2012年07月29日
文化祭とオリンピック
[日常] オリンピックの観戦システムはよく知らないのですが。
なんとなく、テーマパークとか文化祭みたいな雰囲気だったらいいなあと思っていて、「あ、14:00時からフェンシングあるよ!」とか、「陸上は混んでるよ~、馬術を先に見ない?」みたいな感じで、パンフレット片手にうろうろ気軽に回れたら楽しいと思う。
でも実際は会場もバラバラだし、それぞれにチケットは分かれているだろうし、そこまで機敏に動けないんだと思うけど。
昨日、夜中になんとなく卓球の試合を観ていたけど、そこそこ広い会場に小さい卓球台が置かれていて、観客はパラパラとしていた。やっぱり文化祭でも「展示」は人がまばらだったりするように、それに近いものがあるのかもしれない。
それにしても卓球とかバスケとか、当初(発祥)の頃よりも選手の身体能力が上がってうまくなってしまっているものに関しては、土台のスケールを見直したほうがいいんじゃないかと思う。
卓球台は、出せるスピードに対して、ちょっと小さいと思うなあ。
2012年07月28日
ワイドショーが怖かった
[日常] こどもは夏休みまっただ中。
自分が子供の頃「2時のワイドショー」とか「3時のあなた」とか、そういった今では何気ないワイドショーが怖かった記憶がある。
臨場感たっぷりに殺人事件や誘拐事件がレポートされるのも怖かったし、中のコーナーで「あなたの知らない世界」とかいう怪談ドラマも怖くて、何かとナイーブだった僕はその時間、いつも縮み上がっていた。
じゃあ、テレビなんか観ないで昼寝をしろと言われるんだけど、寝室に行けば時計とか人形がまた意味もなく怖くて、昼寝もできないという悪循環に。
別に今はオカルトとか幽霊的なものに恐怖を感じることはないけど、いまだに夏になると「にーじーのワイドショ~」というオープニングテーマが頭をぐるぐる回って、ぞくっとします。ある種のトラウマになっているのかも。
2012年07月27日
ダサフレーズ
[日常] グラスゴーの奇跡と呼ばないで。-日本男子サッカー
今回の男子サッカーが強豪のスペインを倒せたのは、当事者からすれば奇跡でも歓喜でもなくて、実力が発揮できた、準備通りのことができた、ということだから、安易に「奇跡」などとていよくまとめないでほしい、ということなのだろう。
それ以前に、ジョホールバルの歓喜とか、マイアミの奇跡とか、マスコミの付けたいわゆる「カッコイイフレーズ」がダサいと思っている人は、ぼくだけではないはず。何、おしゃれに言おうとしてんだよ、みたいな。
まあ、しっくりくるのは最初のドーハの悲劇ぐらいじゃないですかね。それはもう、ドーハという名前にちょっと暗鬱な雰囲気が漂っているし。
僕は2006年、オーストラリアに負けただけなのに「カイザースラウテルンの悪夢」と大仰に名付けられた試合を支持していこうと思います。ファンタジー小説みたいだし。
2012年07月26日
亜種を黒く塗る
[日常] 今年はまだ鰻を食べていません。
オリジン弁当では、うな重(中国産)790円、うな重(鹿児島県産)1790円、というのが売り出されている。千円も違うのにびっくりだ。見た目的には、うなぎを縦に置くか横に置くかの違いだ。
一昔前は、中国産と言ってもそんなにイメージは悪くなかったというか、むしろ長い中華の歴史から有り難い存在みたいな感じだったと思うけど、今となっては安いけどそれなりです、みたいなことになっている。もはやかの国に美味を追求するというようなイメージはなく、うなぎに見せるために亜種を黒く塗ったりするような印象さえある。
そう思わせるのは本当に中国が悪いのか、日本の印象操作がそうさせているのか。
まあ、利益とは別に、「お客様の笑顔がみたい」「美味しいものを食べてもらいたい」というような、仏様みたいな精神を持っているのは、日本人ぐらいなものかもしれないけれど。多少の犠牲を払うことが、さらなる利益を生む(競争に勝つ)という学習が、あるかどうかの違いでもある。
ここまで書いて偶然ですが、今日は土用の丑の日だそうで。
2012年07月25日
卑下する商品
[日常] ただの炭酸水。
「ただの」と言ってしまうような商品って、自分を卑下しているようで「シンプルだけどすごいのよ」というようなプライドの高さがうかがえる。創業八十五年の近所のパン屋が「たいしたことないけど八十五年やってます」と言っているのと似ている。
「ただの」とか「シンプルな」とかいう売り方は、無印良品とかが切り開いたジャンルなんだろうか。昭和のコップとかはとりあえず花柄描いとけ、みたいな時代だったけど、今は「何もないなら何もやるな(言うな)」というのが基本になっている気がする。
こんな調子で、単なる家、とか、ただの車、とかが出てくるといいなと思います。
2012年07月24日
天王山、物理、嘉納治五郎
[日常] 夏は受験の天王山。
の、天王山ってよく分かってなかったのだけど、秀吉が明智を破った山なんですね。そこから勝負を分ける意味合いがついたと。恥ずかしながら歴史という歴史がほとんど頭に入っていません。ちなみに天王山って山の規模からすると270メートルしかないみたいなので越えやすい山みたいです。まあ、高さの問題じゃないんでしょうけど。
国際物理オリンピックで、日本人の高校生が金2(灘、開成)銀3(灘、灘、膳所)というニュースを見た。膳所高校は今話題の大津にある公立高校ですけど、進学で有名なところですね。ついつい「ぜんしょ」と読みたくなる。
ちなみに灘高校の 理事長プロフィールは、写真はなんだか濁っているけど、文章が堂々としていてかっこいい。薄目で見ると、名前が殺人に見える。
嘉納治五郎という字を目にして、またYAWARA!が読みたくなりました。
2012年07月23日
崩壊するシンシン
[日常] シンシンのニュース。
シンシンという字は、我々にとっては慣れた片仮名だけれど、他言語圏の方にとっては、とても難解な構造をしていると思う。そういった方々にパッと一瞬だけ見せて、「さあ、今の字を書いてください!」と問題を出してみたい。

まずは普通の「シンシン、」です。

拡大された「シンシン、」です。

メソポタミア文明の方の回答

アラブの方の回答

韓国の方の回答

ロシアの方の回答

お金持ちの子供の回答
2012年07月22日
金魚
[日常] 我が家に金魚がやってきました。
金魚を初めて飼ったのは小学校の低学年頃で、最初は何匹か居て、何匹か死にながらも最終的には残った三匹が十年ぐらいは生きたと思う。途中で死んだ金魚で記憶に残ってるのは、ジェットだかダッシュだか名付けた素早いやつで、あまりにも動きが早すぎて水槽から飛び出して死んだ。今思えば、間違えてフリスクでも食べてしまったのかもしれない。
それから十数年の時を越え、我が家にやってきた金魚。
今は水を循環してくれる機械がエアポンプ的な役割も果たしてくれているようで、常に循環した水が上からジョボジョボと降り注いでいる。そのジョボジョボという音が絶え間なく部屋に鳴り響いているため、僕は常にトイレに行きたい気持ちと戦っている。
金魚の方も「なんだこの音・・・・・・」とノイローゼ気味になっていることでしょう。
2012年07月21日
17年前の戯曲
[日常] 風邪でダウンしていました。
facebookで高校時代の担任と17年振りに「友達」となり、自分の近況を話したところ「ならば是非見て欲しいものがある」と言って住所を聞かれた。なんだろうと思っていたら、数日経って、懐かしいものが送られてきた。

高校時代に書いた文化祭劇の台本。

全部、汚い手書き。
折り目もほとんどなく完璧な保存状態で、びっくりした。そういえば、これは一日、二日でぐんぐん書いたなあとか、本番では台本にないキスシーンをやられたなあとか、当時の懐かしい記憶が蘇ったのでした。
その13年後に本当に許可を取って漂流教室をやるわけですが、良くも悪くも人生の分岐点だったなあとしみじみ思うのです。
2012年07月20日
大人は風邪をひかない
[日常] 大人になっても風邪ひくんだ、というのを常々思う。
自分が小さい頃、父親や母親が風邪で寝込んでいるところをほとんど見たことがなかった。父親が風邪で会社を休んでるのを見たのは一回ぐらい。だからてっきり、大人は風邪をひかないもの、だと思っていた。大人は鼻血を出さない、みたいなやつと一緒だ。
だけど、ぼくは大人になろうが毎年夏になると寝込んでいる。ひどいときは一週間ぐらい寝込んでいる。で、ようやく気づいたのだけど、大人は普通、風邪をひいても我慢して寝込んだりしないものなんじゃないか、ということだ。「しんどい」「頭いたい」「もうダメ」と声をあげて寝てるのが自分だけなんじゃないかと。
そう思うとまた熱が上がってきました。
<<前のページ
次のページ>>
|