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[日常] 東京に帰ってきています。

先日、「思い出のマーニー」を観ました。あまり気にはなっていなかったのですが、ちょうど時間があったので入ってみました。

同じジブリ作品である「となりのトトロ」は、主人公姉妹の母親の病気をきっかけに、夏に家族で空気の良いところに引っ越して、そこで姉妹は他の人には見えない「トトロ」に会う(上映40分後ぐらい)という話です。

一方、「思い出のマーニー」は、主人公の杏奈が喘息をこじらせて夏に北海道へ移り住み、そこで他の人には見えない「マーニー」に出会う(上映40分後ぐらい)という導入。

そこまでは「おいおいトトロやん!」と思いながら見てたんですが、さすがに後半は話も独自路線に入っていきホッとしました。

僕は小さい頃から、「バービー人形」とか「スーパーマン」とかが持つバタ臭さというか、「ガイジン感」が生理的にあまり受け付けない、その手のファンタジーには抵抗がある子供でした。 きっとフランダースの犬(観たこと無い)とかも結構ダメで、金髪の子にくわえて設定までファンタジーだと、ファンタジーを二度塗りしてるというか、ついていけなかったんです。それが、「思い出のマーニー」の宣伝を観ても同じことを思ったのでした。

ガイジンというファンタジーと、幻想のファンタジーが混在してケンカする感じです。

これは原作は海外の児童文学だったと思うけど、設定を日本に変えています。マーニーを日本人にすればいいかというと、難しいところかと思いますが、僕はまあ、日本人のほうが良かったかもしれないと思いますね。「思い出のまさみ」とかだとやっぱり地味になっちゃうんだけど。


日常 日時: 2014年08月09日 10:32 | 

とくおNOW

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