十年ぶりの理髪店
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[日常] 実に十年ぶりくらいに「理髪店=床屋」に行った。

僕は非お洒落な人間だけど、どうも理髪店の仕上げ方がいやで、ここ数年はしょぼい人間が行ってもまあ恥ずかしくない程度の美容室に通っていた。ところが、先日はいつも行く店が混んでいて、ついつい空いている床屋に入ってしまった。

床屋と美容室の正確な定義はよく知らないけれど、感覚的には明確な違いがある。床屋さんは「きっちり刈って、境界を作る」ことを信条としているのに対して、美容室は「あんまり切らずにふわっと仕上げる」ことを目指している。「切る」という実を優先させるか、「見た目」を優先させるかの違いか。

サラリーマンのお父さんが床屋を選ぶのは、仕事があるのにお洒落に仕上げられてもナァというのがあるからだろう。ちなみに、具体的にビジュアルでいえば、サッカーの香川選手や、野球の桑田氏などは「床屋」タイプの頭である。


床屋タイプの二人。注目したいのは耳、もみあげのあたり。

僕がそのたまたま入った床屋では、頭の左半分ばかりを切られていて、すごく不安になった。左を切って、左を切って、右を切って、バランスを見て、左を切って、左を切って、みたいな。いや、そんなに元々のバランスが悪かったのか!?と。



ひょっとしてこんな頭にされるんじゃないかとすごく不安になった。


日常 日時: 2012年05月13日 21:01 | 

とくおNOW

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