とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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衝突回避のテクニック
打ち合わせをしていると、意見のすれ違いというのはよくある。
それは会社員時代もそうだったし、世の中どこでもそういうものだろう。それぞれの立場、それぞれのアイデアがあって、その場で巻き起こる感情的なものも含めて、意見というのは衝突する。
脚本作りというのも、ごく限られた少人数で作り上げる割には、大きな人やお金が動くので、ハイハイと相手の言うことを聞くだけでは無責任だし、自分の意見を強引に通せばいいというものでもない。
だけど時には、どうも相手の意見は正しくなさそうだ、これは聞き入れがたい、と思うことがある。でも、相手は自分が正しいと思っていて平行線。そんな時に、僕が最終的に使うテクニックがある。
必殺、「Aさんと僕は、言ってること、同じですよね」だ。
実際は、真反対なことを言ってたりするのだが、掘り下げていくと誰でも「物作りに対する情熱は同じ」という当たり前な共通点に行き着く。とにかく何か近いところを見つけて「同じだ!」と言いきってしまうのだ。
冷静に考えたらおかしいのだが、意外にこれで「なんだ……一緒だったのか」と聞き入れてくれることがある。相手によっては「今まで、同じことに熱くなってたのか」と誤解してくれることも。自分の意見が0になるか100になるかではなく、50ですよねという風にすると、相手も譲歩の気持ちが芽生えてくるものだ。
実際は0なんだけどね。
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スタバのコーヒーにクリスマスブレンドが登場。
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明日、数少ない脚本家の知り合い二人(と言っても先輩)と飲もうということになっているのだが、その一人が「紹介制のバーがある」というので、今から怪しげな匂いを感じている。
なんだろう紹介制って。詳細は後日レポート。
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日常 日時: 2018年11月07日 01:29 |
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