とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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身体の声
[日常] 僕はおそらく酒や煙草、違法薬物などに手を出すと、とことん依存してしまう「依存体質」です。つまりどっぷりハマッて抜け出せなくなってしまい、廃人になってしまうタイプ。
もちろん、実際に抜け出せなくなったことはないのだけど、自分の身体はそういうふうな”つくり”になっているということを、いつしか自覚するようになりました。だから、逆説的にそういったものには手を出さないと思えるのです。
できるだけ長く生きるためには、自分はどれぐらい眠らなければならないとか、どれぐらい食べればいいかとか、身体の特徴や状態に「耳を傾ける」ことは重要なのでしょう。無意識のうちに身体を痛めつけていないか、甘やかしすぎではないか、何かのシグナルが出ていないか、など、今さら身体と対話するのは馬鹿馬鹿しいと思いがちだけど、案外、自分は自分の身体のことを分かっていません。
話はズレますけど、スポーツ選手の何がすごいって、自分の身体がどう動くかということを(ミリ単位で)分かっていて、なおかつ正確にコントロールできる点です。練習というのは、いわばイメージと実態の誤差を縮める作業なのでしょう。
僕は小学校三年生の時にキックベースで、ホームランを打つイメージで空振り三振をしたことがありますが、それは明らかに自分の身体が見えていなかったのです。
自分自身を見つめる、というのは何も精神的なことだけではなく、肉体的な意味でも重要だな、と思う今日この頃です。
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日常 日時: 2014年05月20日 01:18 |
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