているだけである日突然、口からついで出てくるようになる」などとある英語教材は言っているが、それは事実ではないらしい。言語の習得は入力だけではなく、それを繰り返し反復し、出力することが重要だからだ。

ということで英語の番組を聴いていても正直誰も得しないのだが、逆に内容があまり分からないぐらいが、ラジオに引き込まれずにほどよい具合で集中が保たれるのだ。

10時間ぐらいニュースを聞き続けて分かったことは、今アメリカでホットなのは中国の経済やITについて、あとはチュニジアとギリシャの民主化についてだ。ホントに一日中、チャイナチャイナと言っている。


IT 日時: 23:50

2012年02月15日

白い粉
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[日常] 区民会館に貼ってあった注意書き。



何だか強い調子で書かれているのだが、白い粉の正体が何なのか分からないままに警告を出している感じがぼやっとしていて気が抜ける。

貼り紙だけではなく、先日も会議をしている時に管理人が「白い粉、撒かれてない?」と訪ねてきたし、電話でも「白い粉を見ませんでしたか?」と掛かってきた。どうやら、白い粉犯人捜しに躍起になっているようなのだ。

我々は本当に心当たりがないので「ちょっと分からないですねえ」と答えるしかないのだが、撒いている人たちもきっと「知らないですねえ・・・」と答えているのだろう。おそらく、どこかの演劇団体が小道具か何かで白い粉を使っているのだと思うが。

公民館は一日に朝・昼・夜の区分に分かれて三団体(要予約)が使用することができる。単純な話、「白い粉がある」と報告した団体の直前に使用している団体が犯人なわけだからすぐに分かりそうなものだけど。自白に頼りすぎているのではないだろうか。


日常 日時: 23:42

2012年02月14日

地獄を見てきたよ
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[日常] 今日の昼に「辛い」ラーメンを食べた。

写真は撮らなかったので、文章で描写するしかないのだが、スープは唐辛子で真っ赤、盛られたモヤシの上にもふんだんに唐辛子の粉が振りかけられ、その名も「地獄の鬼苦血ラーメン」というものだった。

ゴトンと目の前に置かれた時点で既に「なんでこんな地獄みたいなラーメンを頼んでしまったんだろう」という気持ちになった。どう考えても人間の食べるような見かけではなく、案の定、一口食べるごとに口の中で手榴弾が爆発するように辛さが炸裂した。

休み休みで何とか食べ終え、その後は安静にして午後を過ごしていたのだが、四時間ほど経ってから突然、十二指腸のあたりで「辛ッ!」と聞こえた。胃はなんとか我慢できたみたいなのだが、十二指腸は「痛ッ!辛ッ!」と悲鳴を上げてきたのだ。

それからは常に小さな人が十二指腸の壁を膝蹴りしたり、ドンドン飛び跳ねたりしてるような感じになって、段々辛(つら)くなってきた。体内というのは基本的に「痛覚」みたいなものは鈍いはずなのだが、今日はどのぐらいの速度でラーメンが身体を降りていっているのか、暴れん坊が今どこに居るのかが手に取るように分かった。

それにしても体内の管という管、穴という穴がとことん痛かったので、この様子を全然まとめなくていいのにtogetterでまとめました。ちょっとまとめてみたかっただけです。



日常 日時: 23:14

2012年02月13日

銃殺から逃れるために
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[日常] ファミレス(Denny's)で銃殺事件が起きたニュース。

同じ店内にいたお客さんは、その後の取材に対して「(被害者は)顔が血で真っ赤でしたね」などと冷静に答えていたが、Denny'sによく行く身としては他人事ではない。

夢ではよく、ファミレスみたいなところに強盗団が押し寄せて、一人一人銃殺していくという場面に遭遇したりする。そこでさあ、自分はどうやって生き延びるべきか!?と判断に迫られるわけだが、ぼくはいつもイチかバチか既に殺されたふりをして、犯人グループが去っていくのを息を殺して待っていた。それが最善だと思っていたのだ。

ところが実際にノルウェーの島で起きた無差別の銃殺事件とかでは、死んだふりをしている人も見抜かれて容赦なく撃ち込まれたとのことで、それを聞いて「ダメじゃん!」と思った。だから結局、ぼくも同じ場面に遭遇したら、自信は無いのに「逃げる」という選択をとってしまうのかもしれない。

そして背中に撃ち込まれるのだ。

現時点では、どちらにせよ「撃たれる」と自覚はしているのだが、それでも何とか生き延びる方法を・・・と イメージした結果、最近いい方法を思いついた。

「ノートパソコンを胸に入れる」である。背中が危ういなら背中でもいい。

もちろん、頭を撃ち抜かれたらまったく意味は無いが、ボディを守るにはとりあえずDELLのノートパソコンを身体に挟むことで、いくらか効果があるのではないだろうか。実際にシミュレーションしてみよう。

犯人グループは店内に入ってくるなり、手当たり次第に銃を乱射しはじめた。ぼくは咄嗟にテーブルの下へ隠れるが、これでは見つかるのも時間の問題。相手は無差別殺人を楽しんでいるようだ。そこでぼくはノートパソコンを背中に入れ、機を窺った。

そして、敵の隙をついて一気に出口へ走った!

走る!そして走る!

ところが、ノートパソコンは重みで背中から床へ落ちる!ガッシャーン!

拾おうとしたところを、拳銃でパーン!


日常 日時: 23:43

2012年02月12日

東京電力のサイレン
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[日常] 原付でブイブイ乗っていると。

たまにウ~~!!ウ~~~!!!と後ろからサイレンが鳴り、「パトカーか?救急車か!?」と思って路肩に寄せると、通過していったのが東京電力の車だったりして力が抜けることがある。

あれってそんなに慌てる必要があるのだろうか。電気なのに。

ひょっとして出勤に遅刻しそうな社員がサイレンで車を避けているんじゃないの、なんて思ったこともあったけど、そんなことあるはずもなく。

こんなこともネットで調べましたら、火事とかで消防士が電線で感電しないように止めるとか、事故で電線が切れたときに被害が拡大しないように、とのこと。そらそうですな。

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本日(13日)より21日(火)まで、次回公演「深夜の市長」のチケット先行発売をします。



先行発売は【こちら】です。(学割は22日以降受付開始)

特典としては上演台本(私が書いたものです)が冊子になってもれなく進呈という感じになっています。ぼくは昔、アニメのキャプテン翼を見ながら、同時に漫画のキャプテン翼を読んで、二つを見比べて楽しむということをやったことがありますが、そういうこともやろうと思えば可能です。

あと本日は「クッキング!Vol.03」という催しのチケットも販売開始です。



「ぴあ」から購入される方は、【こちら】です。
「劇団」から予約される方は、【こちら】です。

ではでは、よろしくお願いします。


日常 日時: 23:09

2012年02月11日

30年変わらぬトースターの機能
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[日常] 我が家に新しいトースターが来ました。



ぼくは物心ついたときから(つまり30年ほど前から)今に至るまで朝はパンで過ごしてきたのだが、歴代で使ってきたトースターはどれもが「5以下に合わせるときは6以上回してから戻してください」というやつだった。

たぶんもう高いちゃんとしたトースターはそんなことになっていないのかもしれないが、安いやつは30年間進化していない。

で、なんで6以上まで回さなきゃいけないかということだが、調べると五分以内ではゼンマイがじゅうぶん巻かれないので力が弱く、動き出さない可能性があるとのことだった。んー、事実を知ってもよく分からないが、機能的にはやっぱり美しくない。ぼくが開発責任者ならOKを出さないだろう。

従来の1~5は電力スイッチの助走のみとして使い、6をタイマーの0にすればいいのに、と、思ったりするがそんな単純な話ではないのかな。やっぱり、30年も進化しない秘密がどこかにあるのだろう。


日常 日時: 23:26

2012年02月10日

食感が楽しいわけない
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[日常] テレビでグルメ番組みたいなものを見ていると。

レポーターの人が「この食感が楽しいですね!」と言うことがあるが、食感ぐらいで楽しいことなんかあるわけないだろう、と思う。あれって、かいつまんで言うと「プチプチしてる」とか「シャキシャキしてる」ってことだ。楽しいっていうのは自分の中で「うっひょー!!」という気持ちになることだから、やっぱりプチプチぐらいでそんな気持ちにはならないと思う。

口の中で後からふわっと香りが広がるっていう表現もあるけど、それってそんなにいいのかな、と思ったりする。やはり「食感が・・・」「香りが・・・」というのは伝える力に限界があるような気がするのだ。ここは全く関係ないところから比喩を持ってくるか、よく知られた味と比較してはどうだろうか。

「ええっとバーモントカレーありますね、あれよりもすごくスパイシーで、素材の甘みがしっかり出ています。辛さはそうですね、ジャワカレーの中辛という感じで。食べた後には、口の中にグランドキャニオンの風が吹き抜けるようです」とか。



日常 日時: 23:35

2012年02月09日

できちゃった婚に替わる新しいことば
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[日常] できちゃった婚というのは、ヒットするだけの語呂の良さがある。

流行る言葉というのは、その言葉が持つ意味の的確さもそうだが、何よりも語感のセンスがある。そのセンスたるものは具体的に何だと言われるとなかなか難しいけど、人の気持ちにうまくフィットする何かだ。

しかし「できちゃった婚」という言葉も、だんだん「差別的だよね」「確信的なものだってあるよね」なんて風潮になってきて、じゃあ近い言葉を考えようか、となった。だけど、それがなかなかうまくいかない。

「さずかり婚」「おめでた婚」なんて別に流行ってないよね。それは意味的には合ってるかもしれないけど、センスが無いから広く認められるに至ってないのだ。もっとヒドイものになると「ママリッジ」とか「ダブルハッピー婚」なんてものもある。ダブルハッピーて、やっぱりバカっぽいもの。

流行らせるためには「ちゃった」に含まれている負い目というか、ある種の謙虚さみたいなものを抜いてはいけないのだと思う。ダブルハッピーなのは分かる、おめでたいのは分かる、だが、流行るためには謙虚さが必要なのだ。

まあ、こんな文句ばかり言ってもフェアじゃないので、ぼくもセンスに自信はないけどいくつか考えてみた。流行らないと思うけど、ダブルハッピーよりはいいかな、と思って。

・「やったった婚」
・「そのリスク、じゅうぶん承知のうえ婚」
・「賛否両論婚」
・「妊娠、その後に」

もう最後のなんて「婚」もついてないし。
赤西仁さん、黒木メイサさん、やったった婚、おめでとうございます!


日常 日時: 23:56

2012年02月08日

東京ナンバーワン王将
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[日常] 餃子の王将は下北沢店のこと。



先日、近所の餃子の王将に出向いたのだが、昼時にもかかわらず店内は空いていて、店員も厨房で「今日は少ないね」「雨だからな」ということを言い合っていた。ぼくはそれを聞きながら、いやいや、表の札が「準備中」のままになっているのが原因だろうと思っていた。

するとテイクアウトの人にも「あれ?何時までやってるんですか?」というような質問をされていて(表の札が準備中になっているから)、そこでようやく何かおかしいなと気づいた女店員が、表に回って「アッ!」と声をあげていた。その後「営業中」にひっくり返して、てへぺろっというような顔で入ってきた。

ぼくはチャーハンを頼んだのだが、カウンターの向こうで作っている人が「お前さー(別の店員に)、米を炊くときの分量間違えてねえか?」と言い、「**ccです」との答えに「あ~~らら」と言っていた。それはぼくのチャーハンのことだ。

数分後、案の定出てきたチャーハンはびっちょびちょであった。

やっぱり餃子の王将は、素材は同じでも料理する人の技術によってムラがある。そういう意味で下北沢店は自分の中で八年連続ぐらいでナンバーワンを取り続けている。


日常 日時: 23:18

2012年02月07日

おくすり手帳
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[日常] おくすり手帳というものがよくわからない。



何年前からか、薬局では薬をもらう度に「おくすり手帳はございますか」的なことを聞かれるのだが 、そうですねえ、たぶん家にあると思います(あるのか知らないが)とか、忘れちゃいました(忘れたわけじゃないけど)とか言いながらヘラヘラ笑ってその場をしのいでいる。

そんなもの持っていないと言うと、新たに作ると言って時間が取られるからだ。

一度も使ったことがないが、いつも「次回は持ってきて下さい」とか、「この紙を貼っておいて下さい」みたいなことを言われて、いつも心の中でなんでやねん、と思っている。

あれはなにか画期的ヅラしているが、全然うまいシステムじゃないと思う。イメージ的には通帳みたいな不便さというか、いちいちあんなアナログなものを持ち歩いていられない。薬の履歴ぐらい、保険証か何かに記録されるようになっていればいいのにと思う。

まあ、薬が大好きなご老人たちには、交換日記みたいで楽しいのかもしれませんがね。


日常 日時: 23:53

2012年02月06日

マクドナルドでモスライス
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[日常] 今日もマクドナルドは混雑していた。



ぼくがコーヒーを飲みながらパソコンを開いていると、隣にナンシー関のような恰幅の良い女性もMacを開いて、周囲にも聞こえる声で仕事の電話をしはじめた。

どうやら女性はライターらしく、彼女が書いた(と思われる)モスライスバーガーの記事について何かしらの修正依頼が来て、それに時々反論しながら対処しているようだった。

20分ぐらいだろうか、「じゃあ、そのモスライスのレシピが・・・」「モスライスのタレが・・・」「だからそもそもモスライスは」と、モスライスを連呼し続けていたので、つい隣から「ここはマクドナルドだぞ!」と言いたくなった。

その後も、会話から察するにモス以外の案件もすべて食べ物に関するものだった。いろいろ食べるうちにナンシー関みたいになったのか、元々ナンシー関みたいな感じだったのが仕事に繋がったのか分からないが、ライターの大変さをかいま見た感じだった。

そういえば、丸の内のタニタ食堂が人気だけど、あれは社食だから(習慣になるから)効果があるのであって、毎日通わないなら、一回も行く意味はないと思う。あんまり関係ないけど、ついつい言いたくて。


日常 日時: 23:27

2012年02月05日

容疑者には傾向と対策が無い
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[日常] 大分の二歳児行方不明事件がひとまず進展があったようで。

取り調べについて。警察は膨大な数の「容疑者」と向き合うので、「やってる奴」か「やってない奴」かというのは、動揺っぷりとか、開き直りっぷりみたいなもので、ある程度傾向をつかんでいると思う。

一方の容疑者側は「自分が犯罪者であること」に慣れていない上、傾向と対策を知らないので、うまく嘘をついたと思っても「あ~、これは犯罪者あるあるだな」と見透かされたりして、きっと圧倒的に不利なのだろう。

例えば、娘が殺されてるから「被害者っぽく泣けばいい」と思っていたら、実は多くの被害者は泣くよりも事実を受け入れるまでの時間が長いとか、被害者なら必ず捜査員にする質問があるとか、聞いてもないアリバイを話し始めたら怪しいとか、そういうこと。

そういう意味では四ヶ月間も夫と捜査員に決定的な矛盾を突かれなかった犯人とは、ある意味たいしたものだなと思ってしまう。


日常 日時: 23:41

2012年02月04日

リコーの理想
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[日常] とある公共施設で製版式の印刷機を使った。



濃さを変えたりする調節がうまく行かず、製版し直しているうちに、ボディに書いてある「RISO(リソー)」というロゴに気が付いた。

リコーのまがいものなのか、なんか中国っぽいなと思いながら、濃さの調節について職員に聞いたところ、「私もリコーの業者ではないので・・・」と返ってきた。この人もリコーの印刷機だと思っているらしい。リソーですよ、と言いかけたが口をつぐんだ。

帰って来て調べたら紛い物でも何でもなく、理想科学工業という歴とした日本の会社であった。まあ、RISOHではなくRISOですからね。


日常 日時: 23:01

2012年02月03日

名は体を表す
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[日常] 「星出さん打ち上げ、7月中旬に延期…宇宙船破損」



星出さんの名を知ったのは、数年前に母校のキャンパスで講演告知の看板を見かけたのが最初だ。(確か出身大学や学部が同じである)。

彼は幼い頃に米国の博物館で感銘を受けて以来、宇宙飛行士を目指すことになったらしいのだが、星出という苗字も少なからず夢を後押ししているような気がする。名前が自分にもたらす潜在的かつ長期的な暗示として。たとえば、球児さんが野球選手になったようなことだ。

案外、自分の子供に職業っぽい名前を付けたら潜在意識でそちらの方向を目指すようになるのかもしれない。鈴木マエストロとか。小野田コックとか。杉本ナースとか。確実にグレますね。

せっかく野球選手になれたのに、「さてノーアウト満塁、バッターボックスに小野田コックが入りました」とかアナウンスされたら、見ている方はどうしてコックにならなかったんだろう、と気になりそうだ。コックになることを運命付けられた人生を、とてつもない努力でひっくり返したのかな、とか邪推したりして。

ぼくはキックベースで三振するような男なので、球児とか就斗とかいう名前じゃなくて本当によかったです。


日常 日時: 23:24

2012年02月02日

地球上の飛行機を観察する
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[日常] 以前からヒマさえあればflightradar24.comを見ている。


現在のヨーロッパ上空を飛ぶ旅客機。

これは、特定のレーダーを付けた飛行中の旅客機がすべてリアルタイムに表示されているサイト。もちろんすべての旅客機を網羅しているわけではないけど、ファンとしては十分な量。この黄色い飛行機をクリックすれば、機種はもちろん、どこの空港からどこの空港へ向かっているとか、高度やポジション、スピードまでも表示される。

完全に現実逃避だが、これを眺めるだけでもアフリカはあんまり飛んでないんだな・・・とか、夜中でも日本上空には10機ぐらい飛んでるんだな・・・とかを知ることができる。

だから何?って話かもしれないが、人生には「だから何?」がほどよくあったほうが楽しいとも言えるわけで。フライトシミュレーターで本格飛行する誘惑を、これでごまかしている今日この頃です。


日常 日時: 23:09

2012年02月01日

オートメーション中華料理店
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[日常] 近所の中華料理店のこと。

店内は小汚く、どこにでもあるような安い華料理店なのだが、最近ムダに機械化を進めていて気になっている。まずは入口の券売機で食券を買うと、何を買ったかというデータが即座に厨房に飛んでいるらしく、買った食券を店員に渡す必要がなくなった。

しかし多くの客は、食券が出てきたら店員に渡そうとするので、その度に「いや、食券はもらわなくていいんです」というやりとりをしている。そして、食券はいらないと言ってる割には、作ったものをどの席に運ぶかは、食券の番号を見ないと分からないらしく、いつも定食をもってウロウロしている。

だったら普通に食券を受け取った方がコストは低いではないかと。

今日は厨房の中を覗いていたのだが、よく見ると「米をどんぶりに盛る機械」が導入されていて、ボタンを押すと「ウイーーーン」と5秒ほど唸った後に、しばしの沈黙があって不安になった頃、ボフッボゴンッと機械からどんぶりに米が盛られるというものだった。

これは時間が掛かる上に、盛られたご飯は「さとうのごはん」をひっくり返したような、長方形のまま出てきてしまうため、店員が毎回わざわざしゃもじで整えなおしていた。

だったら最初からしゃもじで盛った方がコストが低いのではないかと。

松屋の味噌汁ディスペンサー同様、何か業者の売り込みに負けてしまった感のある中華料理店。そのコストは回収するどころか、どんどん膨れあがってきている。


日常 日時: 23:29


とくおNOW

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