とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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食感が楽しいわけない
[日常] テレビでグルメ番組みたいなものを見ていると。
レポーターの人が「この食感が楽しいですね!」と言うことがあるが、食感ぐらいで楽しいことなんかあるわけないだろう、と思う。あれって、かいつまんで言うと「プチプチしてる」とか「シャキシャキしてる」ってことだ。楽しいっていうのは自分の中で「うっひょー!!」という気持ちになることだから、やっぱりプチプチぐらいでそんな気持ちにはならないと思う。
口の中で後からふわっと香りが広がるっていう表現もあるけど、それってそんなにいいのかな、と思ったりする。やはり「食感が・・・」「香りが・・・」というのは伝える力に限界があるような気がするのだ。ここは全く関係ないところから比喩を持ってくるか、よく知られた味と比較してはどうだろうか。
「ええっとバーモントカレーありますね、あれよりもすごくスパイシーで、素材の甘みがしっかり出ています。辛さはそうですね、ジャワカレーの中辛という感じで。食べた後には、口の中にグランドキャニオンの風が吹き抜けるようです」とか。
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日常 日時: 2012年02月10日 23:35 |
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