2012年05月31日
キーボードを斜めに置いて
[日常] 六月になってしまった。
最近、キーボードを斜めに置くと、なんだか打ちやすくなった気がする。気のせいかな、なんでだろうなあと思って図を描いてみた。
丸は手。ホームポジションで網羅できるところが黄色だとして。
斜めに置いたほうが面積が増えた!というのはたぶん嘘だけど、よく打つキーまでの距離が短くなったのかもしれない。
昔、ちびまるこちゃんで、遠足で歩くのに疲れた男子が「後ろ向きに歩くと楽だぜ~~」と言い出して、みんなが「楽だ、楽だ!」と流行り出すけど、実際そんなハズがない。という話があったけど、それに似ているような気もする。
2012年05月29日
ルーキー・ラギング・デー
[日常] 大リーグには、新人が女装するイベントがあるとか。
ルーキー・ラギング・デー(ルーキー・ヘイジング)というそうで、今年はダルビッシュが参加したらしく、その参考記事として、数年前にレッドソックスの田沢投手の女装写真が載っていた。
パッと見、上の写真を拡大したものが下の写真なのかと思ったら、下は広告だった。
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当サイト(劇団)がほぼ毎月発行しているメールマガジンがありまして。
そこで毎月、小説のようなものを連載することにしました。とある会社員が、成田からフランクフルトに向かう機内で体験する話です。よかったら、捨てアドレスでも結構ですので登録いただけると嬉しいです。ご登録は
【こちらのフォーム】 でやっています。
2012年05月28日
唐辛子外来に通う日
[日常] 「名古屋名物!台湾ラーメン」という不可解なインスタントラーメンを食べた。
なんでも、台湾ラーメンという食べ物は名古屋発祥だとか。今まで知らなかったが、とりあえず今は辛いものが異様に欲しくなるので、いろいろと手を広げて試している。
この終わりの見えない唐辛子ブームはいったい何なんだろうなあと思っているのだが、アマール・ナージなる人は、「ニコチン中毒との原理が似ている」と説いているらしい。
『トウガラシの文化誌』(原題『PEPPERS:A Story of Hot Pursuits』)
の著者アマール・ナージ氏は複数の心理学者の研究を引用、「唐辛子中毒はニコチン中毒と原理が似ている」と分析する。 ナージ氏は「ジェットコースターのように痛みを感じるが、実際には体に傷が付いていないことからくる心理的快感、 傷ついたと判断した脳が分泌するエンドルフィン(鎮痛効果のある神経伝達物質・脳内麻薬とも呼ばれる)のせいで、 さらに辛い唐辛子を食べたくなる」と説明している。
あ、なんかすごく分かる!と思った。これは単なるブームとかではなくて、すごく依存状態にあるような気がしていたし。一日に一回はこの刺激が欲しくて、どうしようもなくなる感覚は、禁断症状に似ている。
唐辛子中毒の極北。北極ラーメン。
唐辛子外来とかに通う日が来るんでしょうか。唐辛子パッチを貼ったりして。
2012年05月27日
断り切れない焼肉屋
[日常] 近所に五年ほど通っている焼肉屋がある。
韓国人の主人が個人的にやっている店なのだが、近年、黄金屋のもつ鍋を取り入れたり、コーヒーのサーバーを入れたりして、店内にいろんなものが置かれるようになった。きっと人が良くて、飛び込みの営業マンの「まあ売れた分で結構なんで・・・」みたいな口車に乗せられて、断れなかったんだと思う。
そんなわけで、訪れるたびにだんだん何屋か分からなくなってきたのだが、そんなある日に焼肉を食べようと店の前まで来たら、掛かっている暖簾に仰天した。
ラーメン。
え? ラーメンって何? と思いながら中に入ると普通に焼肉屋だった。メニューにあるのはユッケジャンラーメンぐらいなもんで、暖簾に書くほどメインじゃない。
お客さんが最近そんなに入ってないけど、それは暖簾のせいのような気もする。
2012年05月26日
迷った挙げ句にミスジャッジ
[日常] 早朝から家を出ていて。
そういえば家でコーヒーを飲んでこなかったなと思って、駅のコーヒーショップに入った。そこでテイクアウトでブレンドコーヒーを注文したところ、若い男性店員がポットに作り置きしてあるコーヒーを紙コップに注ぎ切り、「あ、やべ!(足りない)」というような戸惑いを一瞬見せたあと、そのままフタをして渡してきた。
そのときは後ろにお客さんも並んでいたし、なんだかカップが軽いなぐらいの気持ちだったのだが、店を出てフタを開けると、おどろきの分量だった。
ブレンドコーヒー(S)
いやいやいや!!!・・・・・・とはいえ、店を出たのに「やっぱこの分量・・・・・・」と引き返すのもなんだか面倒くさいというか、そもそもケチくさいというか、日記に書いてる時点でケチくさいんだけれども、これはちょっと男性店員の「イケる!」って判断がムカついてしまった。イケないだろ!
「迷った挙げ句にミスジャッジ」っていうのは、男性に特有な性質だと思う。女性はあんまり無い気がするんだよなあ。
2012年05月25日
無駄な貼り紙
[日常] 今日、近所のバーミヤンに入ろうとしたら。
入口に「ガラスに注意」と書いてあって、なんのことかと思った。え!?割れてるとか?それとも、勢いよくドアを開けたらガラスが外れるとか? と警戒したのだけど。
これ、たぶんガラスが透明すぎて、そのまま激突した人がいたんだと思う。
そう思うとちょっと笑ってしまって、しばらくこの入口を味わってしまった。激突を防止したいならもはや「ガラスに注意」と書く必要はなくて、単に白い紙を貼るだけでいい。店員もあまりそこのところは深く考えていないのだろう。危ないから、警告してみました!ってな感じだ。
それこそ、バーミヤンのフェア関連のポスターでも貼ればいいのに。
2012年05月23日
東芝のエレベーターで
[日常] 昨日の日記の、何といってるか分からないジングル。
ありがたいことにいくつかお返事をいただきまして、「Professional baseball night game!」であることが判明いたしました。ありがとうございました。まさか「プロゥ・・・フェッショノウー」と、間にタメがあるとは思いませんでした。二十年間つかえていたものが取れた感じがして、日記を書いててよかったと思います。
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東京スカイツリーが開業して。
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東芝(エレベーター)のCM。
CMの最後に「東京スカイツリーは、東芝のエレベーターで」というキャッチコピーが、他にエレベーターの選択肢があるかのようで引っ掛かった。調べてみると、やはり地上から第一展望台までは東芝製だけど、第一展望台から天望回廊までのエレベーターは日立製だった。
それにしても、天望回廊て。ちょっと考えすぎましたか。
2012年05月22日
聞き取れないアイキャッチ
[日常] 誰でも知ってるルパン三世の有名なアイキャッチ。
VIDEO
今でこそ「Lupin the third(ルパン三世)」と聞こえるけれども、小さい頃は「ルパン~」の後に何を言っているのか、四歳上の兄に教えてもらうまでは一向に聞き取れなかった。
ところで今日、うっかりYoutubeで1994年の優勝決定戦、巨人VS中日を見始めてしまって、あまりの熱戦に釘付けになってしまったのだが。
そこで思い出したのが、同じように昔なんと言っているのか聞き取れなかったジングルである。このフジテレビの野球中継で90年代に流れていたジングルは、今も聞き取ることができない。
VIDEO
10分15秒 あたりからのジングル。
ベイスボールベイスボール、じゃないような気がするんだよな。ルパンルパンじゃないように。何と言っているのか、教えてください。
2012年05月21日
不動産屋に激怒する男性
[日常] お昼過ぎ、商店街を歩いていたら。
不動産屋から客と見られる中年の男性が出てきたのだが、続いて店の中から出てきた従業員に「じゃあ、サンドイッチだったら・・・」と言われた瞬間、「そんなのありえないでしょう!」と激怒して去っていった。
これは一体なんのやりとりだったんだろう、と昨日からずっと気になっている。男性客はもちろん、不動産に関する用事があって店舗を訪れたのだろう。家を貸すのか、借りるのか、はたまた売るのか・・・・・・。そこでサンドイッチが激怒の引き金になったのだ。
経験上、よく不動産屋ともめるのは引っ越すときに返ってくる敷金の問題だ。この男性は敷金が戻ってこないことが分かって失望していたのかもしれない。それをなだめる不動産屋の条件が「じゃあ、サンドイッチだったら・・・」だとしたら。
それは、確かにありえない。そして、これ以外には思いつかないでいる。
2012年05月20日
手軽に実現、セレブな生活
[日常] TSUTAYAさんから電話が掛かってきた。
「DVD2枚、手元にありますでしょうか」との電話で、最初は何のことかよく分からずに「ハイ、ハイ」と返事をしていたのだが、切り際で延滞していることに気が付いた。しかしどのくらい前に借りたのかさえ分からない。
恐る恐るレシートを見ると10日前にレンタルしていた。借りた時は2枚200円だったのに、延滞金を1800円も支払うはめになり、結果的に1枚1000円で借りたことになった。
ちょっとセレブないい暮らし。贅沢が幸せとは限らない一例です。
2012年05月19日
金環日食の楽しみ方
[日常] 月曜日は金環日食が見られるとのことで。
日食グラスが飛ぶように売れているらしい。やはり商才のある人というのはここで「サングラスを売ろう」と考える人だ。僕もこのブームに乗じて売っていればちょっとお金持ちになっていたかもしれない。
日食グラスが買えなかった人は、ピンホールカメラの原理を使って間接的に観察する方法があるらしい。
ピンホールカメラの原理を使って観察。
ぼくが路上でこんなことやっていたら職務質問されそうだ。穴を開けた厚紙や、初めから穴が空いているクラッカーなどでも太陽の欠けた像が映るようなので、ここ数日のリッツの売上げも気になるところです。
2012年05月18日
意固地発見器
[日常] 食べログでラーメン屋のレビューサイトを見ていたら。
「打てて、走れて、守れる野球選手のような店」とあるが、レビューの本文を読んでも結局、どこがどう野球に喩えられているのか全然分からなかった。
単に野球が好きな人なんだろうか、と思いきや名前は東海大相撲(おおずもう)。
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携帯電話の普及率が一人一台を超える。
昨今ではtwitterをバカ発見器、だなんて言ったりするけど、ぼくが大学に入った2000年頃はまだ携帯電話ですら必ず全員が持っているという状況ではなくて、でも9割以上の人は持っているというような中、個人的には携帯電話のことを「意固地発見器」だなと思っていた。
この場合は持っていない人が「意固地」という意味だけれど。
あの携帯を頑として持たない主義の存在はすごく迷惑だった。名簿とかを作ると必ず二、三人は家電の番号が書いてあって、いやいや連絡つかねえじゃんって話になる。そこで頼むから携帯持ってくれよってなことで周りは言うわけだけど、当人は「別に連絡取らないし」「いらねえし」と噛み合わなくて。
こっちがいるの!
そんな君の強固な意志など、本当に無意味だし、別に格好良くないし、なんなんだよと思っていた。それから十年の歳月を経て今日、せいぜい今は「スマートフォンに変えたくない」ぐらいの人になっていて、世の中も変わったものだと思う。
2012年05月17日
海馬が縮小する
[日常] 最近、自分に空前の唐辛子ブームが到来している。
とにかく辛いものを食べたくて仕方が無く、何にでも七味を掛けたりして真っ赤に染めてから食べている。もともと辛いものは好きだったけど、こんなに中毒症状を起こしているのは初めてだ。
本来、唐辛子は身体に良いものだけど、それは適量の話。度を超えればなんだって毒になるわけで、ネットの情報によれば「胃腸を壊す」、「痔になりやすい」、「海馬が縮小する」などと書いてあった。胃腸を壊すのはなんとなく分かるけど、海馬が縮小するってすごく怖い。
最近は辛さの刺激的快感を味わうために量もどんどん増えているし、それに合わせて僕の海馬は縮小しまくっているのかもしれない。
海馬・・・・・・記憶や空間学習能力に関わる脳の器官。
ちなみに海馬が縮小すると新たな記憶が作られにくくなったり、新しい環境に適応しにくくなったりするそうで。
ただでさえ昔からそうなのに、これ以上適応できなくなるなんて!しかも痔持ちに!
2012年05月16日
創業八十五年のパン屋
[日常] そういえば最近、近所のパン屋でたまにパンを買う。
朝に食べたり、残った余りを昼に食べたりする。そのパン屋は創業85年らしく、歴史があるらしい。歴史があるだけに、悪くない。「すっごい!!おいしい!!」というわけではないけど、確実でミスのない仕事をしているという感じだ。
メロンパンの外側はちゃんとカリカリになっていて、それでいて崩れすぎないし、中のパンもパサパサしていない。カレーパンなどの惣菜ものも、具材と生地のバランスがよく、手抜きがない。
大した味でもない「米」が長く広く食べられているように、このパン屋も人々の生活にうまく馴染むパンを作ることに成功しているのだと思う。得点力はあまりないけど失点は少ないよ、という勝ち方だ。
ただ、店の表に「創業85年。大したことないけど85年やってます」という貼り紙があって、それはかなりの失点だと思った。
2012年05月15日
引退宣言はきっちりと
[日常] 引退するときにマイクを置く、ユニフォームを脱ぐ、などの表現がある。
サッカーで言えばスパイクを脱ぐ、作家はペンを折る、なんてのもあるだろう。国会議員はバッジを外し、プロボクサーはグローブを吊すらしい。どれもお洒落だ。
グローブを吊すってどういう状態かよく分からないけど、なんかまだ機会があればボクシングをやりそうだ。厳密に言えば「ユニフォームを脱ぐ」「スパイクを脱ぐ」というのも少し甘いというか、脱ぐ程度だったら現役選手も毎日脱いでいるし。
ということで、ぼくみたいな人間に誤解されぬよう、もうちょっと後戻りが出来ないニュアンスを加えたほうがよいかと思う。
「私は今日で、ユニフォームを脱ぎます。そして、もう・・・・・・着ません」
「私はマイクを置きます。このまま置きっぱなしで帰ります」
「私はこの試合でグローブを吊します。何なら、私も吊られます!」
「バッジは外して捨てました!」
「ペンも心も折れました!」
2012年05月14日
究極に疲れないキーボード
[日常] 東プレのキーボードを使って三年半。
東プレ Realforce108UBK
キーが柔らかいので指になじみ、非常に疲れにくい。壊れたらまた同じ物を買おうと思うくらいには気に入っているのだが、やはりそれでも腕を前に突き出して打つという姿勢は、どうしても長時間になるとしんどくなってくる。手首や指ではなく、腕そのものが。
究極に疲れない状態というのは、腕を肘掛けに置いている状態だ。欲を言えば、今のキーボードが半分に割れて、肘掛けに置けたら最高だ。そうすれば腕を下げたまま打ち込めるし、テーブルの空いたスペースには、ペンとか紙を置いたりすることもできる。
漫画に出てくる司令官みたいなのは、よく肘掛けみたいなところのボタンを操作している。あれは、やっぱり未来を予言してるんじゃないかなぁと思います。
2012年05月13日
十年ぶりの理髪店
[日常] 実に十年ぶりくらいに「理髪店=床屋」に行った。
僕は非お洒落な人間だけど、どうも理髪店の仕上げ方がいやで、ここ数年はしょぼい人間が行ってもまあ恥ずかしくない程度の美容室に通っていた。ところが、先日はいつも行く店が混んでいて、ついつい空いている床屋に入ってしまった。
床屋と美容室の正確な定義はよく知らないけれど、感覚的には明確な違いがある。床屋さんは「きっちり刈って、境界を作る」ことを信条としているのに対して、美容室は「あんまり切らずにふわっと仕上げる」ことを目指している。「切る」という実を優先させるか、「見た目」を優先させるかの違いか。
サラリーマンのお父さんが床屋を選ぶのは、仕事があるのにお洒落に仕上げられてもナァというのがあるからだろう。ちなみに、具体的にビジュアルでいえば、サッカーの香川選手や、野球の桑田氏などは「床屋」タイプの頭である。
床屋タイプの二人。注目したいのは耳、もみあげのあたり。
僕がそのたまたま入った床屋では、頭の左半分ばかりを切られていて、すごく不安になった。左を切って、左を切って、右を切って、バランスを見て、左を切って、左を切って、みたいな。いや、そんなに元々のバランスが悪かったのか!?と。
ひょっとしてこんな頭にされるんじゃないかとすごく不安になった。
2012年05月12日
東京さんと京都さん
[日常]
東北六県の名字の人、Kスタへ(入場無料)
「青森」「秋田」「岩手」「宮城」「山形」「福島」さんは入場無料になるというキャンペーン。秋田さんとか福島さんは多そうだけれど、青森さんや岩手さんは少なそうだ。
都道府県名が名字になっている人はたくさんいるけれど、一番多い名字と少ない名字はなんだろうと思って調べてみた。ぼくが今まで会ったことのある人は「福岡」「山口」「岡山」「香川」「宮崎」「和歌山」「長野」「千葉」「福島」「石川」「福井」「山形」「秋田」さんぐらいだろうか。一位は福島さんか宮崎さんかなと予想する。
答えは十五万件で山口が一位。最下位はゼロ件で、愛媛だった。
確かに愛媛さんには会ったことがないけど、東京さんとか京都さんとかは稀少ながらもいるらしい。会ってみたいなあ。東京太郎さんとか。パスポート申請の書き方例に出てくる人。
2012年05月11日
アブラカガワの精度
[日常] サッカー・香川のゴールを賞賛する海外記事。
たまにこのような海外記者の”もじり”が紹介されることがあるが、向こうではアブラカガワの精度で「うまい!」てな感じなんだろうか。米国でダルビッシュの調子が悪かったときも「Don't Yu Worry(心配すんなよ、有)」みたいな記事になったらしい。
こんなんでいいんだ、と思うと自分も海外でやっていけそうな気がする。
2012年05月10日
米国に帰ってきてサイコー!
[日常]
It's great to be back in the states!!!!!(米国に帰ってきてサイコー!)
ソフトバンクのペニー投手が64球で退団したニュース。彼にとっては、もう日本に来たときから「うわー・・・・・・無理!」というような印象だったのかもしれない。メシも空気も気候も人も、全部嫌だったのだろう。
高額年俸をもらっていたせいもあって、すっかりニュースでは悪者になっているけれども、まあ、日本人もうっかりきつい職場に迷い込んでしまって、「一日も早くやめたい」なんていうケースはいくらでもある。
特に今のご時世、激務によって精神も肉体も追い込まれている人には、「仕事で思い詰めて死ぬくらいなら、最大限に自分を甘やかして、すべて放り投げて辞めてしまえばいいんだよ」という考え方がある。ペニー投手も、ある意味それを実践したまでなのかもしれない。ここで耐えるのが美しい、というのは日本人の価値観だ。
僕も学生時代、バイトの初日に「あーー、いきなり無理」と思いながら、辞める自分を肯定できずにズルズルときつい仕事に耐え抜いたことがあった。ただ、その耐えた経験なんてものは別に何かの力になったわけでもなく、軽いトラウマになっただけである。
「あー、明日遅刻したらお前死刑な」(遅刻してないのに)とか、今でも覚えているなあ。
2012年05月09日
生ブー
[日常] そういえば先日、台場に行ったらステージでハワイアンの演奏をやっていて。
その一帯を通り過ぎるにもすごい人だかりで、これはどういうことなんだと思ってステージを見ると、高木ブー氏が演奏しながら歌っていたのだった。その時は民衆よ、そんなに見たいか高木ブー、と思ったものだったが。
「高木ブー、GWに救急搬送されていた」
ザ・ドリフターズの高木ブー(79)が今月6日に都内の病院に救急搬送されていたことが9日、分かった。所属事務所によると、高木は6日夜、都内の自宅で気分が悪くなり、また持病の膝痛も悪化したことから自ら救急車を呼んで病院に搬送された。幸い大事には至らず、翌7日には退院し、自宅で静養しているという。
今日のニュースによるとその演奏が終わってから、しばらくして救急搬送されていたらしい。暑かったし、野外ステージで消耗したのかもしれない。もうちょっと見ておけばよかった。
2012年05月07日
どや顔のニュアンスが違う
[日常] 生写真と写真の違い、生電話と電話の違いは何か。
生写真はちょっとよく分からないけど、生電話っていうのはたぶん通話のことを生と言ってるわけじゃなくて、生放送中に電話するとか、そういうことですよね。
これから実家に生電話するか、とか言わないですからね、普通。
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ニュースで「把瑠都関のどや顔」とされていた写真が全然どや顔じゃない。
グーグル検索で「どや顔」を検索すると様々な顔が出てくるけど、どや顔というのはそもそも、その顔だけを切り出して「どや顔やね」と指摘するのはちょっと難しいというか、本来は話の流れだったり、行動の一部として表出されるものだと思う。
ゴールキーパーの川島氏とかが、よくセーブした後にどや顔を見せるとか言われるけれども、どや顔って力強いものじゃなくて、もうちょっと控え目なものだったはず。まあ、意味が変わってきてるのかもしれないけど、関東特有の解釈もふんだんに入ってると思う。
昔「ごっつええ感じ」が始まった頃に、明らかに東京のアナウンサーで、「ごっ! 強ええ感じ」だと思っているとしか思えないアクセントで話している人がいたけれど、それを思い出しました。
2012年05月06日
ゲーセン偏差値
[日常] 昔からゲームセンターにはほとんど行ったことがなく。
先日、見かけた機械の説明を読んでみたのだけれど、イラストを見ても何が描いてあるのかさっぱり頭に入ってこないというか、見れば見るほど「え、君は何を描いてるんだ!?」という気持ちになってきた。絵の立体感もまったく伝わらないし、「すくう」の次が「おとす」になってるけど、移動はいったいどんな動きなんだ? とか。
何年か前にもプリクラを撮ったときにさっぱり機械の言ってることが分からず、ブースの中で「もういいから早く写真をくれ!」「解放してくれ!」という気持ちになった。
今思えば、星を描いたり効果を付けたりいろいろなんかできたんだろうけども、よく分からないからYESを連打して単なる証明写真になったっけ。
サバイバルゲームみたいなやつのルールを一瞬で理解してアイテムを器用に操ってる人とかを見るとかなり尊敬します。
2012年05月04日
交通事故を防ぐ二つの要素
[日常] 風邪でダウンして三日目。Golden Week がCold Weekに。
ニュースを見ていても交通事故も多いですね。自分が車やバイクを運転してて思うのは、交通事故というのは当人が間違った運転をしても、周りがスピードを落としてくれたり、避けたりしてくれて防がれているものが多いということです。
横からスッと車が左折などで入ってくるときに、明らかにぼくがスピードを緩めないと追突してたよな、なんてことがある。大抵、運転してるのは中年のおばさんなんだけど、そういった周りに助けられまくっている人もいる。こういう人は、「自分が気をつける」「相手が気をつけてくれる」という事故防止の要素を一つ失っているので、もう一度免許を取り直した方がいい。
ちなみに、日本で一番難易度が高いと言われる阪神高速は、「相手が気をつけてくれる」の要素がありません。休日も残りわずか、是非、安全運転を。
2012年05月03日
ストイックとバカの境目
[日常] 風邪でダウンして二日目。
人間は「しんどい」と体が発する信号と、「しんどいよね、休もう」と認める意識みたいなものがあると思うのだが、大人になって「本当にしんどいのか? どこが痛いのか?」と一応じっくり検証するようになった。本当はそんなにしんどくないんじゃないか? とか。子供の頃は学校が嫌だったので、体から発せられる信号に対して判断が甘く、すぐに学校を休んでいた。
真冬にランニングで駆け回ってる子供は右下に入りそうだけど、単に「寒い」っていう信号が弱い子である可能性もある。「ストイック」と「バカ」は紙一重です。
2012年05月02日
アイアンデイ
[日常] 大型連休も後半へ。
始まる前は自分もゴールデンウィークやなあと思っていたら、なんやかんや仕事でシルバーウィークになり、ブロンズウィークになっていった。
で、昨日になって激しい悪寒に襲われ(たぶん風邪)予定がひとつずつずれてしまった。つまりはブロンズウィークから、アイアンデイに。っていうか、デイだな。
よき後半戦をお過ごし下さい。ゲホゴホッ。
2012年05月01日
破られるルールは、ルールが悪い
[日常] 関東地方の夕方のニュースで。
よく見かけるのは「立ち入り禁止」とか「バーベキュー禁止」など、街中で禁止されているルールを破る一般人を直撃レポートして、最終的に「市民のモラルが問われています!」というような感じで締めくくるもの。あれすごく、くだらないと思う。
たいてい記者が「ここ、釣りは禁止なんですが、知ってました?」と直撃して、「あ~そうなんすか?」と不機嫌になる一般人という構図を見せるのだが、ぼくはどうしても一般人の方に肩入れしてしまう。そりゃ、記者なんかに言われても鬱陶しいだけだろう。
一般人は記者の正義感ぶった感じにイライラしてるのに、その反応を強調して、「このように身勝手でモラルの無い人」という風に仕立て上げている。
簡単に破られるルールというのは、ルールの方に問題がある場合も多い。もちろん、中には他人の迷惑を考えない悪質な人もいるけれど、それは記者なんかがいちいち直撃しないで、黙って警察に通報すればよいだけのことである。必要なのは、伝わらないルールの見直しだ。
こういった夕方のニュースの手抜き具合には辟易しているのだけれど、まあ、関西は関西で奈良の遺跡のニュースしかやってないし、この手のニュースが流れるということは日本が平和であることの象徴でもあるから、これはこれでいいのかもしれない。