とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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出来の悪いシステム
[日常] コンビニでよくビールを買うんですけども。
いつからか、年齢確認で「画面をタッチしてください」と言われるようになりましたね。5,6年ぐらい前からでしょうか。あれ、本当に出来の悪いシステムだと思うんです。誰が考えたか知らないけど。全然うまくないから。
なんで出来が悪いかというと、あれにタッチするほぼ100%の人が成人だろうし、中に未成年者がいたとしても、「ウソをついたのはお前だから、店側は知らないもんね」という逃げるための装置でしかないというか。目指すべき目的は、未成年者に酒を飲ませないことでしょう。その効果には全く寄与していないと思うのです。
まあ、寿司屋とか居酒屋にあるタッチパネルで「車を運転しません」みたいなボタンも同様。あのボタンを前にして「ハッ、今日は運転してるから飲めない!」と気づく人なんて皆無でしょう。単に店が責任を逃れたいだけです。
そもそも、店が責任を取らなきゃいけないというルールが間違ってるんじゃないでしょうか。明らかな子供に対して酒を売ったら犯罪かもしれないけど、19歳に売ったら店の責任とか、それは無茶でしょう。だからあんな変なボタンを99%の無関係な客に強いることになってしまうのです。あのボタン、小学生が酒を買いに来ても「タッチしてください」と言われるのだろうか? そして押せば、買えるのだろうか?
田舎の居酒屋は、店の敷地にでかい駐車場があったりしますけど、あれはダメだと思います。
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日常 日時: 2016年04月05日 00:28 |
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