2013年12月30日
フォーミュラワンの思い出
[日常] 今年も無事に終わりを迎えようとしています。
ただ、M・シューマッハがスキー事故に遭ったことが気に掛かっています。高校生の頃からよくF1を見ていたし、プレステでも操作性の悪い 「Formula1」を、四六時中やっていました。川井さんがまだ鈴木保奈美と夫婦だった頃、まだシューマッハがベネトンにいた頃で、私は今もモナコは目をつぶっていても走れます。
今年は最後のほうはあまり書けませんでしたが、いまに暇になるでしょう。ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
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劇団公演「ブラックホールの出来事」の一般発売が21日からスタートしました。
公演専用の 【特設サイトページ】ができていまして、そちらでは粗筋から人物まで載っていますので、もし宜しければ、のぞいてみてください。
一般発売のチケット予約は→→ 【こちら】になります。
どうぞよろしくお願いいたします。
2013年12月09日
真実はブラックホール
[日常] お昼頃、電話に出ると「あ、寝てました?」と言われて。
つい、とっさに「寝てないです、大丈夫です」と答えてしまったのだけど、完全に寝ていました。なんで分かったんだろう。
そして何故、僕は嘘をついてしまったのだろう。
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劇団公演「ブラックホールの出来事」が、今月14日(土)から先行発売が始まります。
劇場は渋谷のビルの5F、舞台設定は渋谷のラブホテルで、刑事たちが連続殺人事件の被疑者と共に実況見分をしながら、クロなのかシロなのか、グレーなのかと論理を積み上げていく密室会話劇です。
ニュースで見る事件って、善悪がハッキリしているように見えるけど、真相に近づくにつれ闇が深くなっていくということもありますね。そのへんの葛藤を(コメディとして)描きたいと思います。
もうしばらくしたら特設サイトもできるようですので、そちらもチェックしていただけると嬉しいです。
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こっちは映像なのですが、舞台とほぼ同時期の来年1月からフジテレビの 「ロストデイズ」というドラマが始まります。
今年の夏にメンバーの柴田家の別荘へ遊びに行ったのですが、この別荘体験が役に立っています。実際に体験しているかしていないかでは、その説得力に随分影響してくるように思いますので。まあ、僕が行った時はただしんどい撮影旅行でしたが。
今回は男女7人で、わいわいと別荘に遊びに行ったら何だかこじれてえらいことになってしまい。というお話です。
2013年12月02日
リーサルウェポン
[日常] 劇作家協会という団体の会員になって2年ほど経ちます。
会員になりたい、と言えば誰でもなれるもので、特に何か変わったことはありません。自分が自分のことを「劇を作る人だ」と確認するようなものでしょうか。僕は、お守りみたいなものだと勝手に思っています。
そんな劇作家協会が何周年かの記念で、劇作家にアンケートを募集していて、僕はすっかり無視していたのでした。すると一回目、二回目は全体へのメールの催促だったのですが、三回目は個人宛のメールになり(宛先は違う劇作家さんになっていましたが)、四回目は知らない番号から電話が掛かってきました。
基本的に知らない番号は出ないことにしているので、その後入っていた留守電を再生すると、「渡辺えりです。劇作家協会のアンケートの件ですが・・・・・・」と渡辺えりさんからでした。すごく穏やかで、落ち着いた声。
劇作家協会の事務局も、末端の劇作家どもよ、さすがに渡辺さんから掛かってくればアンケートに答えざるを得ないだろうと、リーサルウェポンを繰り出してきたのでした。
汚いぞ!そんな脅しに屈してなるものか!そんなのでびびると思うなよ!そう思いながら僕は今、アンケートを書いています。
2013年11月28日
取り違え子
[日常] 映画「そして父になる」のような、取り違えのニュースがありました。
60歳の男性が赤ん坊の時に取り違えられていて、育ての父は早くに亡くなり、夜間の定時制高校に通いながら現在はトラック運転手。自分が住むはずだった家で育てられた人は裕福に育ち、大学を卒業しているという。
「わたしの育った環境というのは、かなり厳しいものだったなという思いはありましたね。(亡くなった)実の両親の話を聞いた時に、いやぁ、この両親に育ててもらいたかったなっていうのが本音ですね」
とのこと。これ、よくあるブラックユーモアで言えば、ここで神様みたいな人が出てきて希望通りに時間を60年前に戻してあげるんだけど、結局正しい親のもとでも高卒でトラック運転手をやってるっていうオチになるのが見えています。
僕はさらに意地悪なので、本家に育ったら5歳ぐらいで親の車にひかれてこの世を去っている風にするかもしれません。
持論ですけど、「こっちの選択肢のほうが良かったのではないか」と振り返っても何も得るものはありません。選んだほうを努力で正解にできるのが、人生の良いところなんではないでしょうか。
2013年11月26日
逮捕された男
[日常] 数少ない私の家事分担の中で、ゴミ出しというのがあります。
文字通り、家の中のゴミを集積所に出すという簡単なお仕事なのですが、これがどうもうまくできません。可燃ゴミは火曜と金曜、資源ゴミ(プラ)は木曜、そして土曜は隔週で不燃とかだったと思いますが、それがいつもごっちゃごちゃになって出し忘れてしまいます。
原因は2つ。自分に曜日感覚が無いことと、以前住んでいた家のゴミ出し日(月曜と木曜が生ゴミ)と混同しているからです。原因は分かっているけど対処が分からない。勘で出すしかない。
これから何曜日に何ゴミだっけ?と分からなくなったら、この日記を読みに来ます。
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蒲田駅の前で、タクシーの運転手が現行犯で逮捕されていました。
4,5人の警察官に取り囲まれ、手錠を掛けられていた運転手は抵抗を試みていて、「自分を逮捕するぐらいなら、ヤクザを逮捕したらどうだ!」と叫んでいました。あまりに人だかりが出来て本人もちょっと恥ずかしくなったらしく、
「皆さん、この道に入ってきただけで逮捕ですよ!ああ怖い、国家権力って怖いですね!」とわざと周りに聞こえるように言っていました。たぶん、殺人だとか薬だとかで逮捕されたのではないと言いたかったのだと思いますが。
運転手を失ったタクシーを移動させるために、「鍵を渡しなさい」と言われていたのだけど、「どこかな~ハッハー」と抵抗していて。
容疑はよく分からないけど、逮捕されるにたりうる憎々しさがありました。
2013年11月20日
真面目に見せかけて
[日常] ここ最近、毎日毎日見てしまうので、もう貼っておきます。
VOLVOトラックのCM
真面目に見せかけて笑わせるというのは非常に高度な技術ですよね。あと、なんで後ろに走ってんねんって思うんですが、これは高度な笑いではなくて、万が一の時にヴァンダムをひき殺さないための配慮だと思います。
ちなみに、必要ないやろっていうやらせのメイキングも好きです。
メイクされてる段階なのに、初めて路上で説明されてるギリギリ感もいいですし、「開いたら落ちるよね?」「間隔をキープしますんで」「・・・・・・OK!」の流れが面白いです。OKなことあるかい。
2013年11月16日
よくばり!
[日常] コンビニとかで「よくばりパスタ」みたいなのがありますでしょ。
少し量が多いのか、具がちょっと多いのか分からないですけど、「よくばり」なのは作ってる側なのか、食べてる側なのかと考えたら、やっぱり後者だと思うんです。
「この、よくばり!」と言われながら食べるのも何か切ない感じがして。
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毎年、年末になると「世田谷一家」殺害事件のニュースが流れます。
発生からもう13年ほど経ちますが、警察も一応忘れてないよということで、現場に落ちていた砂がアメリカのものだったとか、靴が韓国製だとか、そういうことが少しずつ披露されるんですが。一応ここでもおさらいしておきますと、当日の犯人の服装はこんな感じだったそうです。
ちなみに、こないだのお芝居に出演してもらった黒川将夫くんが着ていた服です。
2013年11月14日
月とすっぽん
[日常] なんか気恥ずかしさも含めて好きなCMです。
暗さでごまかして、そこどこやねんっていう場所で撮ってる感じとか、「私、今野かな」「(笑)」みたいになってるところとかいいですね。監督が出てくるシーンは、選手が完成版を見て内輪ウケする感じが予想つきます。
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野田地図の「MIWA」を観てきました。
先日、暗転が50回ぐらいある野暮な舞台を観たばかりだったので、「MIWA」は劇中の台詞にもある「月とすっぽん」感を余計に感じながら楽しみました。
チケット代は9500円でしたが、その何倍もの価値を感じさせるクオリティですね。どのシーンを切り取っても美しく、時間を忘れさせる没入感がありました。まあ、何を言っても安っぽくなるので、そうですね、面白かったデースとだけ言っておきます。
2013年11月12日
湧き水
[日常] 金魚を飼っていて。
いつも金魚を死なせてしまう原因のひとつが「水」だったりするのだけど、今の家に引っ越してきてからは、近所に区が管理する湧き水の出る小さな池(鯉が何匹も泳いでいる)があって、ぼくは家から持ってきたバケツでその水をすくって、定期的に水槽の水を入れ替えるようにした。
すると鯉が泳いでいる湧き水だけあって、綺麗なのにバクテリアが豊富な「強い」水らしく、金魚も病気にかからなくなった。
気になるのは、毎回バケツを持ってその湧き水をすくっている僕の姿が、近所の人にどう映っているのだろうか、ということ。
「あの人・・・・・・きっと、飲むんだわ」と思われてはいないだろうか。
2013年11月11日
野球場に行きたいと思うこと
[日常] ふと、野球場に行きたいなと思うことがあります。
もう20年ほど野球場には行っていないんだけど、野球場で見る野球というのは、テレビ中継で見る野球とはまったく違う印象があります。スポーツなのに、「思ったよりショーアップされている」というのは小学生の時に抱いた感想です。
スタジアムは何万という歓声で熱気に包まれて、選手に合わせた応援歌が流れる。スター選手はそれに応えるかのように堂々と、バッターサークルから歩いてくるわけです。それがテレビ中継だと、そのダイナミックな演出はほぼ80%カットみたいなことになって、それはそれで野球というスポーツに集中できるのだけど、「ショー」であるという感じはしない。
野球場に行くということはすなわち、野球というエンターテイメントを「体感」するものなんだなと思うわけです。(特に東京ドームの巨人戦は「ショー」だと思います)。
どういう違いがあるのかというと、テレビ中継だと「この場面で一点欲しいなあ!」なんて思うわけですが、野球場に行くと、同じ場面でも「なんかこの人、ここで打ちそうだなあ!」ということが体感として分かります。それは論理で説明できないんですけど、そういう感じ方の違いがあると思います。
そんなこんなでここ近年、「野球場に行きたい」と思うことがあるのだけど、それは野球を見たいというより、あの臨場感に包まれたいなあという気持ちが強いのです。
過去の日記でも何度か書きましたが、僕が印象に残っているプロ野球観戦は、89年の巨人対阪神(甲子園)です。当時10歳。お互いに拮抗したいい試合だったのに、なぜか父親が8回終了時点で「混むから帰ろう」と言い出し、球場を出た瞬間に誰かがホームランを打った歓声が外に漏れ聞こえてきたことがありました。
「これ、完全に誰かホームラン打ったよね」という爆発的な歓声でした。
それは帰りのラジオで、阪神のセシル・フィルダー選手が決勝ホームランを打ったことが分かったわけですが、その時以来、僕は飲み会を途中で帰るとか、友達と旅行に行って一番先に寝るということができなくなりました。
それは、自分の知らないところで楽しいことが起きているのはイヤだ、という「フィルダー事件」がトラウマになっているからだと思います。
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