平常心を装う
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[日常] で、今回のノーベル文学賞をとられた方もそうだし、たしか山中伸弥氏の時もそうだったけど、受賞したときに「普通に家族とご飯食べてた」とか「壊れた洗濯機を直そうと思ってた」みたいな日常風を装うのが格好いい。そこには、電話の前で今か今かと待っていない美学がある。

本当なのかよ、と思う。

僕だったら数日前から全然眠れなくて、何度もスウェーデンのサイトを気にしたり、関係者に「電話ない? ねえ、ないの?」とか聞いちゃうと思う。家族もなんだか浮き足だって、めちゃくちゃ田舎くさい盛り上がり方をすると思うのだ。それでいいじゃないか、ノーベル賞だぞ。

ちなみに亡くなった作家の西村賢太氏は芥川賞を受賞したときに、受賞の連絡を受けた時は何をしていたか、という質問に「風俗行こうと思ってた」と答えていた。

それは本当だと思う。


日常 日時: 2024年10月10日 22:00 | 

とくおNOW

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