とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
[an error occurred while processing this directive] [an error occurred while processing this directive]
« ノーベル賞
|
メイン
|
シャーペン »
平常心を装う
[日常] で、今回のノーベル文学賞をとられた方もそうだし、たしか山中伸弥氏の時もそうだったけど、受賞したときに「普通に家族とご飯食べてた」とか「壊れた洗濯機を直そうと思ってた」みたいな日常風を装うのが格好いい。そこには、電話の前で今か今かと待っていない美学がある。
本当なのかよ、と思う。
僕だったら数日前から全然眠れなくて、何度もスウェーデンのサイトを気にしたり、関係者に「電話ない? ねえ、ないの?」とか聞いちゃうと思う。家族もなんだか浮き足だって、めちゃくちゃ田舎くさい盛り上がり方をすると思うのだ。それでいいじゃないか、ノーベル賞だぞ。
ちなみに亡くなった作家の西村賢太氏は芥川賞を受賞したときに、受賞の連絡を受けた時は何をしていたか、という質問に「風俗行こうと思ってた」と答えていた。
それは本当だと思う。
Tweet
日常 日時: 2024年10月10日 22:00 |
パーマリンク
« ノーベル賞
|
メイン
|
シャーペン »
とくおNOW
[an error occurred while processing this directive]