2014年10月31日
チケットレス
[日常] 東京に戻ってきました。
どの航空会社もいまいちWEBチェックイン(とかeチケット)のシステムが完全じゃないというか、結局「紙を印刷してこないとダメ」みたいなところがあって、チケットレスの意味がないから何とか改善して欲しいもんです。(特に国際線はeチケットの控えがないとダメみたいなこと言われる。いやいや!)。
今回、ANAはWEBから座席指定ができなかったのだけど、まあ、Skipなんとかでチェックインは不要で二次元バーコードも出ていたから、そのまま検査場に行けば良いかと思いきや「座席指定ができてないのでカウンターへ」と言われたし、ジェットスターはWEBチェックインはできてるんだけど、航空券のPDFを家から印刷してこないとダメで(んなアホな)、結局カウンターに行かなきゃいけなかったし。
あと、あの航空券のバーコードを読み取るため、裏面に目印で付いている「ヒマワリのマーク」、いつも分かりにくくてお年寄りは戸惑ってる。うまくないから変えたほうがいいと思うのだけど、どうもあの辺のシステム改善には、力を注いでいない様子。
2014年10月28日
長距離移動の秘訣
[日常] 会社員時代は出張も多く、移動するだけで疲れるなあと思っていたのですが、最近、東京と大阪を行ったり来たりするようになっても全然疲れないのは、荷物の重さの違いだ、ということに気づきました。
手持ちはタブレットと手帳ぐらいの最小限にとどめ、仕事に使う資料は毎回宅配で送る。もちろん着替えなども一切持たないので、「ちょっとそこまで」感覚で全然疲れない。これは出張の多い会社員は是非、試してみてほしいですね。みんな、空港にいるサラリーマンは大きいバッグを必ず持ってるけど、あれは全然スマートじゃないです。
ということで、実家にほとんど自分の着替えがないため、最近は寒くなってきたこともあって、近くに買い物へ行きました。東京と違ってショッピングモールはどこも閑散としていて、文化祭の人気ない出店みたいなことになってる。
そして置いてある服はどれも、安いのは良いんだけど全般的にヤンキー柄というか、しまむらじゃないのにしまむら臭がすごいというか。特におしゃれしたいわけじゃないけど、ヒョウ柄はちょっと……と思いながらいろいろと物色。
よく見ると二着目はどれでも半額、モバイル会員になればその場で10%オフ、そして本日はポイント20倍ということで、本来は8600円する買い物が5300円でした(しかも1000ポイント=1000円ついてきた)。
別の店で靴も買おうと思って、近くにいた研修中の店員さんに「この靴の26.5はありますか?」と聞いたら、試し履きしているときに「ふだんは何センチを履かれてるんですか」と聞かれて、「26.5です」と答えたのだけど、あのやり取りは何だったんだろう。
これでしばらく風邪を引かなくてすみますが、そろそろ原稿も片付いてきたので、東京に戻る準備を始めます。
2014年10月27日
1kgのゆくえ
[日常] 夜、寝るまえに体重をはかって、朝、起きたときにまた体重をはかると、たまに1キロぐらい減っているときがある。
呼気の水分と汗だけで1キロ(しかも夏場ではないし)も減らないだろうし、質量保存則を考えると何とも不思議で、僕の中の何が1キロも消えてしまったのだろうと気になってしまう。
ひょっとして夜中、無意識のうちにウンコでもしに行っているのだろうか。
--------
27日から「理系の人々」始まります。
予告篇。
初回は会社員時代によく自分でも作っていたLANケーブルの話。ぼくの元同僚からすると、自分の会社のことかと思うシーンもたくさんあるんじゃないでしょうか。営業さんとSEがうまく噛み合わないところとか。ともあれ、会社員をやってて良かったです。
有料ですが(月350円ぐらい)PCやスマホでも見られますので、機会がありましたら、是非見てみてください。放送は毎週15分、2月ぐらいまでやってます。
2014年10月26日
80年代フォント
[日常] 伊丹空港で見たコインロッカー案内板。
80年代に流行ったフォントって感じ。ウルトラクイズのコーナータイトルとかも、こういうフォントだったような。
ほら、やっぱり!
--------
「集中力 上げる」で検索するほど、集中力がありません。
才能と呼ばれるもののほとんどは結局のところ、その人の「集中力」に帰結するんじゃないかと思っているんですが、そういう意味では、何かに没頭して、気が付いたら「あ、こんなに時間が経っちゃった」という状態に憧れて20年あまりが経ちます。
学生時代は周りには一日十時間は勉強した、なんて人がいて、僕も受験前はそれぐらいやったかしら、なんて思った時期もあったけど、いやいや、よく考えたら机にダラダラ座ってただけで、正味はせいぜい一日2時間だったと思います。10時間も勉強してる気になってたけど、有効だったのはその中の2時間ぐらい。
集中力を上げるためには、昔のそういった作る系の人が旅館とか山に籠もっていたように、少なくともインターネットなどの情報と自分を切り離したほうが良いとは思うのですが(ちょっとやってみたことはある)、仕事に必要な調べ物は結局インターネットを使ってしまうので、その牙城はすぐに切り崩されるのです。
たぶん、何個か頭のネジを外すか、薬を使うかしないと、鬼のような集中力はもう手に入りそうにありません。
2014年10月25日
ドッヒャー
[日常] 大阪に来ました。
伊丹空港を利用したのは十年以上ぶりぐらいになるかと思います。伊丹十三に思いを馳せながらバスに乗って天王寺へ。高校時代、たまに通っていた天王寺もずいぶん変わりました。
あべのヘルペスだかカルパスだか、異様に高い建物がそびえ立っていて。
--------
先日、ノートをたくさん買いました。
ふだん、台本を紙の束で持ち歩くのは荷物が際限なく多くなってしまうので、基本的にはタブレットにまとめているのだけど、それでもアイデアノートと打ち合わせノートぐらいは紙で持ちたいなと思い、ロフトや無印をウロウロして自分に合うものを揃えたのでした。
サイズと質感のいいノートを何気なく1冊とってレジに持って行ったところ、「840円ですね」と言われて内心ドッヒャーとなった。表情を動かしたつもりはないけど、きっと店員には僕の動揺した心を見抜かれたと思う。
たまにあるでしょう、喫茶店で何気なく頼んだコーヒーが1200円とかいうトラップ。
2014年10月23日
理系の人々
[日常] 傘をまた置き忘れてしまい、短期間で2本無くしました。
先日は電車の中に。今日は大久保のサイゼリヤです。最初はテーブルに掛けていたけど、あまりにも頻繁にカツンカツンと床に落ちるので、もういいや倒しておこうと思ったのが間違い、それが傘を見た最期でした。
店の人も処理が面倒だなあと思ってることでしょう。バイト帰りに降っていたら使っていただき、どこかに捨ててください。すみません。
-----------
今日は、来年早々に予定している劇団の次回公演「光沢のある赤いスイッチ」のチラシ撮影に行きました。いつもは劇団員みんなで写るのが恒例なんだけど、今回はデザイン性を重視してちょっと違う趣向で撮っています。
仕上がり次第、仕上がって無くてもフライング気味にお見せしますので是非よろしくお願いします。
-----------
10月27日より、ひかりTVで「 理系の人々」というドラマが始まります。
僕は脚本を書かせてもらっていて、全部でこつこつ四十二話もあります。2月ぐらいまで放映される予定で、もうどんな話があったかは僕もオンエアを見てみないと思い出せないのですが、主演の伊藤淳史さん、真野恵里菜さんを始めとして、戸田昌宏さん、大水洋介(ラバーガール)さん、永岡卓也さん、桜田通さん、駒木根隆介さん、本多力さん、松本莉緒さん、土佐和成さん、越村友一さん、池谷のぶえさん他、個性あふれる俳優さんに参加していただいてます。
あと、特に重要な情報ではないんですが、劇団員の鈴木理学もカットされなければ出てきます。カットされれば出てきません。
スマホやタブレットでも見られるようなので是非、もしよかったら見てみてください。私は今のところ見られません。
2014年10月21日
冷めたピザ
[日常] HDDレコーダーの整理をしました。
5,6月ぐらいから全く放置していたので、とっくにHDD容量は無くなっていました。うちのレコーダーは連続ドラマを毎予約すると、そのクールが終わっても延々とその枠が録画され続けるため、特番の3時間バラエティなどが挟まったりしてすぐに容量が無くなってしまうのです。今回もモノマネだのカラオケだのたくさん入っていました。ちょっと見てしまいましたが。
それにしても、録っただけで満足してしまって結局見ないドラマの多いこと。三ヶ月見なかったヤツは自動的に消える機能とかあるといいな、マイルみたいに。
-----------
雨も降っていたし、原稿も溜まっていたのでピザをとった。
昔はいちいち電話したりして面倒だったけど、今はネットでポンと注文できちゃうもんね。宅配するほうも、ネットでポンと持って行ってくれたらなぁ、なんて思ってるかも。物流の進化にも興味あるなあ。
ピザのほうは、30分以内に持ってきてくれたし、とても丁寧な宅配員だったけど、残念なことにちょっと冷めていた。 今は亡き小渕さん思い出しながら食べた。
2014年10月20日
戦士
[日常] 昨日は観劇を二本。
昼間は6月にWBBでお世話になった佐野大樹さんが出演する舞台を観にザ・ポケットに。千穐楽で外まで長蛇の列ができるほどの盛況。中野の演劇パワーを感じながら、観劇後は千駄ヶ谷に移動してルノアールでちょっと作業。ウェイターがコーヒーをテーブルに置いたときに半分ぐらいこぼれるというハプニングがありつつ、早めに日本青年館へ。脚本の一部を書かせてもらった「健ドン!(仮)」を観るためでした。
着くと開場15分前までリハーサルが行われていて、まさに時間との戦い。しびれただろうなあ。2時間あまりの本番は勢いも安定感もあってとても楽しかったです。宮下くんや転球さんやご無沙汰している方たちに挨拶もできて、長年通じなかった転球さんの新しい電話番号を聞く、という自分なりのミッションも達成。
終演後は打ち上げに参加。大堀さんが水滴の付いていないビールのピッチャーを見て「このビールぬるいんじゃないの」と独りごとを言った瞬間に「いや、今入れたばっかりなんで」と店員さんに即レスされるという事件があったくらいで平和な打ち上げ。毛利さんが舞台脚本を3日で書けるほど速筆であることに驚嘆し、戦いを終えた戦士たちを称えて帰宅しました。
2014年10月19日
ブーブーゲート
[日常] 昨日、東京に戻りました。
着陸した後、到着口まではバスで案内するというヤツで、ちょうど僕の前で一台目のバスが満員になったようで、タラップを降りたところで、係の人に「ここでお待ちください」と言われた。
今の人は分かんないかもしれないけど、あのウルトラクイズで機内クイズに合格しなかった人が、タラップの下で「ブーブーゲート」に引っ掛かり、再び機内に戻っていくというような感覚を味わった。
ウルトラクイズまた見たいなあ。制作費5億8千万円、バブルの産物。
-----------
髪を切りました。
ここ半年ぐらいは、一つのところに通っていたのだけど、前回当たった担当の人が、梳(す)くだけで全然長さを切ってくれず、鏡で確認を促されるたびに「もうちょっと切って下さい」と言っていたら、「もうなくなりますよ(笑)」とか言われて、なんかカチンときたので別の店に変えたのでした。
今日切ってもらったところは、扱いも丁寧だし、あんまり話しかけてこないし、変な髪型にされるわけでもなく、いい気分で終わった。今度も同じところに通おうと思うのだけど、きっとまた担当者次第で嫌になったりするのだろう。前回のお店も最初は良かったんだ。
じゃあ指名すればいいじゃんって感じだけど、そこまでするほどこだわりがあるわけでもないんだよなぁと。病院の主治医みたいに、向こうが勝手に次回も担当することにしてくれればいいのだけど。
2014年10月16日
文体と人柄
[日常] そろそろ東京に戻る支度をしています。
自分の本棚にある星新一の単行本の数々。ショートショートだと思って読んでいたら実はエッセイだったときの、あのちょっとしたがっかり感ってなんだろう。エッセイも面白いんだけど。
結構読まないとエッセイと気づかない、あの簡潔で飾りのない文体がいい。星新一いわく『文体とは、あくまで人柄だ。 ユーモアのないひとにユーモラスな文など書けるはずもなく、大まかな性格の人に神経質な文は書けない』。
--------
高校時代の教科書もたくさん置いてあるので、暇つぶしにパラパラと開いていたら、やはり科学系の用語は「同様に確からしい」のように、日本語として分かりにくい表現がたくさんあるなぁと思った。
きっと外来語を翻訳する際に、あんまり分かりやすい日本語に置き換えられなかった、というのもあるだろう。翻訳する人も科学者だっただろうから、いわゆる国語意味的な「わかりやすさ」を気にしてなかったのかもしれない。
「ねじれの位置」とかのように、日本語で言われてもいまいちスッと意味が入って来ないような単語は、もうSkew Linesとか、英語のまま教えてもらったほうが変な解釈が入らずに覚えられると思うけど。
でも、大学の時の先生は「このinner productを計算するとex方向のcomponentが」とか、ルー語みたいになって妙な感じだったけれど。
<<前のページ
次のページ>>
|