2016年05月18日

納豆ブーム
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[日常] 機械にもよりますけど、ファミレスとかコンビニに置いてあるコーヒーマシンは、出し終わったかと思いきや、最後にチョロチョロっと出ます。

それを待たないでカップを取り上げる人多いですけど、「ああ、まだチョロチョロっと出るのにな。せっかちだな」と思って見ています。あの最後のチョロチョロはなんでしょうね。終わったと思いきやまだありました、という、おしっこと同じメカニズムのような気がしますけど。


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三ヶ月無料トライアルとか、の音楽アプリ。

とうとうそのトライアル期間が終わってしまって、これから月々1000円近く払うのもなんだし、かといって、電車の中で聴くものが無いのも退屈だし、どうしたもんかなと思って、ためしにあれこれやって入れ直したらまた三ヶ月無料トライアルに。操作上、何かの偶然が重なってシステムの穴を突いたのかもしれない。


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来週5/28(土)21:00~放送の「世にも奇妙な物語'16 春の特別編」。「通いの軍隊」というお話を書きました。


主演:西島秀俊 監督:佐藤祐市

あらすじとしては、「世界的な納豆ブームを受け、“ニュー・イバラキ”が独立を宣言し政府軍と戦いを繰り広げている日本を舞台に、人々が9時から17時まで軍隊に参加し戦争をする世界を描く――」ということです。

良かったら見てくださいね。


日常 日時: 18:10

2016年05月15日

無感情の狂気
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[日常] この歳になると、自然にNHKにチャンネルが向きます。

疲れて帰って来てテレビをつけるとき、どうしても静かで落ち着いたトーンを求めてしまうから。民放のバラエティは、昔の親の言葉を借りると「ガチャガチャうるさい」感じがしてしまう。中身は楽しいのだけど。

NHKの中でも、NHKラジオのニュースが一番、冷静で淡々としていると思います。これ以上の淡々は無いんじゃないかというほど。今日は子供が溺れて亡くなるニュースを立て続けに報じていて、なんだか背筋がゾッとしました。たまに夜中のタクシーで小さくNHKが流れてるときがあるけど、感情がなさすぎて逆に狂気を感じるというか。無の狂気ってあるんだなあ。


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「日の本一の大悪党」の稽古、しています。

毎日、稽古が終わるときに、笑顔で「今日はこれぐらいにしといてやる」という演出家が素敵で、癒されています。


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とある人に水素サプリなるものをもらって、もったいないので飲んでるのですが、もちろん水素を飲むことはできないわけで、原材料は牡蠣殻で要するにカルシウムなんです。

どうにか化学的な説明に沿って理解しようとするのですが、Ca とH2Oが結合して水素が発生して、それが活性酸素と結びついて、排泄されるから健康に良い……とのことなのだけど、その水素が活性酸素と出会う、というところが焦臭いと思ってしまいます。

Ca(OH)2とH2になるところまでは、なんとなくそうなんかなと思うのですが。


日常 日時: 23:25

2016年05月01日

余白
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[日常] かきあげせいろ蕎麦を食べました。

かきあげには余白があって好きです。なんだ、あの具と具をつないでるものは、と。きっと小麦粉とかなんでしょうけどね。台詞もそうですが、言葉を話している時間と、話していない沈黙の時間、どちらも大事なように。


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映画「ホーンテッド・キャンパス」のプロデューサー、音楽家、編集マン、という異色の組み合わせで、先日飲む機会がありました。「孤独の会」というやつです。作業中がすごく孤独、という意味です。仕事がきつい割に、ほとんど褒められないというのも特徴です。

集まって飲んでる時点で、本当の孤独とは言えないのでは、と途中で思いましたが。


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西岸海洋性気候か、地中海性気候の土地に住みたいですね。


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7月の連続ドラマを書いています。

監督さんがそのドラマのために俳優の演技ワークショップを行っていて、僕もときどきお邪魔しています。それがすごく面白い。本当はその時間、家で本書いてろよってことなんですが、俳優の声や演技を見たくて、ついつい。演劇の血が騒ぎます。

ワークショップの最中、まったく関係のない別のことをパソコンで打ってるのだけど、俳優さんから見たら「あいつ、なんかメモってるんでは」と、集中の邪魔をしてしまっているかもしれません。


日常 日時: 21:50

2016年04月08日

時代にあったコントロールを
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[日常] カップヌードルのCMが中止になった。批判殺到ということで。

個人的には面白いと思いましたけどね。不快に思う人がいる一方で、絵でも写真でも文章でも、作る側の人たちは「やれやれ、やりにくい世の中になったもんだ」という感想が目立ちます。作る側としてはある程度自由にやらせてほしいし、見る側としては、やっぱり不快なものは「不快だ!」と声を上げたくなるのでしょう。

そもそもSNSなど無い時代は、不快なものであれ何であれ、作る側の人が神様で、それを僕たちは受け取るか、イヤだったら見ないという選択しかなかった。せいぜい学校に行って「あれはつまんないよな」と言っていた程度。今はすぐにその小さな声がリアルタイムに集まって、時に大きな声となって覆せるようになった。作り手に取ってみれば、ちょっと時間が経てば理解されるかもしれないものでも、すぐに潰されるようになった。

だから作る側は、ただ作って流すだけではなくて、見る人とのコミュニケーションを想定しないといけなくなった。いけなくなったというとアレだけど、そこを見通せないと「良いもの」と言われなくなった。

作る側の本音としては「いいから黙って見てろよ。みんなが納得するものだけを作ってたらカレーライスみたいなのしか出来なくなるだろ!」という思いがあるかもしれないけど、プロならそれも含めてコントロールして欲しいところ。これがめちゃくちゃ難しいのだろうけど、そういう時代。

カップヌードルのCMで言えば「二兎を追う者は一兎をも得ず」と言った後の「実体験だよね」という女子学生の台詞が余計だったし、ビートたけしの「バカ(を)やろう」というのが、正義感あふれる人たちの火を点けてしまったんだと思いますね。


日常 日時: 19:19

2016年04月05日

出来の悪いシステム
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[日常] コンビニでよくビールを買うんですけども。

いつからか、年齢確認で「画面をタッチしてください」と言われるようになりましたね。5,6年ぐらい前からでしょうか。あれ、本当に出来の悪いシステムだと思うんです。誰が考えたか知らないけど。全然うまくないから。

なんで出来が悪いかというと、あれにタッチするほぼ100%の人が成人だろうし、中に未成年者がいたとしても、「ウソをついたのはお前だから、店側は知らないもんね」という逃げるための装置でしかないというか。目指すべき目的は、未成年者に酒を飲ませないことでしょう。その効果には全く寄与していないと思うのです。

まあ、寿司屋とか居酒屋にあるタッチパネルで「車を運転しません」みたいなボタンも同様。あのボタンを前にして「ハッ、今日は運転してるから飲めない!」と気づく人なんて皆無でしょう。単に店が責任を逃れたいだけです。

そもそも、店が責任を取らなきゃいけないというルールが間違ってるんじゃないでしょうか。明らかな子供に対して酒を売ったら犯罪かもしれないけど、19歳に売ったら店の責任とか、それは無茶でしょう。だからあんな変なボタンを99%の無関係な客に強いることになってしまうのです。あのボタン、小学生が酒を買いに来ても「タッチしてください」と言われるのだろうか? そして押せば、買えるのだろうか?

田舎の居酒屋は、店の敷地にでかい駐車場があったりしますけど、あれはダメだと思います。


日常 日時: 00:28

2016年04月03日

ヨーグルト生活
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[日常] 書こうとしても途中で筆が止まり、なかなか更新しませんでした。

無事に昨日、ひとつ歳を取りまして、ここまで生きることができました。話題が「健康」になるとすごく歳を取ったなあと思います。毎日「明日はどんなヨーグルトを食べようかな」というのが最近の楽しみです。

起きる、ヨーグルト食べる、録りためたドラマを見る、打ち合わせに出かける、帰ってきて書く、寝る。大きくは毎日こんな生活で、たまに人とお酒を飲むみたいな感じでしょうか。

先日は大阪に帰った時に、高校時代の恩師と飲みました。一年の時の担任で、当時は僕のことはすごく印象が薄かったと思うけど、演劇を教えてくれた先生です。あの時、演劇を教わっていなかったら、今頃一流商社マンになって海外を飛び回り、綺麗な嫁と子供に囲まれて優雅な生活を送っていたかもしれません。

一軒目は焼肉、二軒目はスナックに連れて行ってもらいました。スナックは自分ではなかなか行かないので、結構貴重な体験で、この歳になると、なんでも有り難く感じます。スナックのママも人をよく見る職業だし、僕もどちらかというと人を見る職業だから、向こうは意識してないかもしれないけど、バチバチと、見えない探り合いと言いますか、読まれてなるものか、みたいな空気が漂うのです。あと、こういうスナックにいるおじさんって何か、いいですね。哀愁で包まれたプライドが。


日常 日時: 14:59

2016年03月11日

何がいいのカフェ
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[日常] 今から十三年前、下北沢に暮らしていた。

今日、街を歩いていたのだけど、多くの店はもう同じ土地で3,4回入れ替わっているが、十三年前、いやおそらくもっと前から続いている店も当然ある。

その中には、単純に儲かってる店もあれば、その商店主が土地を持っていて、自由気ままにやってるだけ、という店もあるだろう。僕としては、後者の自由気ままな店が、どうかたくさん残って欲しいと思っている。(そうじゃないとチェーン店ばかりのお店になってしまうから)。

僕が好きだったカフェは、もう十年ぐらい前に潰れてしまった。マンションの三階か四階に一室だけあって、お姉さんがカウンターの下にしゃがんで本を読んでいる、お客さんはいつ行っても一人いるか、いないかという店。

こういう店のジレンマでもあるのだけど、あまりに隠れ家すぎて潰れてしまったのだと思う。お姉さんは、きっと経営よりも、カウンターの下で本を読んじゃう店員、というスタイルに憧れていたのかもしれない。そして、僕はそういう店の片隅で、本を書いているふりをしているのが、好きだったのだろう。

あともう一つ、僕がよく行く店のひとつに、「そんなに好きでもないカフェ」がある。

デリカフェみたいなところなのだけど、椅子の座りごこちも良くないし(パイプで痛い)、よく分からない音楽が爆音で掛かっているし、コーヒーなんてインスタントみたいな味がする。食べたことはないけど、きっと食事もそんな美味しくないような気がする。

だからこそ、なのかもしれないが、店内はいつも10パーセントぐらいの入りで、混雑具合が絶妙で心地良い。どれだけ長くいても店員は気にしないし、客席同士の距離感もすごくいい。

もう十三年以上も来ているのに、店の名前すら知らないけど、この店が潰れたらすごく悲しい気持ちになると思う。帰りに、店の名前ぐらいは見ていこうかな。覚えていたら。


日常 日時: 14:38

2016年02月24日

月台
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[日常] 先日、台湾に行って来ました。

自分の仕事柄、休みという休みは無理矢理とる以外はなくて(逆に、取ろうと思えば年中休みにすることはできるのですが)、いつも2,3月ぐらいの時期にドンと取ることにしています。


九フン

千と千尋の影響なのか、日本人ばっかり「初詣か」といわんばかりの人だかりでした。霧ばかりで街全体の明かりを感じることはできませんでしたが。

昔から写真を撮ったりビデオを撮ったりするのが面倒くさくて、ほとんど今回も頭にしか残っていません。頭のメモリは感熱紙みたいに、時間が経つと無くなっちゃうのに。


こだれりのりんご

りんごはまあ欲しくないですけど、「あ、いいな」と思ったお土産でも箱を見ると丁寧に日本語が書いてあったりして、こりゃ駄目だと思うことが多かったです。あれ、親切でやってることだと思うけど、売上げ的には落ちるんじゃなかろうか。


どっかの問屋街

「素食」という看板をたまに見かけて、なんだろうなと思っていたらベジタリアンの店という意味らしくて。

他にも、漢字を読むことで何となく意味が分かったりすることが多かったけど、西洋人にとって漢字の羅列はさぞかしクレイジーな光景に映ることでしょう。意味が分からないのは勿論のこと、一文字も覚えられる気がしないと思います。

プラットホームが「月台」というの、ちょっとお洒落だなと思います。


日常 日時: 16:42

2016年02月16日

サイズ感
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[日常] 仕事で使っている椅子に敷くクッションを、ネットで買ったんです。

そしたら思ったよりも分厚くて、パソコンを見下ろすような形になっちゃった。椅子を下げればいいと思ったら、小さくプシュっと音がして1センチぐらいしか下がらなかった。クッションは8センチもある。

この7センチ高くなった目線、そのうち慣れるかなと思ったんだけどダメだった。ストレスだ。こうなると、机を上げるしかないんだけど、机の脚を伸ばすには載ってる物を全部どけて、机をひっくり返さないといけない。これはかなり面倒だ。なるべくやりたくない。

ふと、一年前ぐらいに買ったパソコンのモニター台があることを思い出した。当時はちょっと上がりすぎて(どうにもサイズ感が分かってないらしい)、目線が高すぎるわ、と思ってスピーカー台として使われていたのだった。

モニター台としては一年越しの本店異動といったところか。モニターを載せてみると、なるほど丁度いい。モニター台の高さはなんと8センチ! まさにこの時を待ち構えていたかのようなサイズ感。

今回は何とかピンチを切り抜けたけど、いつかまたサイズで大失敗してしまいそう。


日常 日時: 14:27

2016年02月10日

地雷コーヒー
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[日常] たまにやってしまうのですが、適当に入った喫茶店の珈琲が980円でした。

以前、打ち合わせでも何度か使ったことがある店で、中の様子が分かっていたのであまり考えずに入ったのですが、そういえば自分でお金を払ったことが無くて、うっかりしていました。

980円って……ランチじゃないんだから、と思いながら、「元を取ろう」という貧乏根性が芽生えて、いつもより真面目に仕事をしたような気がします。最低でも980円ぶんの原稿を、と。

まあ、古びた小さな店に入ったら一番安い珈琲が1500円だったこともあるし(もう、地雷を踏んだとしか思えない)、東京はいろんな意味で恐ろしいところです。


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日本名作シナリオ選・上下巻を買いました。


「東京物語」とか名作の映画脚本が載ってる本です。

ゴルフが好きな人がいいドライバーを欲しがるように、ちょっと高かったけど、最近シナリオを読むのが趣味になった僕にとっては、いい道具を買ったような気分です。


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まあ、なんてことないんですけど、テレビを見てたら。



メインに森山良子が出てるのにワイプにも森山良子が出てて、いったい何がしたいんだと思いました。


日常 日時: 21:52
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