[日常]
「全席優先席」でも効果無し。新たに「最優先席」のニュース。
この手の「いろいろ考えているうちにグチャグチャになって本来の目的を見失う」というパターンが好きだ。
「全席優先席」っていうのを作ったけど効果がない、ならば「最優先席」を作ろう。という発想は、渋谷をうろつく女子高生とかの「超ヤバイ」という表現が、レベルが上がるごとに「超超ヤバイ」、「超超超ヤバイ」となっていくのと同じだ。
是非、このまま突き進んで「ステージⅣ シート」とかを作って欲しい。
あとは「優先席付近では携帯の電源をOFFにしなさい」というルール、あれを守っている人はどれぐらいいるんだろうか。おそらくほとんど居ないと思うのだが、それは「目の前にペースメーカーを使ってる人はいないだろう」「携帯がどれほど影響があるのか(緊急度)わからない」「ならば電源を入れたままにする」というのが大半の心理だからだ。
むしろペースメーカーを使っている人はX号車のこのエリアを使ってください、というハートのマークでも大きく描いた専用の場所(一席とか二席)を用意した方が効果は発揮するだろうし、双方に親切だ。
多くの人々にとって窮屈で曖昧なルールは浸透しない。鉄道会社は乗客のモラルに期待する一方だが、元来、モラルとルールは一緒に出来ないものだ。
日常
日時: 2012年02月28日 21:15
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