とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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佐川男子を目指す。
[日常] 佐川男子っていうのは時間を守らない男っていう意味じゃないのね。
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僕は基本的に、時間に遅れない男である。
一生のうちでトイレに入っている時間は何ヶ月だとか、寝ている時間は何年だとかいう計算があるけれども、僕が人を待った時間というのも何ヶ月分かぐらいは溜まっていると思う。で、最近は遅れてくる人に対して何か怒りを覚えるというようなこともなくなり、むしろその堂々たる遅れっぷりに「憧れ」を抱くようになった。
僕も遅れてみたい! 待たせてみたい! という感情である。もう何ヶ月も待ったんだから、残りの人生、少しずつ時間を返してもらいたいというねじ曲がった論理である。
ただ、僕の交友関係を見渡してみても「遅れる人」ばかりなので、5分10分遅れたぐらいではなかなか待たせることは難しそうである。あまり待たせると帰られそうだし。
どっちが遅く着くかのチキンレース。沖縄の人みたいに、約束の時間に家を出るぐらいの度胸が欲しい。
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日常 日時: 2012年11月27日 23:18 |
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