2012年12月02日
ホームページで止まっている
[日常] 昔、ブログが世に出始めたときはニュースの記事なんかで、「ブログ(日記風ホームページ)では・・・・・・」とか、twitterが出始めた時には「ツイッター(簡易型ブログ)では・・・・・・」と注釈がついていた。
最近はもう文字すらもちょっともう面倒くさくなって、instagram(写真ブログ)とかなんですかねえ。「つながりたいけど、面倒くさい」これが現代のニーズなんでしょう。でもきっと、この先は「つながってるの、かっこわるい」という時代が来るとは思います。
ここはいわゆる「ホームページ」時代で止まっていますが。一周して戻ってくるのを待っています。
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昨日、サイゼリヤで話をしていたら、その下がライブハウスでズッガズッガいっていた。
大学時代は友達の友達みたいな感じでよく知らないバンドのライブに行っていたけど、それはそれでなかなか面白かったと記憶している。今はどうかと言われると全然だけど。それは演劇もまったく同じことだけど、やっぱり一般の人から見ると「会員制っぽい(身内っぽい)」「アマチュアってことはプロ以下なんでしょ」「どれがいいか分からない」っていう印象なのだと思う。
本当は単純なる優劣じゃなくて「深夜番組」みたいなイメージに近いんですがね。ニッチで低予算で、粗悪なものもあるけど、中にはキラリといいものもある。たまにゴールデンに行くし、ゴールデンに行くとつまんなくなるものもある、というふうな。
観に行ったバンドも今や大きくなってるかもなあ。当時はサンタの格好でデモテープをたくさん配ってた。
2012年12月01日
年を取るということ
[日常] 劇団の旗揚げからデザインをやっているスタッフが30歳を迎えた。
お祝いのメッセージを兼ねて「あなたは27歳を5、6年やってましたね」と言ったのだけど(褒め言葉です)、実際人は形式的には1歳ずつ年をとっていくけど、心身としては20代がすごく長い人とか、こないだまで32歳だったのに、次会ったら一気に40歳になってたみたいな、そういうことってあるんじゃないかなと思うんですね。
そして一度とってしまった年は、もう元に戻らない。
自分のことを考えても、年の取り方は一定のペースじゃないなと思っています。もう20代の頃には一気に35、6にいってしまって、今はちょっとその辺りで停滞しているかな、という感じだし、劇団員の鈴木なんかは実質44になってもう10年ぐらい経っている(実際は33歳)。
小学二年生の時に一緒だった杉本君は既に見た目70歳ぐらいだったけど、今はそんなに違和感なくなってるんじゃないかなあ。72ぐらいじゃないかなあ。会ってみたい。
2012年11月30日
逆の裏をつくペイント
[日常] なんで逆から書くんでしょうね。
確かに視線を固定させたまま、目の前を車が走り去っていくとすると「サ・・・ン・・・タ・・・」と読めるんでしょうけど、そんな読み方する人はいないし。
こうなったら僕は「え? あれ? ん?」と、逆の裏をついた車を作ってみたいです。

どちらからも読めない。
「逆の裏」とはすなわち数学で言うところの対偶です。
2012年11月29日
増えた100円のなぞ
[日常] 先日、TSUTAYAで6本DVDを借りた。
近所のTSUTAYAは、旧作1枚100円、準新作3本で700円(新作1本までOK)、5本で1000円(新作何本でもOK)という料金体系になっている。
なので新作1本と準新作2本(計3本で700円)と、旧作を3本(計300円)借りてレジにて1000円を出したら「1100円でーす」と言われて、あれーと思いながら1100円を支払った。
家に帰ってきてみても何でだろうなあ、レシートみてもよく分からんなあと思っていたので、ちょっとケチくさいとは思ったのだけど、返すついでに「どういう計算だったんですかねえ」と聞いてみることに。
すると、新作1本+準新作2本+旧作2本で合計5本1000円。残りの旧作を1本100円を加えて1100円という計算なのだそうだ。「確かにお客様のおっしゃる通り、3本700円と3本100円を足すと1000円なのですが、5本以上借りられるとこちらのシステムが適用されまして・・・」とのこと。
店側の決まりがそうであるなら、店員さんに対してそれ以上こちらも言うことはないので、礼を言って退店したのだが、同じものを借りてキャンペーンの高い方を適用してしまうシステムは、きっとTSUTAYAとしても本意ではなく、組み方を誤ったのだろう。
マクドナルドもレシートに「一番安い料金で計算します」と銘打っているけど、あれはあれでまた場合分けが大変そうだ。僕なら「なるべく・・・」と頭に付けたくなる。
2012年11月28日
忍者のような職員
[日常] たまに 爆発する大学の図書館に身を寄せています。
本や書類を広げてさあ始めようかというところで電話が掛かってきたので、とりあえず電話と財布を持って外に出たのだが、1,2分して帰ってくるとこんな紙が置かれていた。

「盗難に注意して下さい。11月28日13時30分」
ここはいつも席を立つと、ほんの少しの間にこの紙が置かれる。「え、いつの間に? どこで見てた?」と思うほど。他にも本を棚に戻す間とか、トイレに立った間とか、わずか1,2分の隙間に入り込んでくる。
これが図書館側の人で良かったけど、盗むほうに回られたら確実にアウトだ。
いや、防犯対策をしっかりしてくれている点で感謝しているのですけど。写真では分かりにくいけど、これがまた分厚くていい紙なんです。コレクションしたくなる。
2012年11月27日
佐川男子を目指す。
[日常] 佐川男子っていうのは時間を守らない男っていう意味じゃないのね。
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僕は基本的に、時間に遅れない男である。
一生のうちでトイレに入っている時間は何ヶ月だとか、寝ている時間は何年だとかいう計算があるけれども、僕が人を待った時間というのも何ヶ月分かぐらいは溜まっていると思う。で、最近は遅れてくる人に対して何か怒りを覚えるというようなこともなくなり、むしろその堂々たる遅れっぷりに「憧れ」を抱くようになった。
僕も遅れてみたい! 待たせてみたい! という感情である。もう何ヶ月も待ったんだから、残りの人生、少しずつ時間を返してもらいたいというねじ曲がった論理である。
ただ、僕の交友関係を見渡してみても「遅れる人」ばかりなので、5分10分遅れたぐらいではなかなか待たせることは難しそうである。あまり待たせると帰られそうだし。
どっちが遅く着くかのチキンレース。沖縄の人みたいに、約束の時間に家を出るぐらいの度胸が欲しい。
2012年11月26日
チューブの中を走る
[日常] 先日日記に書いた、「どこかの記事で見た、リニアよりもずっと速いのりもの」について。幻だったのではないかと書きましたが、やっと見つけました。

Evacuated Tube Transport クリックすると説明が流れます。
時速は6500km/h、ニューヨーク-ハリウッド間が45分、ニューヨーク-北京間が2時間だそうです。ひとつの会社が言っているだけですし、どういうふうに実現するのかは触れられていません。
「これに乗れば北京まで2時間、あっという間さ。そこまでチューブが繋がっていればね」とかいうジョークで終わりそうな気もしますが。
2012年11月25日
見境なくパクる
[日常] 土産物屋にて。
ちょっと前に大阪の「面白い恋人」が面白くないということで本家に訴えられていましたけど、このシリーズ(ニセモノ)は全国のいたるところにあるみたいですね。
私の恋人、白い狩人、京都の恋人、奈良の恋人、福島の恋人、千葉の恋人、群馬の恋人、宮城の恋人、白いお台場、どあらの恋人、静岡の恋人、白い横浜、和歌山の恋人、神戸元町の恋人、平泉の恋人、秋田の恋人、三重の恋人、高知の恋人、飛騨の恋人、庄内の恋人、沖縄の恋人、岩手の恋人、宮崎の恋人、佐賀の恋人、琵琶湖の初恋、白い針葉樹、白い湖、パンダの恋人、海峡の恋人、マラソンの恋人などなど、無数。
もうパクることが前提なので白い針葉樹とか当たり前っぽいものもありますし、パンダの恋人とか、よく分からないものもあります。パンダの恋人はパンダやろ。
こんなに業界内で「ヒット」しているなら、やっぱり大元が全国各地に作るべきだったんじゃないかなという気もしますね。下北沢に「下北沢どんぶり」、吉祥寺に「吉祥寺どんぶり」みたいな感じで。
2012年11月24日
木を植える
[日常] 週末に足尾銅山へ木を植えに行ってきました。

栃木県・足尾銅山
足尾銅山と言えば小学校の時に教科書で 田中正造物語みたいな話を読みました。要するに鉱毒(公害)で不毛の地になってしまった山ですね。日頃から何よりも環境を大事にし、自分が排出する二酸化炭素も極力抑えて生活している僕としては、二十数年越しの思いを実現させた格好です。
主催していたNPO法人の方が「われわれは宗教ではありません」とおっしゃっていたのが印象的でしたが、ことあるごとに「わたしたちは森に生かされているのです」とか「○○先生がおっしゃるには・・・・・・」とか発言されていて、やればやるほど宗教っぽくなるというスパイラルに陥っていました。
炊き出しも手厚くて、二酸化炭素を削減するために木を植えてるのに、豪快にバーベキューでモクモク煙を焚いていたのが良かったです。これぞ環境問題のジレンマといいますか。
植物の育たない禿げ山に植えているので、土は外部から持ってきた腐葉土などをかけたりしたのですが、その腐葉土の中からカブトムシやらクワガタやらの幼虫がたくさん見つかりました。彼らは運良く参加者に持ち帰られていましたけど、そのまま足尾銅山で成虫になったら周りになんの木もないし、「ここはどこや!!」ってことになっていたと思います。
2012年11月23日
なぜ子供は走るか
[日常] 子供という生き物は街のいたるところで走り回る。
ぼくもはっきりは覚えてはいないが、幼少の頃はそれなりに駆け回って怒られていたのだろう。なぜ、子供はついつい走ってしまうのだろうか。
Yahoo!知恵袋的なものではこの手の質問に対して、「なんでしょうねえ。科学的には分かりませんが、エンジンのようなものがついているのでしょうか」というのがベストアンサーに選ばれていた。おいおい、ワーストアンサーだろう。
自分のことを振り返りながら考えてみたが、これはきっと「もどかしさ」というのが原因のひとつにあると思う。頭ではその未知なる体験がすぐそこに見えているのに、歩幅が小さいとかで、肉体が追いついていないのだ。
だからそのワクワクを早く手に入れたくて、そのために歩いていくのはもどかしいから走るのだ。エンジンがどうとか、元気だから、とかじゃない。
みんなセグウェイとかを持ってたら子供は走らないと思うんですよ。
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本日24日(土)に鍋放送をします。
■日時:2012年11月24日(土) 20:00頃~23:00頃。
■出演者:とくお組のメンバーいっぱい
■視聴方法:当サイト トップページにて(Ustream)
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