とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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不動産屋に激怒する男性
[日常] お昼過ぎ、商店街を歩いていたら。
不動産屋から客と見られる中年の男性が出てきたのだが、続いて店の中から出てきた従業員に「じゃあ、サンドイッチだったら・・・」と言われた瞬間、「そんなのありえないでしょう!」と激怒して去っていった。
これは一体なんのやりとりだったんだろう、と昨日からずっと気になっている。男性客はもちろん、不動産に関する用事があって店舗を訪れたのだろう。家を貸すのか、借りるのか、はたまた売るのか・・・・・・。そこでサンドイッチが激怒の引き金になったのだ。
経験上、よく不動産屋ともめるのは引っ越すときに返ってくる敷金の問題だ。この男性は敷金が戻ってこないことが分かって失望していたのかもしれない。それをなだめる不動産屋の条件が「じゃあ、サンドイッチだったら・・・」だとしたら。
それは、確かにありえない。そして、これ以外には思いつかないでいる。
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日常 日時: 2012年05月21日 23:18 |
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