とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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ゴジラ
[日常] 先日、映画の「ゴジラ」を見ました。
ゴジラって、しゃべるわけでもなく、感情を見せるわけでもなく、行動で示す(背中で語る)タイプのキャラクターだと思うのだけど、映画の終盤でちょっとだけ「任せとけ」みたいな顔だったり、寂しそうな目を見せたりする擬人化演出があって、それは……と思いました。これは別に昔からあった演出だと思うけど。
あと、人間が鑑賞する以上、必ず人間ドラマもセットになってくるわけだけど、そのよくある欧米の家族愛みたいなものがどうも、ゴジラのスケールと比べると「どうでもええやん」みたいな感じになってしまって、もっとゴジラ級の家庭崩壊とか無いのかなあ……と思いながら鑑賞しました。
いやはや、難しいとは思います。どうしても巨大なものを前にしたら、人間のできることって、「守る」っていう受動的な目的しかない。ゴジラが目の前にいるのに、大リーガーを目指したりはできないわけです。物語としては動かしにくい設定だと思います。
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日常 日時: 2014年08月04日 22:28 |
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