意識の高い食事
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[日常] お昼に入った店が。

ちょっと野菜に気をつかってますみたいなご飯屋さんかと思いきや、肉も魚も卵も一切使わない、ベジタリアンの上をゆくビーガン(完全菜食主義)のためのようなお店でした。ぜんぶのメニューが植物性。パリスヒルトンか!

そんな意識の高い食事をするつもりは無かったのに、結果的になんだか身体にありがたい食事になってしまった。そこで食べた大豆ミートなるもの、まあ、お肉みたいな味ではあるのだけど、それってホントのビーガンはそんなもの食べたいのだろうか。

ベジタリアンと言っても、何から何を食べるかによって区分がいろいろあるみたいですね、知らなかったですけど。肉だけ食べない「ノンミートイーター」、卵は食べる「オボ・ベジタリアン」、収穫によって植物を殺さないものだけを食べる「フルータリアン」、もう食べること自体をやめちゃった「ブレサリアン」。

家族にこういう人がいたら、つべこべ言わずに食べろ!! と言ってしまいそうになります。


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家で仕事をしていると訪問販売がたまにやってくるのですが。

先日は水の無料サンプルをお持ちしました。「いいです」というやり取りをしたのだけれど、その方は去り際に「怪しいもんじゃないんです。(チラシを見せながら)モンドセレクションでも金賞を獲ってまして」と言い残して行った。

モンドセレクションと言えば、今でこそ「出せば獲れるんでしょ」という認識が世間にも広まっていますけど、最初の頃は確かになんかすごそうな、世界的に認められてそうな雰囲気がありましたね。モンドセレクションという響きも高貴。日本人は昔からこういう「海外の栄誉」にすごく弱いという民族性もあると思います。

ちなみに「モンドセレクション銅賞」で検索すると、なんでも無さそうな醤油とか、栗きんとんとかが出てきます。それは果たして、名誉なことなのか。。


日常 日時: 01:02

2015年11月06日

何考えてるか分かんないヤツ
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[日常] 走り始めて三日目ですね、大きな山を越えました。これはいわゆる禁煙の辛さに似ているんじゃないでしょうか。

何か習慣を始めても続かなくなるのは、「ご褒美」が「苦労」を上回らないときだそうです。英会話とかも、やめちゃう人が多いと言われるでしょ。きっとマスターするには苦労するのに、その経過で見返りと呼べるものが少ない、あるいは実感できないから。

そのことは自分でもよく分かっているので、できるだけランニングに伴う苦痛(苦労)の値を下げて、褒美の値を上げないと、と思っているのですが、ランニングごときでいちいち自分に褒美なんか与えていられないというのもあるし、どうするのが適切か、いろいろ思案しているところです。

給水ポイントに美女が立ってるとかがいいんですが。


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走っていると、のっぺりとした塔が見えてきて、こんなところに給水塔が? と思って帰って調べたら清掃工場の煙突でした。

昔、団地に住む友達の家に行くときに、でかい給水塔に遭遇し、「なんだこの、一階のドアしかない、窓がないキモチワルイ建物は!」と泣きそうになって自転車を全速力で漕いで帰って来たことを覚えています。給水塔の何が怖いって、窓がないことだと思います。顔がない人間みたいな、あるはずのものが無い違和感と言いますか。

清掃工場の煙突も、シュッとしてて、なんだか不気味だったなぁ。何考えてるか分かんないヤツでした。


日常 日時: 21:14

拾い集める
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[日常] 足がパンパンです。

一日目よりも数段、遠い距離を走れるようになったのですが、片道でバラバラになった身体を、帰りの片道で拾い集めて帰るみたいな走り方になっています。情けないかぎり。

明日は、途中で落としてきた腰を拾いに行きます。


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加藤啓さんが出ている、月刊根本宗子「超、今、出来る、精一杯。」を観に行きました。

まともな感想はあまりうまくないので書けませんが、ところどころ面白く、ところどころそうでもなく、全体的に劇場は熱気を帯びていて、こちらもその空気に浸りながら良い気分になれる、という感じでしょうか。この、劇場の空気をお客さんと一緒に作るということは非常に難しいことで、羨ましいことです。

ここ最近、いろんな劇を観て感じることは、男性作家の書くものと、女性作家の書くものは、そのメッセージの伝え方に大きな違いがあるなということです。もちろんどちらが良いとか悪いとかいうことではなく、ただの傾向の話ですが。

女性作家はやはり、お客さんに共感して欲しいという、等身大のキャラクターが「あるある」を伝えることが多くて、男性作家は上からドーンと抽象的な物語をおろして、「さて言いたいことは何だったでしょう?」というものが多いですね。答え:実は言いたいことは特にありませんでした。というのも男性作家に多いと思います。

まあ、本当にどちらがどうというわけではないんですが。どちらも上手な演劇は楽しいです。


日常 日時: 01:07

2015年11月05日

殺意と略する私
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[日常] 「孤独のグルメ」をちまちま見ているせいで、中華屋で頼み過ぎました。

腹が減る前の、あの前半部分のドラマっているんですかね笑 いや、あれが無いとダメなんでしょうけど。


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舞台「殺意は月夜に照らされて」の通しを、動画で見ました。

最近は、稽古の様子とか通しの様子を動画で確認できるので、大変便利な世の中になりました。本当は本番まで観ないでおこうかとも思ったのですが、何か自分の本で気になるところが無いかチェックしたくて、観てしまいました。役者もいいし、既にいい仕上がりになっていて、本番が楽しみです。

ちなみに、今回は「宣伝するのに、あったほうがいいだろうな」と思って、脚本を書く前にキャッチコピーを3パターン用意して提出したのですが、どういうわけか、気づけば同じページに3つ連続で羅列されていました笑 区切った傍線までそのままコピペされてるという。なぜそうなった。

ということで、ストーリーはこんな感じです。良かったら観に来てくださいね。


豪雨の中、動けなくなった園田たちは、とある洋館を訪ねる。
彼らを迎えたのは、温かい食事、清潔なベッド、燃えさかる暖炉――。
ところが、洋館の住人の姿はどこにもない。
まるで、我々が来ることが分かっていたかのような、
十分すぎるもてなし。
そう、これはきっと罠である。

――
これは罠だ! 食べたら死ぬぞ! これは罠だ! 眠ったら殺されるぞ!
上を見ろ! シャンデリアには気をつけろ!
疑心暗鬼が渦巻く、怪しげな洋館。
恐怖が笑いを、笑いが恐怖を誘う。
サスペンス(風)シチュエーション・コメディ!
――

「食うな、これはきっと、罠だ!」



日常 日時: 00:56

2015年11月04日

走る2
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[日常] これから毎日走ると書いた翌日に風邪でダウン。もう治りましたが。

時間のある時にこつこつ見ている「梅ちゃん先生」がもうすぐ終わりそうで名残惜しい。このドラマのいいところは、「この人が、この時点で、この情報を知ってなきゃいけない」というのが、ご都合じゃなくて自然に作られている点。油断するとキャラクターが死んでしまいそうな竹夫兄さんの使い方もうまいなあとか。

突然長期入院した父・建造や、「あさが来た」の惣兵衛みたいに、突然出て来なくなると「役者のスケジュールかな……」と思ってしまいますが。


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というわけで走り始めました。

こんなにも走れないものかと自分の体力(脚力)に絶望した第一歩でしたが、今はルートやら時間やら距離を測ってくれるアプリがあるので、スタートがダメでも、どんどん良くなっていくのが分かれば、ちょっとは励みになるのではないかと思ってます。

それにしても1,2km走ったぐらいでもう身体がバラバラになるほど老化していて。どうりで、集中力もないわけです。


日常 日時: 16:06

2015年11月02日

走る
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[日常] ここ最近は舞台「殺意は月夜に照らされて」の脚本直し作業をしていました。

稽古はすでに始まっているのですけど、脚本を見返すたびに細かいところから大きなところまで直したくなる部分が出てきて、ちょこちょこ直しては送る、直しては送る、本筋とは全く関係のないギャグを送る、オチがちょっと変わる、みたいなことを繰り返していました。

役者さんは本がコロコロ変わるので、覚えた台詞が無くなってしまったり、そもそもシーンに出て来なくなったりと、気が抜けなかったことでしょう。

瑞樹さんや、演出の亀田さんの「こうしたほうが」というアイデアも素晴らしいので、さも自分が考えたかのように脚本にさせてもらったり。ありがたい限りです。きっと出来上がりはさらに良くなってると思うので、観に行かれる方は楽しみにしていてください。


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これから毎日走ることに決めました。

去年から健康のために徐々に体重を減らしてきたのですが(あんまり食べないダイエット)、ここ最近はまったく減らずに平衡状態になってきて。でも、別に食べるのは我慢したくないので、それならば走りますかと思った次第。あと、意志が弱いので書かないときっと続けられない。

これから才能が爆発することは無いので、少しでも健康で長く働けるようにがんばることを目標に差し替えました。


日常 日時: 01:19

2015年11月01日

富士山
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[日常] 書くことも特にないので大好きなプチ日記に乗っかります。

芸能界のことは本当に疎くて、それほどの興味もないんですが。

オリラジ藤森慎吾さんとフリーアナ田中みな実さんの破局について、メディアでいろいろ報じられているのを何となく見ていたら、破局の最も大きな原因は田中みな実さんのご両親が結婚に猛反対したことにあって、その理由は藤森慎吾さんがチャラくて信頼できないからとのこと。

もしこれが本当なら、すごい話だなァと思います。芸能人のキャラなんて半ば演技みたいなものであって、それを見て当人を判断するような人が実在するんだという驚きといいましょうか。


昔、裕木奈江が似たような理由でドラマの役なのにバッシングを受けて、それ以来めっきり露出が減ったということがありましたけど、テレビを見ている人というのはかなり「見たままを信じやすい」気がします。ただ、行き過ぎなければそういう関係は特に不健全だと思わないし、良い意味で「騙し、騙される関係」が成り立てばいいと思います。ドキュメンタリーじゃあるまいし、真実のキャッチボールをしたところで、楽しくないでしょうしね。

そんな中、いろんなチャンネルが増えて、「ラジオで見せる顔のほうが本物」という人もいますけど、それも厳密に言えばまだ演じていると思うので騙されてはなりません笑。その人の本当を知るには、もう一緒に住むしかないと思います。

そもそも芸能人というのは、遠くから見るのがいいのであって、近づいたところで良いものが見られるかというと、そうではないというのが真実ではないでしょうか。富士山みたいなもので。


日常 日時: 13:37

2015年10月28日

ハードルを下げる作戦
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[日常] 今日は「バクマン。」を観に行きました。面白かった!


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気づいたら、うどんの多い生活に。昼うどん、夜うどん。うまかった!


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さっきから、日記を何度も書いては書き直して、ということを繰り返していて。何度書いても、特に機嫌が悪いわけではないのに、ついつい陰湿な内容になっていくので、しかも面白くとも何ともないという。バクマン。は面白かったし、うどんはうまかったんですけれども。


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自分の書いた映画が公開中であるのでまったく他人事ではないけれども、「ギャラクシー街道」のレビューがえらいことになっている。面白がって負の感想を書いている人もいるかも。と思ってしまうぐらい。内容未見なので何も言えないけれど、泣ける映画が泣けなかった時より、笑える映画が笑えなかった時のほうが、厳しく断罪される傾向にあると思う。なんでか。

コメディというのはたとえ出来映えが良くても(芸術的な面では)評価されなかったり、オトナの人には褒めてもらえなかったり、なかなか損な役回りが多いというか。まあ、妙に有り難がられるのも違うと思いますが。

そういう意味では僕も劇団で多くのことを学びましたから、これからはなるだけ最初からコメディだとは掲げず、むしろ「感動のヒューマンドラマ」みたいなウソをついて、「思いがけず、笑っちゃいました」という感想を引き出す作戦でいきたいと考えてます。


日常 日時: 00:10

2015年10月26日

文房具の域
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[日常] Microsoft Universal Foldable Keyboard を買いました。


いわゆる携帯用の折りたたみキーボードです。

4,5年ぐらいリュウド製の折りたたみキーボードを使っていたのですが、そろそろキーボードもふにゃふにゃになってきたし……ということで。まあ、なんと言っても薄いし軽いです。まだ慣れてないのでキーの場所が微妙にズレて間違えますが。

オシャレにお金をかけても出掛けて行く場所はなく、特に何か趣味があるわけもなく、結局、地味に仕事道具をグレードアップさせていくぐらいしか消費の楽しみがありません。ちょっと高めなノートを買ったり、ペンを買ったり、文房具の域を出ない。


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今日は、こまばアゴラ劇場に――。

「従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインがブルシーロフ攻勢の夜に弾丸の雨降り注ぐ哨戒塔の上で辿り着いた最後の一行“──およそ語り得るものについては明晰に語られ得る/しかし語り得ぬことについて人は沈黙せねばならない”という言葉により何を殺し何を生きようと祈ったのか? という語り得ずただ示されるのみの事実にまつわる物語」

を観に行きました。長いタイトルです。「鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの」よりも長いです。

自分の劇団にもたくさん出てくれた本折くんが出演しているという噂を聞きつけて観に行ったのですが、重厚なテーマながらシンプルな作りで、演劇を楽しみました。こういう作品は憧れるばかりで、自分は到底作れない世界観だけれど、勉強になりますね。27日までやっています。

全然関係ないけど、「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」久しぶりに聞きたくなりました。大黒摩季も「私からああしましょ、あなたからこうしましょ」みたいな歌ありましたね。


日常 日時: 21:36

2015年10月23日

激動
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[日常] 久しぶりに劇団のメンバーに会いました。



映画「探検隊の栄光」を観るために集まってくれて、優しい面々です。会うとまたひとつ芝居でもやりましょうよ……と勢いで言ってしまいそうになるので、そこはハイボールで言葉をぐいっと飲み込みましたが。またそう遠くない未来に、九品仏地区会館の畳みの上でゴロゴロしながら、無駄話を二時間ぐらいした後に、もう今日はやめようか、みたいな稽古をしたいものです。


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先週の10/18に、アメリカンコミックシアターの「アリス・イン・ストラテゴ」に日替わり出演してきました。舞台です。

このユニットは、婚活刑事でも一緒だった脚本家のますもとたくやさんが主宰している面白ユニットなのですが、呼ばれたので二つ返事でホイホイと痴態をさらしに行ったという具合です。三ステやって三敗したのはいいんですが、その中の一回は途中で台詞を言うのをやめたくなってしまい、10秒ぐらいでハケてしまって非常に申し訳なかったです。

お芝居は楽しかったです。今週の日曜日に二話、来週の日曜日に三話、そして再来週の日曜日に四話をやるという、連続ドラマみたいな舞台です。

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舞台「殺意は月夜に照らされて」の稽古が始まりました。



今回は脚本だけなので、稽古初日に「すんませんが、まだ出来てません」などというワケにはいかず(自分が演出のときは、途中までしかなくても甘えること多々なのですが)、ちゃんと最後まで書いたものを……ということで一週間、うんうん格闘していました。おかげさまで、直しはたくさんあるものの完成の目処もつき、稽古が始まりました。本番が楽しみです。

一般チケットは、追加公演も含めて(ありがたいことに)完売しているようなのですが、当日券などがあるようでしたら、是非観てみてください。久しぶりにシチュエーションコメディというものを書かせてもらいました。


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BSスカパー!で舞台「ヴァンパイア騎士(初演)」が10/25と11/1に放送されます。よろしかったら観てください。七月の再演のほうが完成度は高いけど、初演は初演で初々しくて熱量もあってよいです。


日常 日時: 23:59
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