2018年09月30日
喧嘩ウォーズ
「喧嘩ウォーズ」を観た。
佐藤さんも啓さんも転球さんも黒木さんも知ってる人ばかり。面白くないはずがないという満足の公演だった。修子さんも見に来てたので、拙者ムニエルコンビと写真を撮った。でもinstaにあげると「なんでこの3人?」とか「OLつながりですね!」とか新鮮なリアクション。
お気に入りは啓さんの易者のキャラと、お話はブルースカイさんのやつ。黒木映画は雨が降ってるのが良かった。東京の小劇場って豊か。こんなに面白いものが手軽に観られて。
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東京の電車は天候に弱すぎる。本数が多いし、路線が複雑に乗り入れしてるのも原因だろうな。一つが遅れるとドミノ式に影響が出てくる。
設計思想として、なんでも一つに繋げるより、パーツごとに細かく分けてるほうが好き。
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肖像・パブリシティ権は、10年20年位前までは一般人がさほど気にするような問題じゃなかった。それは、テレビやラジオ・雑誌からの情報を受け取るだけで、それを勝手に広めたりする手段がなかったから。
SNSが普及したから徐々にそういう問題が表面化してきたけれども、自分の交友範囲ぐらいしか視野がない人にとっては「何が悪いの?」と、今いちピンとこないんだろうと思う。本当に悪気はないと思うし。そんな人でも、ディズニーやジャニーズが肖像に厳しいことは何となく肌感覚で分かってると思う。
隣の家の子がすごく可愛いからと言って、勝手に写真をアップして広めてはいけないように、(プライバシーとパブリシティは違いますが)、俳優さんたちにおいてもその露出は事務所がコントロールするものだから、たとえ応援目的であっても肖像を使うことは法律的には禁止されています。SNSは個人で楽しむ領域を超えて、流布していることと同じだから。
なぜか以前、僕がこのような問題について法律を超えても「OK」であるかのような発言をした、と受け取られてしまったのだけど、それは僕の文章が(かなり)悪かったなと思います。
500万人以上も観た番組について、初めてSNSを触ってルールなんて知らない人も多いだろうから、「(ルールに詳しいネットの人たちに)怒られるまでやって学べばいい」というつもりで書いたのだけど、僕や番組側に怒られるまで法律を超えてやればいい、と解釈されてしまった。まあ、でも僕の文章が(かなり)悪かった。
あとよく僕もルール違反します。勉強しないとダメです。
2018年09月29日
フレンチプレス
地下鉄が地上に浮上する瞬間の、「いいの!?」感。
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コーヒーは以前から豆を電動ミルで挽いて、ペーパードリップで淹れていたが、今日からフレンチプレスを試している。
先日、フレンチプレスの容器が安くて買ったから。
粉を挽いたら専用容器に入れて、そこにお湯を注いで、4分蒸らしてからグッと茶こしみたいな蓋を上からプレスして抽出する。
カップに注ぐと濁った感じに見えるけど、細かい成分やオイルがそのまま出るので、味わいは深くなっているような気がする。
容器を洗うのが面倒で、今後はその利便性との戦いになりそう。
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二日ほど休暇を取って東京を離れた。
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「大学生ドラマ(仮)」の打ち合わせ。
試行錯誤のうえ、段々と企画の輪郭が見えて来た感じ。
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タクシーの運転手さんが、何を思ったか渋谷センター街のど真ん中を突破しようとしてめちゃくちゃ時間掛かった。
「すいません……こっちのほうが近いと思って」とか「どうですかね、時間は掛かりましたが値段的には……」とか、色々話しかけられたけどちょうど、返さなければいけないメールを書いてる途中で曖昧な相槌になった。
値段は倍ぐらい掛かったと思う。
2018年09月25日
ちゃんこ
貴乃花親方が退職届を提出。
ちゃんこDining 貴 を始めるのはどうだろう。
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最近、夜中に手足がだるくて目覚める。自律神経の乱れか。
足のマッサージを予約したら、雨がどんどん強くなってきて、大雨の中出掛けることになった。でも、すごくうまいマッサージ師だった。
背中を触られながら、むくんでますね……と言われたけど、それはたぶん、ただ太ってるだけ。
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テレビで小劇場の演劇が映される瞬間って、いつだってすごくつまらなそうな場面だ。なんか、タイツ来た中年が少ないスポットライトの中で踊ったり叫んだりしてて。で、役者としては食べていけてません、という紹介。
ちがうんだよ、小劇場ってそういうのじゃないんだよ、と思う一方、そうなんだよなあ~とも思う。
2018年09月24日
マダム
定期的に知らない携帯番号から着信があるのだが、出ないことにしている。
基本的に知らない番号に出ても(経験上)自分にとって良いことがないのと、仕事の用件なら言った言わないにならないようにメールにしてほしいと思うし(番号知ってるならショートメールできるでしょ)、重要なことなら事務所にかけてほしい。
このほぼ毎日かけてくるだけの人、本当に不愉快だ。向こうは「なんで出ないんだ」と不愉快に思ってるかもしれないけど。人の時間を奪うずうずしさに段々腹が立ってくる。
前に一回、知らない番号に出たらマダムみたいな声の人にいきなり「浄水器から水が出ないのよ!」といきなり言われて、そのときは無言で切った。
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泳いだ。
休日だし、途中からすごく混みだして、隣のレーンで歩いているおばあさんをキックしてしまった。かなりのクリティカルヒットだったと思う。すぐに謝ったけど、大丈夫だっただろうか。
2018年09月23日
鮮魚と言っても死んでるし
Netflixで「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」を見た。
ヒロインが、主人公とは逆向きの時間で生きているという設定。つまり、主人公がヒロインと出会う一日目が、ヒロインにとっては主人公との別れの日である三十日目。という感じ。
なんだか面白そうで期待感が湧くのだけど、構造上、主人公とヒロインはいくら一緒に過ごしてもその記憶が積み重なっていかないので、見ている人を泣かせる(感動させる)のが脚本を作る上でとても難しそうだと思った。もしかするとそれは、映画という常に時系列を順番に追っていく芸術だからかもしれない。漫画や小説ならうまくいくのかも。
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海老を食べた。
ザリガニを触れと言われたらすごく嫌だし、死んでる金魚を見たら気持ち悪いと思うのに、魚屋の死んだ魚や海老を見てもなんとも思わない。その違いは何なのだろう。
最近、スーパーに行くと鮮魚コーナーで「気持ち悪い!」と思う訓練をしている。
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キングオブコント見た。
チョコプラー!
あと少しでチャンスを掴み損ねる、という姿。僕はそれすらも神々しいと思う。
2018年09月22日
秘密結社
先日は、朝から雑誌の取材(されるほう)、仕事の打ち合わせ、泳ぐ、ドラマの取材(自分がするほう)。という一日だった。
まずは雑誌の取材だけど、TVガイドPersonさん。番組やDVDの宣伝というよりは、脚本家の僕を取り上げてくれる記事。「まずは写真を……」ということで、テレビ局の表に出て、庭園の木漏れ日の中で、「ちょっとその岩にもたれてみましょうか」みたいな感じで写真をいくつか撮られることとなった。
その岩は、そり立つ岩みたいな感じで「もたれようとすると、岩の先端が頭に刺さります」と申告して、やらなくていいことになった。
庭園をゆっくりと歩きながら、「そうですね、いいですよ。懐かしい友人と待ち合わせしてるような感じで」と励まされながら何枚か。
懐かしい友人には、えらく待たされた記憶しかないので不機嫌な顔になったかもしれない。そんなこんなで撮影は終了。出来上がった写真を見させてもらったら、そこに写っていたのは霊園のポスターに出てくるようなおじさんだった。
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中華を食べながら大学生とお喋りした(取材)。
以後、この件については「大学生ドラマ(仮)」として話を進めます。
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数日後、「大学生ドラマ(仮)」の打ち合わせで新橋のルノアール(会議室)へ。
サンドイッチを食べながら、今の大学生が抱える悩みなどをまとめる。でも世代論でくくるのはあまり面白くないので、色々話していくうちにバックトゥ・ザ・フューチャーの面白さについて話題が飛んだ。
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その日の朝、銀座で「密室劇(仮)」の打ち合わせ。
いつも打ち合わせ前にスタバで自分のコーヒーを買っていくのだけど、店に入るとちょうどプロデューサーがクッキーやスコーンを買っていた。
みんなで食べながら密室劇について思いを馳せる。
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時間が空いたので銀座のコワーキングスペースに初めて行った。
外には看板も出てないし、本当に営業しているのか不安になるほどひとけが無かったが、中に入ると混み合っていた。なんだか秘密結社の人たちみたい。
みんな何の仕事をしているのかすごく気になる。
2018年09月17日
朝4時に焼けるパン
泳いだ。
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本を買った。川村元気の「仕事。」と、文藝別冊「木皿泉」の二冊。
どのように仕事と向き合っていけば良いかは、時々分からなくなる。でも偉い人たちも、偶然の出会いやきっかけの先に現在の成功があったりして、すべてに確信を持って選択し、チャンスを掴んできたわけではなさそうだ。
いくら流されても、失敗しても、元に戻る力が重要らしい。
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とあるMVのオフラインを見せてもらった。
とくに出演者が素晴らしい。
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カルディで安い赤ワインを買った。
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その安い赤ワインを飲んだ。
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最近、夜中に目が覚めて、それからしばらく寝られないという日が続いている。
朝4時になるとパン屋のパンを焼く匂いが漂ってくる。
時計を見なくとも「もう4時か……」と分かる。
いったいそんなに朝早くから、何パンを焼いているのだろう。
2018年09月12日
シメジ
健康のために泳いでいる。
でも中途半端な運動はただ食欲を促進するだけで、余計に食べ過ぎてしまう。なので冷やかし程度ではなく、体が悲鳴をあげるほど真剣に泳ぐ決意だ。
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来月から、東大阪で戯曲のワークショップをやらせてもらうことになったのだが、それに声を掛けてくれた近大の阪本先生が今ちょうど東京に来ているので、ご飯でもどうですかという話に。
ニューヨークを拠点に活躍する演出家のピン・チョン氏と、三人でイタリアンを囲みながらドラマや舞台について話した。向こうは英語なので先生に通訳してもらいつつ。
今制作しているドキュメンタリー劇が、来年1月に上演されるらしいので観たい。
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髪を切りすぎたかもしれない。
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Apple(たぶん)のbluetoothイヤホンはあまり格好良いと思えない。どうも、シメジが耳から出てるみたいで。
シメジ感が出るのは、柄の部分が頬に沿った方向に伸びているからだと思う。たとえば、きのこの山を耳に突っ込んだ時みたいに、柄の部分が外に向かって突き出すようなデザインはどうか。
棒が耳を貫通したように見えて余計にだめか。
2018年09月11日
休暇
また日記が半年も開いてしまった。
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今年放送の自分脚本のドラマは全て終わった。
もしかしたら突発的にまだ何か入る可能性はなきにしもあらずだが、たぶんない。
昨年の10月とか11月ぐらいから8月までまとまった休みがなかったので、先月に遅めの夏休みを取った。久しぶりにパソコンを持たずに、何も考えずに休んだ。ちょうどアジア大会をやってる時期だったので、ぼーっと見ていた。
考えることと言えば、「この人が『競歩』という種目を極めようと思うまでにはどんなドラマがあったのだろう」とか、「走り高跳びの人は、火事が起きた時、棒さえあればすぐにベランダに行けて人命救助に役立ちそう」とか。取るに足らないことばかり。
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旅には一冊だけ本を持って行く。それでもあまり読めた試しがない。本を持ってるという安心感が大事なのかも。
吉田修一の「作家と一日」。あまり中身を確認せずに図書館で借りたのだが、読んでみるとANAの機内誌「翼の王国」に連載されていた旅のエッセイだったので、旅に行きながら旅のエッセイを読むという、テーマ被りに戸惑う。
自分で作った炒飯を食べながら、フランス料理のレシピを見るみたいな感覚。
ま、旅先で推理小説を読むのも変だから、よしとしよう。
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8日の昼はラズカルズを、夜は篠崎友演出、ミランダのラブ・ダンディを観劇。
どちらも面白かった。ラズカルズはサンモールスタジオでやっていたけど、自分たちも使わせてもらったことのある劇場で、しみじみと思い出した。その時は本当にお客さんが少なくて今思い出してもヒリヒリする。
だけど逆に考えたら、そんな劇団にも足を運んでくれたお客さんが確かにいたわけで、それがたとえ知り合いだとしても有り難いことだと思う。
劇団メンバーの篠崎、堀田、柴田、そしてスタッフの高山、斎藤と飲む。みんな劇団の再開を望んでくれてるようなので、そろそろ重い腰を上げたい。
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あまり気にしなくていいことかもしれないけど、twitterで何か言うたびに「それって、おっさんずラブのことですよね」と関連付けた返信をいただいて恐縮してしまう。全然関係ないから。笑
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