秘伝のタレ
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[日常] うなぎが食べたくて鰻屋に行った。

そこは創業50年になるらしく、オーナーのおじさんと常連客がカウンターで話していた。何かあったらタレを持って逃げなきゃいけない、みたいなことを言っていた。いわゆる、創業以来継ぎ足し継ぎ足しで使ってきた秘伝のタレなのだろう。

大学受験のときに、その秘伝のタレに関する問題があって(どんな問題だ)、何回か継ぎ足していくと、元のタレの濃度は限りなく薄くなるので数学的には無視していいみたいな、元も子もない答えだった。結局、何十年も継ぎ足してるんです、みたいなのはあまり意味がないのだ。

もちろん、そういうことではないことは分かっている。継ぎ足しているという伝統を重んじる気持ちが美味しさに繋がっているのだろう。料理は愛情!


日常 日時: 2024年08月19日 22:59 | 

とくおNOW

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