とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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相手の攻め
[日常] 実家の本棚に並んでいる星新一全集を読み返しているだけで一日が終わる。
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そんな中でも、僕の本棚には将棋の本が多い。
羽生さんが出てくるよりも、少し前の世代。父親のものもあるけど、自分のもたくさんある。実力的には小学三年生ぐらいの頃がピークだったと思う。まあ、わざわざピークと呼ぶほどの腕ではない。
この手のゲームの難しいのは、「相手は何をやってくるだろうか」と相手の立場に立って考えなければならないところだ。自分がこう攻めたい、と考えるだけでなく、相手ならどう自分を攻撃するだろうか、とあまり考えたくもないことを考えるという訓練をさせられるのだ。
よく守るために、相手の攻めを読む。
野球でもサッカーでも、ひいきではない方のチームに視線を移して、ましてや応援するなんてことは生理的にすごく難しいことだ。正確には、そういう思考でゲームを楽しむことが難しい。ただ、そうすることで見えてくる視点というものはあるはずで、監督さんなんて職業の人はきっとかなりの比率で相手のことを考えているんだろうと思う。
昔の戦国武将とかも、優れた人は皆、そうなのでしょう。
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日常 日時: 2014年10月13日 12:29 |
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