とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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容疑者には傾向と対策が無い
[日常] 大分の二歳児行方不明事件がひとまず進展があったようで。
取り調べについて。警察は膨大な数の「容疑者」と向き合うので、「やってる奴」か「やってない奴」かというのは、動揺っぷりとか、開き直りっぷりみたいなもので、ある程度傾向をつかんでいると思う。
一方の容疑者側は「自分が犯罪者であること」に慣れていない上、傾向と対策を知らないので、うまく嘘をついたと思っても「あ~、これは犯罪者あるあるだな」と見透かされたりして、きっと圧倒的に不利なのだろう。
例えば、娘が殺されてるから「被害者っぽく泣けばいい」と思っていたら、実は多くの被害者は泣くよりも事実を受け入れるまでの時間が長いとか、被害者なら必ず捜査員にする質問があるとか、聞いてもないアリバイを話し始めたら怪しいとか、そういうこと。
そういう意味では四ヶ月間も夫と捜査員に決定的な矛盾を突かれなかった犯人とは、ある意味たいしたものだなと思ってしまう。
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日常 日時: 2012年02月05日 23:41 |
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