とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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何考えてるか分かんないヤツ
[日常] 走り始めて三日目ですね、大きな山を越えました。これはいわゆる禁煙の辛さに似ているんじゃないでしょうか。
何か習慣を始めても続かなくなるのは、「ご褒美」が「苦労」を上回らないときだそうです。英会話とかも、やめちゃう人が多いと言われるでしょ。きっとマスターするには苦労するのに、その経過で見返りと呼べるものが少ない、あるいは実感できないから。
そのことは自分でもよく分かっているので、できるだけランニングに伴う苦痛(苦労)の値を下げて、褒美の値を上げないと、と思っているのですが、ランニングごときでいちいち自分に褒美なんか与えていられないというのもあるし、どうするのが適切か、いろいろ思案しているところです。
給水ポイントに美女が立ってるとかがいいんですが。
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走っていると、のっぺりとした塔が見えてきて、こんなところに給水塔が? と思って帰って調べたら清掃工場の煙突でした。
昔、団地に住む友達の家に行くときに、でかい給水塔に遭遇し、「なんだこの、一階のドアしかない、窓がないキモチワルイ建物は!」と泣きそうになって自転車を全速力で漕いで帰って来たことを覚えています。給水塔の何が怖いって、窓がないことだと思います。顔がない人間みたいな、あるはずのものが無い違和感と言いますか。
清掃工場の煙突も、シュッとしてて、なんだか不気味だったなぁ。何考えてるか分かんないヤツでした。
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日常 日時: 2015年11月06日 21:14 |
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