2024年06月17日
式
[日常] 式で乾杯の挨拶をした。
よく考えたらドラマで結婚を取り扱うことも多くて、ドラマなのでたいていは「うまくいかなそうな二人」が連続ドラマを通して最後はハッピーになるということを描いてきた。
最近はマッチングアプリなどで「共通の趣味」などの条件を軸に巡り合うことが多いそうだ。ただ、価値観や趣味などが「共通」してることが本当に夫婦にとっていいかというと、必ずしもそうではないと思っている。
別に同じテレビ番組を見なくてもいいし、同じものを無理して食べなくてもよい。むしろ価値感が離れているほうが、人生は二倍楽しくなる。というのが持論でもある。
ドラマではそういった離れた価値観の中で、二人だけのルールを新たに見つけていくことが大事、というような描き方が増えてきた。特に相手のことを受け入れる必要もないし、受け入れてもらう必要もない。まったく新しい第三のルールを作ればいいのである。
そのようなことを挨拶で言ってみた。
2024年06月16日
しんどいぞ
[日常] ここに来て日記の更新がしんどいぞ。土日は特に動きがないからなぁ。
今日は月曜夜の締切に向けて原稿を書いていて、暑いなぁと思いながら、アイスコーヒー飲んだり、アイス食べたりして、原稿書いて、そしたら夜になって久々にビールを飲んだ。
明日、知人の結婚式で短い挨拶をするのだけど、新郎の方と面識はなく、名前が智○さんなので、まあ一応念のため読みを確認しようと思ってWEB招待状を見直したら、「NORIーー」と書いてあって、あっぶねええ、となった。すっかりトモかと思い込んでいた。
僕の下の名前は100人に1人ぐらいは「ひろし」と読む人がいるけど、そういうトリッキーな人は稀で、たいていは「こうじ」と読んでくれる。名前にストレスを感じない一方で、名字はレストランや電話口で聞き取ってもらえないことが多い。
「とくの」「とくのう」「こくお」「こくぼ」一番ひどいのは「こくおう」というのもあった。もう、これは自分の滑舌の問題じゃなくて、相手のリファレンスに「とくお」の組み合わせが存在しないせいなのである。だから、本人確認が厳密に必要じゃないレストランなどは、「六本木」とか「碑文谷」とか、分かりやすい名前にすることが多い。
問題は呼ばれても気づかないことがあることだ。
2024年06月15日
挨拶
[日常] 結婚式の乾杯の挨拶を考えている。短くないとなぁ、やっぱり。
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だいぶ暑くなってきた。梅雨らしさを感じる前にもう夏らしさを感じている。
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すっかり酒を飲まなくなった。特に禁酒しているわけではないけど、惰性で飲むのをやめたという感じ。ビールをケース買いしているが全く減らない。飲みたい気持ちは1,2分我慢すれば通り過ぎる。ニコチンみたい。
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中華料理店で昼ご飯を食べていたら、おばあさん同士がずっと健康の話をしていて、年寄りあるあるやなぁと思って聞いていたら、「ハワイでゴルフしてるときにカートから落ちて腰をやった」とか、心臓の弁をアメリカで替えたとか、いちいちエピソードが金持ちだった。
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今まで没になった企画書やプロットはゆうに100作は超えるけど、その中でも覚えているのは、主人公がただ良い車に乗ってドライブするだけの、大して何も起きない二時間映画。今だったらもうちょっとうまくかけるかなぁ。難度が高すぎた。
2024年06月14日
眠くなると
[日常] 今日もへとへとで帰ってきた。
締切に追われると最終的に削られるのは睡眠で、寿命と引き換えに原稿に立ち向かわねばならない。それはいつも一応避けようとは思っているのだが。
眠い時に原稿を書くと、半分夢を見ているような脈略のないセリフを書いていることがある。これで分かったのは、人間は意識がなくなって眠るわけじゃなくて、眠っている状態というのが先にあって、そこから意識が落ちていくのだ。
なので、僕は眠っている間に脈略のないことを書いていることがあるので、かならず最後には妙な間違いがないか、見直して送ることにしている。
この日記ももう半分眠りながら書いている。まだ夢の内容は出てきてないから起きてはいるみたい。
2024年06月13日
差異
[日常] 毎日書いていると、書けないことも起きる。
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僕は結構、周りの人の様子の変化には気づくほうだ。
だからといって適切に対処できるかどうかは別問題だが、たとえば「昨日の○○さん」と「今日の○○さん」の僅かな変化には気づく。初歩的なことでいえば髪を切ったとか、そういう外見的なこともあるし、今日はどこか機嫌が悪そうだとか、そういう内面的ことも含む。
振る舞いの差異に気づきやすいのは、同じことを繰り返しながら僅かな違いを積み上げていく、演劇の稽古をやってきたからかもしれない。演劇は演技の違いを見極めて、それがどの方向に進んでいるのか、いいのか悪いのか、思い込みをなるべく捨てて観察しなければならない。それを日常でも自然にやっているということだろう。
女性はよく男性の振る舞いの違いで浮気を察知すると言われるけど、僕もそれは得意なほうだと思う。
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また最近、睡眠時間が減ってきたように思う。メンタルは普通である。
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週末は知人の結婚式に行く。スーツを着てみた。入った。一安心。
2024年06月12日
マクドナルド
[日常] 今日も今日とて疲れ果てた。夕方から打ち合わせで21時頃に帰宅し、原稿を直して23時に送信、そして溜めたドラマを見ながら今。
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蟻を見なくなった。全滅してくれたのかもしれない。が、油断はできない。あいつらを甘く見てはならない。
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NHK映像の世紀「バタフライエフェクト」で、ルート66の特集をやっていた。ちょうど劇団の新作にも関わってくる題材。ボニー&クライドは出て来ないけれど。
マクドナルドがルート66沿いに出店したのが始まりだったとは知らなかった。しかもマクドナルド兄弟だったなんて。
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兄弟で同じ仕事をするという感覚って、どんな感じなんだろう。
僕には四歳上の兄がいるが、仲も良いし性格も割と似ていると思うのだけど、同じ仕事をしている姿は想像できない。
あと、似たもの同士であるがゆえ、仕事が原因で仲が悪くなってしまいそうな気もする。適度に仲が悪く、プロットを書いてくれる弟はいないだろうか。
2024年06月11日
ポスト
[日常] 隣の家から異臭がする。そしてまだ住人を見たことがない。中がゴミ屋敷のようになっているのかもしれない。
ひと昔前まではよくゴミ屋敷は半分面白おかしくバラエティや地域のニュースなどで「片付けられない人」のような紹介をされていたが、あれはディオゲネス症候群のケースもあるだろう。度合いによっては個性と言いきるには無理があるように思う。
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締切である。逃れるためにパンを買いに行き、ついでに十日ぐらい出し忘れていた封筒をポストに入れた。
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ポスト。
赤ちゃんポストという名前はやはり適切じゃないように思う。仕組みについてのことではない。ポストというのは投げ入れるようなイメージだし、どこかに届けるものじゃないので意味的にも合っていない。代わりに考えられた「こうのとりのゆりかご」は考え過ぎだし、長すぎる。
英語だとbaby hatchとかbaby box。ベビーボックスもしくは赤ちゃんボックスで良かったのではないか。
というふうに、世の中の名前についてあれこれ考える。
2000年前後に大量発生したJなんとかとか、Eなんとかという名称は当時、全てセンスがないと思っていた。Jリーグ、Jフォン、Jアラート、Eメール、E電、Eコマース、みたいなやつです。
2024年06月10日
宇宙刑事
[日常] 道路でサイドカーを見ると、宇宙刑事ギャバンのサイバリアン(サイドカータイプの乗り物)を思い出す。記憶が古すぎて曖昧になっていたけど、改めてサイバリアンを見ると、あのサイドカー側には乗れないんですね。誰が乗るんだろうってずっと思ってた。
サイドカーは自分の命をまるまる運転者に委ねている感じがします。車やバイクの”同乗”と何が違うのか、と言われると難しいんですが、僕が運転者だったらうっかりサイドカーだけをぶつけてしまったりとか、気づいたらサイドカーだけがなくなっていたりとか、そういう失敗がありそうなんですよね。
なのでサイドカーに乗っている人を見ると、ついつい「運転者をそんなに信用していいのかい?」という気持ちになるのです。
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「失敗国家」というネーミングにセンスを感じる。あくまでネーミングの話であって、中身の話ではない。そういった国家のことを嘲笑しているわけでもない。
failed stateをどう訳すか、という時に「破綻国家」とか「崩壊国家」なんて言うこともあるし、最近では「脆弱国家(fragile state)」と呼称する機関もあるらしい。
だけど個人的に日本語訳としてセンスを感じるのは「失敗国家」。あくまで僕の中での解釈だけど、失敗というのは恒久的なものではないし、取り返せるという意味を含んでいて、希望もわずかに残っているからだ。
2024年06月09日
サイエンス
[日常] 郵便ポストに投函しようと思ってリュックに入れたまま忘れている封筒がくちゃくちゃになっている。何かのついでに、と思うのだが一生思い出せる自信がない。
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完全に負けていた将棋の最後の最後に相手がミスをして勝った。古畑の将棋回も面白かった。細かなところではありえないと思うこともあるけど、ちゃんと将棋連盟の監修も入っているし、ありなのでしょう。
30年前のドラマなのに藤井聡太みたいな若手棋士が出て来て面白い。きっと中原さん(重鎮)と羽生さん(若手)みたいなモチーフだと思うけど。まんま羽生さんの特徴に寄せると良くないので、デフォルメしたら図らずも藤井さんみたいになったということだろう。
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Youtubeで物理学者の野村泰紀の授業のようなものをずっと見ていたら一日が終わった。
2024年06月08日
犬
[日常] 今日は朝5時に起きて原稿に向き合い、9時半に送信して仮眠。15時から打ち合わせで20時に帰宅。久しぶりにビールを飲んで今。
相変わらず蟻が無限に出てくる。前の住人は一年でこの家を出ていったそうだけど、この蟻地獄が原因なのかもしれない。
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犬の本を読み始めた。
実家で飼っている犬は15歳ぐらいになる。立派な老犬で最近は耳がよく聞こえないらしい。僕は実家にたまにしか帰らないが覚えているようで、吠えたりはしない(来客や宅配便が来ると狂ったように吠えるらしい)。
数年前にはヘルニアの手術をしていた。トイプードルなので胴が長く、腰に負荷がかかりそうなデザインなので仕方がないのかもしれない。
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TVerで古畑任三郎を見ている。
中学生か高校生の時に夢中になって観ていた気がする。今見ても色あせず最高である。見ている途中で何度もセリフの妙に「天才……天才」とつぶやいてしまう。
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