とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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拾い集める
[日常] 足がパンパンです。
一日目よりも数段、遠い距離を走れるようになったのですが、片道でバラバラになった身体を、帰りの片道で拾い集めて帰るみたいな走り方になっています。情けないかぎり。
明日は、途中で落としてきた腰を拾いに行きます。
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加藤啓さんが出ている、月刊根本宗子「超、今、出来る、精一杯。」を観に行きました。
まともな感想はあまりうまくないので書けませんが、ところどころ面白く、ところどころそうでもなく、全体的に劇場は熱気を帯びていて、こちらもその空気に浸りながら良い気分になれる、という感じでしょうか。この、劇場の空気をお客さんと一緒に作るということは非常に難しいことで、羨ましいことです。
ここ最近、いろんな劇を観て感じることは、男性作家の書くものと、女性作家の書くものは、そのメッセージの伝え方に大きな違いがあるなということです。もちろんどちらが良いとか悪いとかいうことではなく、ただの傾向の話ですが。
女性作家はやはり、お客さんに共感して欲しいという、等身大のキャラクターが「あるある」を伝えることが多くて、男性作家は上からドーンと抽象的な物語をおろして、「さて言いたいことは何だったでしょう?」というものが多いですね。答え:実は言いたいことは特にありませんでした。というのも男性作家に多いと思います。
まあ、本当にどちらがどうというわけではないんですが。どちらも上手な演劇は楽しいです。
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日常 日時: 2015年11月06日 01:07 |
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