ポエム
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[日常] 今日は夕方16時の締切に向けて朝から書く。昼は近所の定食屋へ。隣の初老男性が食べていたかんぱち定食が美味しそうに見える。食事を済ませてまた家で仕事を続け、16時前に送信。

それから風呂に入りながら向田邦子のエッセイを読む。エッセイだけでは一冊にならなかったのか、後半は寺内貫太郎一家の台本が収められていた。世代が違うのでドラマは観たことがないのだけど、小林亜星が演じていたのは知っている。

台本はめちゃくちゃ面白くて、時代や文化の移り変わりはあるものの、全く色あせていない。”芝居”が描かれているので、俳優さんはきっと演じてみたくなるような台本だと思う。

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左腕がずっとしびれている。

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1994年が30年前、と言われることに実感がない。

この30年というのは短かった。この体感は、その時代を思い出せるかどうかの記憶の量によるのだと思う。30代からはさほど目新しい体験もなかったから、だんだん一年一年の記憶が曖昧になってきている、ゆえに短く感じるのだろう。

よく世間で言われる「10歳で体験する一年は人生でいえば1/10だけど、40歳で体験する一年は1/40だからあっという間なのだ」という言い回しがあるが、全く論理的ではないし、ただのポエムである。


日常 日時: 2024年05月21日 00:14 | 

とくおNOW

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