2017年04月28日
話し疲れて
「聞き上手 方法」で検索。
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若い頃からそうでしたが、人の話を本当に聞きません。
違うと思ったらすぐ訂正しちゃうし、面白い話があると思ったら一方的にずっと話してしまう。でもそれではやっぱりいかんなとずっと思っていて、何とか聞き上手にならなければと、日々方法を模索しています。
ネットによると、人の話を聞く:話す=7:3が望ましいそうです。
でも、世の中の人がみんなこれを実践したら、3:3みたいな感じになって会話が結構スカスカになるんじゃないかと思うのだけど。東京のカフェにいる面白みのないカップルみたいに。まあいいか。
これ、なんでそんな風に思うようになったかと言うと、台本を書いてて「ああ、これはわざわざ言葉にしなくても伝わるな」ということが分かってきたから。わざわざ自分の心情を全部話さなくても、周りの空気がわりと埋めてくれる。
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FODで 「&美少女 Next Girl meets TOKYO」の第四話が配信されています。「下北沢 16:00」編の脚本を書いています。
フジテレビでも5月17日の深夜2:00~放送です。本当に深夜だ。
2017年04月18日
self control
かりん塔のさらに上ってこんな感じの所だったような。
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毎日体重を量るようにしている。
以前は毎日量っていたが、面倒になってやめていたらいつの間にかだいぶ太っていて、ああやはり毎日自分を監視することは重要なのだと思った。
これは体重に限ったことではなく、ちょっと最近調子乗ってんじゃないかとか、仕事をサボり始めてんじゃないかとか、いろんな自分の変化に対して野放しにすると、どんどん悪い方向にずれていくこともあるのだと思う。
大人になると途端にいろんな物差しを外されるので、自分がどのような状態にいるのか、どのような方向に進んでいるのか分かりにくい。たまに脳年齢83歳とか診断されて立ち直れなくなるけど、人間性も可視化した途端に「わりとクズです」とか診断されないか心配。
パラパラ漫画にすると、どんどんクズになっていく自分。
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デジタル時計がどうも苦手。
アナログ時計の素晴らしいところは、現時間だけではなく、目標とする時間までがパッと見て相対的に分かりやすいというのがある。たとえば16:50という情報だけではなく、17:00までの体感が分かるということ。
あと、デジタルは24時間制に一生慣れない。12を毎回引いてる。
2017年04月16日
kakifurai
[日常] ずいぶん前のカキフライ。
はじめたんじゃなくて、はじまりました。
店主も「カキフライはじまっちゃったなー」という感じでこの張り紙を作ったのだろう。下になんかごちゃごちゃ書いてあるなと思ったら「**kakifurai**kakifurai**kakifurai**」。デザインにも余念がありません。
小学生の時に「窓ガラスが割れました!」と言ったら「窓ガラスは割れたんじゃない、君が割ったんだ」と余計に怒られたことがあって、うーわなーんかつまんない先生だなあと思ったまま30年あまり記憶に残っています。
その先生はきっと、この店主に対しても説教するでしょう。「はじまったんじゃない。はじめたのはあんただ」と。
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朝鮮中央テレビの生放送をYoutubeのストリーミング放送で見ていた。
かの国の軍事力についてそんなに詳しいことは分からないけど、この稚拙な映像技術を見る限り、軍事力もかなり未発達なんじゃないかという気になってくる。
実際に軍事力を見せつける場面はそうそうないだろうから、舐められないためにはもっと映像に力を入れるべきではないだろうか。
2017年04月14日
クソみたいな弁当屋
[日常] 近所にクソみたいな弁当屋がある。
と言っても、僕は非常にハマっていて最近よく利用している。店主はおじさんが一人いるだけで、メニューは短冊に手書きで書かれたものが貼り付けられていて、シとツの区別がついておらず、メソタイ・コロシケ弁当などと書いてある。
初めて店に行った時、誰もいないので「すいません」と声を掛けると、店主は奥からチラッと顔を見せただけで出て来なかった。なるほど、ここから言えばいいのかと大きな声で「唐揚げ弁当ひとつ」と言うと、特に返事もなく動き始めた。
あらかじめ揚げてあった唐揚げをパックに詰めて、途中「ひるおび」が気になってご飯をよそう手を止めたりしながら、ビニール袋に入れて、ようやく店頭に出てくるとドンッとそれを置いた。
無言である。
え?「唐揚げ弁当、580円です」とか、そういうの無いの? と面食らいながらも、小銭を出して、店主に手渡そうとしたら、今度は小銭を入れる受け皿を指差した。ここに置けというのである。すごい、これは無愛想にも程がある! 徹底してる! とむしろ感心した。
もちろん「ありがとうございました」もなく、すぐに店の奥に引っ込んでひるおびを見始めた。もう、意識はずっとひるおびなのである。そんなに面白いか、ひるおび。(ちなみに、テレビ対しては「……明日、雨かよ」などと声を発する)。
それから数回通ったのだが、昨日はカレー弁当を買って、おつりをもらうときにその店主が「……(スーッ)」と息を吐いたことに気が付いた。
その時は大して何も思わなかったのだが、家に帰ってカレーを食べていると、ふとその事が頭をよぎり、ある可能性が思い浮かんだ。あのクソ店主、もしかして、「(ありがとうございま)スーッ……」と言ったのではないか? と。
思わずカレーをすくう手が震えた。あいつは頑張って、勇気を出して、僕に精一杯のお礼を言ったのではないか? と。こっちの思い違いかもしれないし、結果的には息漏れでしかなかったけど、そうではないか? と希望を持たずにはいられなかった。やればできるじゃん!
次はもっと大きな声が出せることを祈りつつ、僕は明日もその弁当屋に通うだろう。
ちなみに、全然美味しくない。
2017年04月12日
靴が来ない
[日常] 店で靴を買うのが面倒で。
何が面倒って、あのかさばる箱を持ち帰るのが。ということで、今回はAmazonで注文したのだけど、うっかり中国の業者の靴を買ってしまい、すぐ欲しかったのに船便でゆっくり二週間かけて運ばれてくるのを待たなければならなかった。
二足買って一足は来たのだけど、もう一足は多分まだ、東シナ海あたりを移動中か。結構大ごとな話に見える。別に中国製がどうとかは思わないけど、船便は遅いな。
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「豆腐プロレス」の最終話を書き終え、全話脱稿しました。
桜の前でポーズを取るいっけいさん。
脚本作業は概ねどのドラマも、打ち合わせする→家で書く(初稿)→打ち合わせする→家で修正する(第二稿)→打ち合わせorメール→家で仕上げる(第三稿)→入稿・製本、というような流れです。打ち合わせは局Pと監督を交えてします。
昨年の8月くらい(ナシゴレン課)から毎日のように六本木に通っていますが、しばらくまだ通い続けます。六本木には全然詳しくならないけれど。
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「&美少女 Next Girl meets TOKYO」というオムニバスドラマの四話を書いてます。
4月26日あたりからFODで配信され、その次の週か、フジテレビの深夜でも放送されるようです。「東京のどこか×時間」で待ち合わせをしている設定だけが与えられて、あとはご自由に……という20分ぐらいの短編ドラマです。
僕は「下北沢×16時」というお題を選びました。演劇を続けているおじさんにダサいチラシを渡され、「観に来て欲しい、絶対面白いから!」と勧誘された女子高生が困惑するという話です。
監督は古厩さん。偶然ですが、「徳山大五郎を誰が殺したか?」と「警視庁ナシゴレン課」でもお世話になった監督です。よろしくお願いします。
2017年04月10日
現実を直視
友人から「二月末に子供が生まれました!」とLINEがきた。遅い。
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最近、15分昼寝しようと思ったら90分を越えています。
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何を食べても美味しく、どれだけでも食べられるため体重増加が止まらず、体重計からも目を背けるようになり、さらに体重が増加するというスパイラルに陥っています。
とりあえず体重計に毎日乗るということを再開して現実を直視し、受け入れることから始めます。
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[日常] ドラマ「豆腐プロレス」を書いています。
全24話中、14話分を担当していて、そろそろ書く作業は終わりに近づいています。脚本において、料理やスポーツを描写するのはすごく難度が高くて、今回もプロレスのシーンを書くのがとても難しいです。技とか試合運びは勿論ですけど、その躍動感や熱量をどう文字で伝えるかという。
僕がいくつか読んだ中では「感情から書く脚本術」という本が役に立っているのですが、そこには、脚本は「描写」するのではなく「想起」させるものです、というくだりがあって、それを読んでから少しずつ書き方が変わりました。
うまく描写しようとしても難しいけど、動きや状態を(監督やプロデューサーや俳優に)想起させるほうに重きを置けば、半分くらい気持ちが楽になります。
上の本の何がいいって、日本語訳が自然です。いいこと書いてあっても日本語訳が悪いと読む気がなくなりますよね。「それが君の最もやらなければならないことの一つだ」みたいなこと書く人ね。
2017年04月08日
豆腐プリンシパル
[日常] 4月になりました。
パチパチ文字を打って、こつこつ仕事をしている今日この頃です。仕事の事も劇団の事もここであえて書くことが無くなり、かと言って食べたラーメンのことを書いてもしょうがないし、という感じで放置してしまいました。僕の近況を書いても興味ないだろうし……と思うとますます。
とりあえずその近況ですが、1~2月は乃木坂46三期生「3人のプリンシパル」という舞台をやっていました。一幕はオーディション形式、二幕はそこから観客投票で選ばれた3人が本番に立つ(30分くらいのお芝居がある)という形式で、これは乃木坂の1期生たちが通ってきた伝統舞台でもあります。
僕の役割としては、迷わないように道案内をして、その道で精一杯走ってもらうことでした。あのマラソンとかで前をゆっくり走ってる白バイの人です。
でも僕もそんなにできた人間ではないので、白バイが違う道を曲がってしまってみんなついてくるという事もありましたし、逆に僕だけが走ってる時もありました。まあ、なんでしょうね、過酷だし、意義も分からないかもしれないけど、演劇は楽しいもんだということが伝わったらいいなと思っていました。卒業後の選択肢に「女優? 絶対ないない」とならないように。
本番中はたくさん泣いている姿を見ましたが、背中をさするわけにもいかないし(捕まる)、偉そうなこと言うのも違うし(うざい)、とりあえず死なないように良いところを褒めていたら、インフレを起こして「慰めるためのウソだ」と、信じてもらえなくなるという、こっちも涙に濡れた日々でした。
まあ、涙に濡れたのは嘘ですけどね。
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そして、半年間やっていた「豆腐プロレス」の原稿もようやく終わりが見えてきました。最初に立ち上げる時は大変だったけど、なんだかんだ書いてる時、楽しかった。
こちらはまた落ち着いたら。
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