とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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川を渡る
[日常] 今日買った本、Amazonにて。
「3年でプロになれる脚本術」「シナリオ12月号」「ドラマ11月号」です。後者二つは、気に入ったドラマがあると買って、台本研究に使っています。研究と言っても、読んで書き写すぐらいのことしかしませんが。
「3年でプロになれる脚本術」は脚本家の尾崎将也さんがブログで書かれていた内容に加筆されたものが本になっています。ブログで読んでいたので、ほとんど知っている内容でしたが、何度か読まないと(映画やドラマを何度も見るように)、なかなか血肉にならないので。
どうして脚本を書くことが難しいのか、自分の脚本に対する客観化が難しいのは何故かなど、何年か前まで悩んでいたことが明確に書いてありました。ただ、それは今だから理解できるけれど、やっぱり若い時に読んでも、悩みは解決できなかったかもしれません。
究極なところ、脚本は自分の書いたものが上映されないと、その間違いに気づきにくいのです。でも上映されるということは既にプロになっているということでもあり、そこの矛盾に苦しみ続けるのです。
努力をして技術を身につけることは川の上流に向かって歩いて行くこと。プロになるのは向こう岸に川を渡ること。だが、橋は上流にしかない。と書かれていますが、まさにその通り。僕の場合は橋も無いのに強引に向こう岸に渡ろうとしたがため、今こうやって、もがきながら勉強しているのです。
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日常 日時: 2016年12月04日 23:32 |
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